世界最強のゾンビになって生き返ったが、とりあえず元の世界に帰る旅に出る

カイガ

おまけ


「世界大戦編後編」終了時点での、主に活躍したキャラクターのステータス・人物紹介。さらには空白の五年間についてもちょっと解説。
ステータス詳細は大幅に変化した者についてのみ記載。


甲斐田皇雅 屍族→人族 18才
レベル900
職業 片手剣士
体力 20000000
攻撃 37527647
防御 17725000
魔力 18803500
魔防 18713000
速さ 55527000
固有技能 全言語翻訳可能 逆境超強化 強化共有 経験値取得量増加
制限完全解除 瞬神速 身体武装硬化 魔力防障壁 迷彩(+認識阻害、擬態)
複眼 夜目 危機感知 気配感知(+索敵、追跡) 鑑定 見切り 怪力 
魔法全属性レベルⅩ 魔力光線全属性使用可 聖魔法レベルⅩ 武芸百般 
技能具現化 王毒 毒耐性 超生命体力 瘴気耐性 分裂 限定超強化

*「限定強化」発動後、全能力値が約1000倍増加。
 バルガを討伐したことで名実共に世界一強い戦士になっただけでなく、歴代の戦士・兵士・初代異世界戦士も全て超越した戦力を持った者と評された。異世界で皇雅の名前が語り継がれるようになった。
*空白の五年間:日本に帰還した後、高校は卒業出来たものの浪人生となる。
 それからしばらく受験勉強生活を送っていたが、合間に陸上競技の大会に出場して、短距離種目で日本新記録を次々と更新していき一躍有名アスリートとなる。全力を出すと事件になる為、力を制限するべく自身の脳と筋肉をいじって力を好きに調整できる術を身につけた。それによって制限の下全力で走れるようになった。
 さらにカミラから教わった経済知識を駆使して、受験勉強の片手間で始めた株投資で大儲けに成功して億り人(投資によって資産が1億円を超えた人のこと)となる。
 一年後、勉強で大学に進学して陸上部に入り、世界選手権大会に出場してメダルを獲得する。
 また、異世界での戦闘経験を活かして総合格闘技にも出場して世界チャンピオンとなる。
 三年後、陸上競技と格闘両方でプロ契約を結んで、世界で稀に見る陸上世界トップスプリンター兼格闘世界チャンピオンとなる。株投資にも精を出した結果、資産が約五億円にまで増えた。
 プライベートについて、縁佳とは年に数回会ってあれこれ話をする仲に(いつもデート的シチュエーションになるとか)。
 大学では高校陸上部の後輩と過ごすことが多かった(同じ学部・同じ学科・同じ陸上部、さらに同じゼミにも所属してきた。何故か事前に皇雅の志望校および学部などを把握していた様子だったとか)。
 スポーツの世界では、多くのスポンサー企業らに声をかけられ、時には皇雅を潰そうとする輩が刺客(格闘技の世界の)を送ってきたがこれを全て返り討ち、報復でこっそりその会社を滅ぼしたとか。皇雅はあえて弱小企業と契約して、その会社を一躍有名にしたとか。
 そして五年後、縁佳たちと再び異世界に召喚されて、一年間近く鬼族の里にてアレンたち新しい家族と暮らしたとか。



アレン・リース 鬼《オルゴ》族(金角鬼種) 18才
皇雅による超強化の共有後
レベル350
体力 20000000
攻撃 15300000
防御 9200000
魔力 3000000
魔防 9100000
速さ 20020000
固有技能 鬼族拳闘術皆伝 雷電鎧 大咆哮 瞬神速 見切り 夜目 
気配感知(+索敵) 怪力 限定進化

