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アルトの冒険

スモーク

アルトの冒険

BOSS「アルトよ、よく聞け」



アルト「はい、BOSS]



BOSS「今、この世は魔王サタンに支配されている」



BOSS「お前に任務を与える」



BOSS「平和な世界をもたらすために、魔王サタンを討伐してこい」



アルト「はい、BOSS]



BOSS「頼んだぞ・・・」



こうしてアルトの冒険が始まった。

アルト・・BOSSがつけた名前だ。



BOSSの名前は知らない。

ずっと教えてくれない。



なにはともあれ、このサンビノ村からの冒険だ。



仲間はまだいない。



BOSSに教わった戦術で戦うのみ。



街を出た。





ん・・・



タララララララララララーーーーーーーン



ゾンビが現れた



アルト HP20

    MP5



ゾンビ HP80

    MP0



ゾンビの攻撃、噛みつき「ブシャ!!!」



   18のダメージ



アルト「まずい、残りHPは2しかない」

   「もう死ぬのか?」

   「なにかいい方法ないかな」



アルトの攻撃



   ゾンビへの説得



「おい、ゾンビよ。魔王サタンの手下か?よく聞け」

「僕も魔王サタン様の手下になりたいんだ、仲間になってくれ!」



ゾンビ「・・・・・キョヒ!?」



ゾンビはよろよろしている。



アルトはゾンビに土下座した。



「仲間にしてくれ!」



ゾンビ「アヒーーー?アヒアヒアヒーーー?」



こうして朝から夕方まで説得をして、ゾンビが仲間になった。



「よっしゃーーー」



「なぁ、ゾンビ・・普通に話せる奴らいないか?」



ゾンビ「ポケーー?ビハビハー?」



話にならん。



次の村に到着した。



エメスの村。

着いた瞬間に衛兵がゾンビを攻撃しようとしている。



衛兵「ゾンビだー!殺せー!!!」



アルト「待ってくれ!」



衛兵「何者だ?貴様!」



アルト「こいつは敵じゃない、仲間だ!」



衛兵「問答無用!」



衛兵はゾンビに槍で襲った。

ゾンビも応戦。



まずい、このままでは計画が狂う。



「おいゾンビ、逃げるぞ」



こうしてアルトとゾンビはモンスターの巣窟である

洞窟に逃げた。



「へっへっへ、人間だ。喰ってやる・・・ゴクリ」



そんなモンスターが山ほどやってきた。



するとゾンビはなにやら他のモンスターに奇声をあげた。



どういう意味かは知らないが周りから喰おうとしていた

化け物が去っていく。

そしてゾンビはアルトに道を案内した。



奥にあったのは紛れもない、魔王サタンの石像。



全モンスターが拝んでいる。



アルトも見習って拝んだ。



すると石像の頭部から真っ黒な闇の渦が目に見えるようになる。

そこから声が聞こえてきた。



サタン「この世界・・支配者は誰だ」



全員「魔王サタン様です!」



サタン「お前たちが生きていけるのは誰のおかげだ?」



全員「魔王サタン様のおかげさまです!」



サタン「なら、そこにいる人間は何者だ!」



全員が一斉にアルトに視線を向けた。



アルト「僕は、魔王様の手下になりたくてここまで来ました」



サタン「ほほぅ、人間ごときがなにを言うかと思ったら、、、くだらん」



アルト「本当です、命に代えてもお守りしましょう」



サタン「ぬっはっはっはっは。ならば貴様は人間を10人殺してこい」



サタン「それが貴様にできるのか?人間よ」



アルト「簡単です、できます。その暁には手下にしてくれますか?」



サタン「よかろう、ではまた来るがよい」



スゥゥゥゥゥゥゥパーーーーーン



闇の渦が消えた。

またさっきの石像に戻った。



「お前どうするんじゃ?」



え?

なんで?