*同じベーサ大陸にあるサント王国(五年後、サント共和国へと変わる)・竜人族のサラマンドラ王国と同盟関係を結ぶ。しかしそれらの国と正式な関係を結んだのは、鬼族の新たな族長が決まった約一年後となる。
 魔人族ネルギガルドを討伐したことで鬼族史上最強の戦士と称えられる。
*空白の五年間: 皇雅たちが元の世界へ帰還した年の年末に皇雅との子ども(双子)を出産。後に皇雅に二人の名前の漢字表記を付けてもらった(女の子は香蓮《かれん》、男の子は幸樹《こうき》)。
 カミラの協力も得ながら生き残った鬼たちで種族を繫栄させて、一年後に大きな里を興した。里の名前を「オグレス」と名付ける。
 同年、鬼族全戦士による族長の地位をかけた争奪戦を行い、最後はライバルのルマンドと壮絶な戦いを繰り広げた末、惜しくも彼女に敗れて族長の地位を取りこぼした。
 皇雅たちが元の世界へ帰ってから五年経った頃には、鬼族はサラマンドラ王国と比肩する程の戦力を有するようになる。定期的に竜人族と力比べを目的とした闘技大会を開いていたとか。
 時々サントの兵士団と竜人族などと共に災害レベルの魔物・魔獣を討伐していたとか。



高園縁佳 人族 18才 狙撃手
皇雅による強化の感染後
レベル230
体力 910000
攻撃 750000
防御 787000
魔力 850000
魔防 787000
速さ 660000
固有技能 全言語翻訳可能 気配感知(+索敵) 鷹の眼 隠密 気配遮断  
千発千中 雷電魔法レベルⅩ 嵐魔法レベルⅩ 水魔法レベルⅩ 属性狙撃  
魔力防障壁 限定強化

*空白の五年間:日本に帰還した後、高校は卒業出来たものの浪人生となる。そこから受験勉強をする日々を送り、翌年には難関大学に合格して大学生に進学した。部活で弓道部に入り、そのまま日本一の称号を手にする。また、小夜と美紀に勧められてアマチュアの射撃世界大会に出場して、そこでも優勝した。
 大学卒業後は射撃の腕を見込んだアメリカの警察にスカウトされて警察官になる。
 皇雅とは月に一回会って色々話をしていた(というか完全にデートしていた)。しかし五年後に皇雅に正式に交際を断られて失恋した。
 その後…警察官に就任してから一年目、アメリカの同僚に好意を寄せられ、新たな恋へ踏み出すべく彼と友達からの付き合いを始めたとか。



クィン・ローガン 人族 23才 戦士
皇雅による強化の感染後
レベル220
体力 1020000
攻撃 950000
防御 630000
魔力 1005000
魔防 630000
速さ 830000
固有技能 瞬神速 剣聖 炎熱魔法レベルⅩ 水魔法レベルⅩ 嵐魔法レベルⅩ
光り魔法レベルⅩ 聖魔法レベルⅩ 魔力防障壁 見切り 気配感知

*皇雅の「感染」の影響で新たな固有技能を発現した。「感染」が解けた後はレベルと能力値がほぼ元に戻ったが聖魔法は発現したままとなった。世界大戦終了後に倭の刀を授かる。
*空白の五年間:世界大戦が終わってから半年後、ガビル国王から正式にサント王国兵士団団長に任命された。それと同じ時期に「人族最強の兵士」として世界中から認知されるようにもなったが、クィン本人は倭の刀技を全てマスター出来てからその称号をもらいたいと主張していた。倭が見せた刀技を使いこなせるようになったのは皇雅たちが元の世界へ帰ってから約三年後だったとか。
 クィンが仲立ちとなって、サント王国と鬼族が同盟関係となるようにした。
 五年後、サント王国からサント共和国へと変わり、クィンは次の国王に推薦されたが本人はその継承を辞退した。彼女曰く、兵士としての自分がいちばんしっくりくるとか。
 同年、皇雅たちが再び異世界召喚された際に、ガビルが責任がどうとかでクィンを皇雅に嫁がせようとして騒然となり、彼女本人はこれを期に彼に再び関係を持とうと決めたとか。



ミーシャ・ドラグニア 人族 16才 軍略家
*空白の五年間:皇雅たちを元の世界に帰してからは母シャルネと共に旧ドラグニア領地へ移住して、領地を発展を進めた。各大国からの支援を得ながらの努力の末、二年後には正式なドラグニア領地を立ち上げた。同時にドラグニアの領主となった。
 そこから各大国…特にカミラと協力して世界の文明を発展させた。皇雅から教えてもらった文化・技術を元に、次々文明を進化させていき、五年後には皇雅がいる世界とほぼ同じ文明・文化へと発展させた。
 異世界転移で再びドラグニア領地へ呼び出した皇雅と関係を持つべく、お付き合いから始める許可をアレンからもらい、皇雅と恋人関係となった(ただし皇雅本人は友人関係としか見ていないとか)。



カミラ・グレッド 人族 19才
*空白の五年間:鬼族の繁栄・里の完全復興に貢献する一方で、ミーシャとともに世界の文明発展にも関わった。二人を中心とした開発陣で、皇雅から教えられた文化・技術をわずか五年で全て発明・実現してみせた。
 その後カミラは国籍(?)を鬼族の里「オグレス」に入れて、里の一部の地をもらうとそこに学校を建てて鬼族に学びの場を設けた。後にカミラはその校長に就任した。



米田小夜 人族 18才 呪術師
*空白の五年間:日本に帰還した後、高校は卒業出来たものの浪人生となる。そこから受験勉強の日々を送っていたが、その中で小夜の幼馴染(転移した後ずっと捜索していたらしい)に告白されて、結婚前提のお付き合いを始めた。
 翌年に大学に進学して心理学を学び、その知識に加え呪術師の能力を駆使して占い術を究める。その道で一躍有名になったとか。五年後には幼馴染と結婚した。



曽根美紀 人族 18才 盾戦士
*空白の五年間:日本に帰還した後、高校は卒業出来たものの浪人生となる。そこから受験勉強をする日々を送り、翌年に縁佳と同じ大学へ進学した。
 同じ学部の男子学生に恋をして交際を始める。しばらく経った頃その彼がアニメや漫画が好きなオタクと知ったが構うことなく交際を続けたとか。
 大学では格闘技を始めてその才能を開花させ、皇雅の伝手でプロ契約を結んだ。



鬼族
ルマンド 神鬼種 19才 魔術師
レベル350
体力 1200000
攻撃 93000
防御 730000
魔力 5510000
魔防 2000000
速さ 660000
固有技能 気配感知(+索敵) 大咆哮 魔力防障壁 魔法全属性レベルX 
魔力光線全属性使用可 神通力 瘴気耐性 限定進化

*魔石を体に埋め込んだことで能力値が約200倍上昇し、魔人族ベロニカを圧倒した。大戦終了後に魔石を取り外したが戦力は特に低下しなかった。
*空白の五年間:神鬼種と魔石との関係を明らかにすべく、生け捕りにしたベロニカに研究の協力をさせた。
 翌年に里「オグレス」を興した後、全戦士による族長の座をかけた戦いに参加し、決勝でアレンとの激戦をも制して新たな族長となった。



セン 堕鬼種 20才
*空白の五年間:サント王国の男性たち(たまに女性も混じっていた)に求婚を迫られて困惑していたが、センが「この中で一番強い人ならオーケー」と返事したのが火種となり、サントでセンとの婚約をかけた闘技大会が行われた。
 結果、なんと女性兵士が優勝してしまい、センはどうしたらいいかと悩む羽目になったとか。



ガーデル 堕鬼種 17才
*空白の五年間:世界大戦が終わった一年後、鬼族の新たな族長を決める闘技大会に参加した。その際ソーンと戦うことになったが、途中でそれぞれがギルスが好きだということが分かり、そこから族長ではなくギルスの一番の恋人の座をかけた決闘へと変わった。
 その後、里外へ逃げたギルスをガーデルと一緒に追いかけ続けた末、ギルスに結婚を約束させた。世界大戦が終わった三年後、ギルスと結婚した。