アルトはビックリした。



さっきまで何を言っているか分からないゾンビの声が分かる。



ゾンビ「お前、魔王様に嘘ついてるんか?」



アルト「え、いや、嘘などつかない」



ゾンビ「おれはサンビノ村から出るのを見てたぞ」



ゾンビ「もし嘘ついたら魔王様に言うぞ」



アルト「ゾンビ、僕に力をかしてくれないか?」



ゾンビ「力?」



アルト「サンビノ村をぶっ潰す」



ゾンビ「ケケケケケケッ、人間でもまともな奴がいるんだな」



ゾンビ「他にも仲間呼んでやる、おーーい」



そこに現れたのは、半魚人だった。



ゾンビ「半魚人のワッペンだ、挨拶しろ」



アルト「どうも、ワッペンさん、よろしく」



ワッペン「潤い命の半魚人とは俺様のことよ、よろしくな」



こうして最初の出発点である、サンビノ村に3人組は向かった。



アルト「お前たちは、お腹すかないの?」



ゾンビ・ワッペン「バッカジャネーノ、人間だけだろ」



アルトは、旅用のカバンからパンを取り出してかじっていた。



アルト「ここがサンビノ村だ」



ゾンビ「へっへっへ、殺すぜー!」



アルト「ちょっと待て、俺がやる」



ゾンビ「なんでなんで?おいしいとこもってくの?」



アルト「そうだ」



アルト「お前たち、ちょっと待っててくれ」



そういうとアルトはBOSSのもとに向かった。



BOSS「なんだ、まだ行っていなかったのか?」



アルト「BOSS、死んでくれませんか?」



BOSS「血迷ったか・・・」



アルトはBOSSから旅に行く前に貰った聖剣で心臓を突き刺した。



BOSS「グホッ・・・お前・・・」



アルト「あとの時代は僕に任せてください」



そのあとも何十回も聖剣で刺しまくった。



その後も老人、子供、なにもかも問わず全員

血祭りにあげた。モンスターに比べたら弱すぎる。

人殺しの限りを尽くした。



そういしているうちに夕方になった。



俺達3人組は魔王の石像がある洞窟に戻った。



そしてまた祈りの時間を待つ。



その時間がやってきた。



いつもの黒い渦だ。



サタン「ふはははは、よくやったぞ人間よ」



サタン「お前もモンスターにして強くしてやろうか?褒美だ」



アルト「魔王様、ありがたく受け取ります」



サタン「なにが良いかな、いや、まてよ・・・。」



サタン「お前は人間だ、このサタンの右腕になれば世も安泰に進められる」



サタン「魔王城に来ないか?」



アルト「はい、魔王様のご命令ならなんなりと」



サタン「では、魔王城に来るがよい、もちろん一人でな。」



すると黒い渦が大きく開いた。

そこにアルトが引っ張られっていく。



ゾンビ「アルトー!がんばれよー」

ワッペン「いいなぁ」



アルトは深い闇に包まれて意識がとんでいった。



何世紀たっただろうか・・そんな感覚の眠りのような感覚だった。



サタン「起きろ」



ふわふわの赤色の絨毯に倒れているアルト。

目を開けるとそこには、初めて見た、石像や絵画、装飾の数々。



アルト「んーーー・・・」



サタン「目が覚めたか?」



アルト「ここが、もしかして・・」



サタン「魔王城だ、そして貴様の赤い絨毯の色は血だ」



アルトはうつむいて絨毯を見た。

色が均一でない事からすると、そうなんだろう。



アルト「魔王様、私への任務は?」



サタン「そんなものはない、お前が寝ている間にすべての世界は

    手に入れた」



サタン「人間はお前だけだ」



アルト「では、私は用済みですか?」



サタン「そういう事だ」



サタン「退屈しのぎに、一つおもしろい事をしようか」



アルト「なんです?」



サタン「どんなモンスターに変えてほしいか、名前を言え!改造してやる」



アルト「・・・・・・・」



サタン「どうした、なにもないのか?」



アルト「あります」



サタン「なんだ、言ってみろ、準備はできとる」



アルト「僕の持っているこの聖剣に命を捧げます」



サタン「ほほう、その剣に自分の命を吹き込むだけか?」



サタン「なんの意味がある?」



アルト「魔王様にこの聖剣を使ってもらえれば一生モノです」



サタン「剣か・・魔法だけで十分だが使ってみるのも悪くないな」



サタン「いいだろう、剣に命を吹き込んでやるわ!」



きらびやかな聖剣がアルトの魂が抜けると同時に

真っ黒に染まっていく。

そして、魔王はその剣を「アルトの剣」と名付けた。



魔王はその剣を振って試しに部下のモンスターを呼んで

斬ってみた。

すると、魔王の手が粉々に粉砕されて骨が砕け散った。

まだそこで終わらなかった。

手から胸に頭に足に、全身の骨もなにもかも粉砕されていった。



魔王は灰のように消えて亡くなった。



他のモンスターはそれを見てまもなく剣を隠し封印した。

「呪いの剣」として。



サタンがいなくなった後の跡目争いが勃発した。

さまざまなモンスターが殺し合い、天下を狙っている。



そんな時代が1000年続くが、これはまた別の話にしよう。



跡目争いの中、呪い剣の宝飾の一部から割れ目がバキバキと

ひび割れていた。

誰も、封印された間に入らないために知らない。



1年くらいたってようやく一つの割れ目がはじけた。



パリーン



その音と共に、真っ黒な呪いの剣が、きらびやかな聖剣に変わった。

そしてその割れ目からスーーーット人影が現実に現れた。



アルトだった。



みなぎる力、みなぎる野望、みなぎる正義。



アルトは魔王サタンの力をすべて吸収していた。

悪魔でも力だけだ。

思想や哲学は引き継いでない。

記憶も残っている。



アルトは、魔法を使えるようになっていた。

魔王サタンの恩恵だ。



呪いの剣と呼ばれてからその中で外の景色を見えはしないが、

気を感じていた。

何が起きているのかという気を。



アルトは、封印の間から出た。



案の定にモンスターが戦いあっている。

アルトは右手に光を宿した渦でモンスターに光を放った。



モンスター達は、一掃されていく。



そしてその作業をしながらアルトは5年かけてサンビノ村まで

歩いて帰った。



そこはもう村ではなかった。

ただの焼け野原。



アルトは魔法で建物を宿した。

そして以前に知っていた人間を魔法で蘇らせた。



アルトは目的の家に向かった。



アルト「BOSS、任務を果たしました」



BOSS「バカモン、わしを殺してなにが任務達成じゃ」



アルト「そういう計画しか思いつかなかったんで」



BOSS「まだ、モンスターがいるぞ?」



アルト「あれはサタンが死んで跡目争いです、全員始末しますか?」



BOSS「当たり前だ、まだ任務は終わってない」



人間とモンスターの全面戦争がこのあと約6000年もの間

勃発して続く。



さすがに今日は、ここまでにしておこう。


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