ギルス 吸血鬼種 16才
*空白の五年間:世界大戦が終わった一年後、鬼族の新たな族長を決める闘技大会に参加した。その際にガーデルとソーンが自分の将来を見据えた恋人の座をかけた決闘をしていることを知り戸惑う。さらに二人からどちらを好いているのか教えろと迫られて、ギルスは里を抜け出して逃げ回った。
 その逃走は一年近く続いたが二人に捕まってしまい改めて迫られた結果、二人とも結婚することを選んだとか。



ソーン 吸血鬼種 13才
*空白の五年間:世界大戦が終わった一年後、鬼族の新たな族長を決める闘技大会に参加した。その際ガーデルと戦うことになったが、途中でそれぞれがギルスが好きだということが分かり、そこから族長ではなくギルスの一番の恋人の座をかけた決闘へと変わった。
 その後、里外へ逃げたギルスをガーデルと一緒に追いかけ続けた末、ギルスに自分と婚約を結ばせた。世界大戦が終わった五年後、成人したことを機にギルスと結婚した。



スーロン 鬼人種 20才
キシリト 吸血鬼種 21才
*空白の五年間:里が完全復興して新たな族長の座をかけた闘技大会が終わった後、周りが次々結婚していくのをみた二人も、種を繁栄させる目的で結婚した。
 最初は目的意識で結んだ二人だったが、年月を経て恋人関係へと発展した。世界大戦が終わった五年後に、スーロンはキシリトとの子を出産した。



竜人族・サラマンドラ王国のその後
 族長だったエルザレスは戦士を引退して隠居した。息子のカブリアスが新たな族長となり、ドリュウが戦士長に就任した。
 サラマンドラ王国の戦力については五年経っても世界大戦前の状態までには戻せなかったが、鬼族と不戦条約と安全保障条約を結び、有事の際は共に戦うと約束したことで戦力を安泰させた。
 五年後、カブリアスはラインハルツ王国の兵士だった海棲族のマリスを自国に招き入れて、彼女と結婚した。マリス自身も海棲族を復活させるべく、彼と夫婦になることを望んだ(実は二人は五年前から恋愛関係にあったらしい)。



亜人族・パルケ王国のその後
 世界大戦が終わった翌年にディウルが王位をアンスリールに譲った。ディウルはその後兵士たちの育成に尽力したとか。
 アンスリールはカミラの協力を得て、三年後パルケ王国の文明を進化させた。同年、国の貴族娘と結婚した。




藤原美羽 23才 回復術師
皇雅による超強化の共有後
レベル500
体力 17500000
攻撃 300000
防御 8500000
魔力 25800000
魔防 19000000
速さ 7500000
固有技能 全言語翻訳可能 回復(回帰 状態異常完治 回復付帯付与) 
自動回復 薬物耐性 全属性耐性 全状態異常耐性 炎熱魔法レベルX 
嵐魔法レベルⅩ 水魔法レベルⅩ 光魔法レベルⅩ 大地魔法レベルⅩ 
聖魔法レベルⅩ 魔力光線(炎熱 水 光) 魔力防障壁 限定強化
オリジナル回復魔術:時間回復

*対象の時間を回復させる(=巻き戻す)ことでそのものの誕生がしなかったという事象にまで回帰させることが出来ることが明らかになった。その事象を確実にさせたことで魔神バルガをこの世から完全に消し去った。
 しかし最後の力を使った代償として数年もの間昏睡状態に陥ったのだった。
*空白の五年間:美羽が昏睡から醒めたのは、皇雅たちが元の世界へ帰って帰ってから約四年半後のことだった。その間体の機能が完全に止まり、体の代謝も止まっていた為、見た目は変わっていない。
 目覚めた美羽の記憶には自身の名前しか残っておらず、異世界での日々はもちろん、皇雅たちのことも自分の家族のことも全て記憶が無くなってしまっていた。
 半年後に再び異世界召喚された皇雅たちと再会しても記憶は戻らなかったが、彼らに対して親しみを感じた。彼らのことは何も憶えていないがこれからまた親しい関係を築けるだろうと思う美羽だった。
 記憶を失ったことで困難なことはあるだろうが、美羽にとって素敵な日々が訪れるのはそう遠くないだろう。





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