永久ノ炎

ポニベロス

第十一話 強者

(心春が話せるようになって三日後)

宿屋


「...」

(アリサはマップを見て)

「どうかしたんですか?」

(アダムはアリサの後ろから除き)

「んっ...?。あぁ.....心春も完治したし...そろそろ、次の町に行きたいなって。」

「あぁ...この町も色々な所に回りましたからね。」

「うん。心春の事を考えて、前よりも遅くなるから食料とか次の国を考えてた」

「へぇ...それで、何処の国に行くかはもう決まったんですか?」

「うん。次は水が世界で一番きれいな国『アクア』。」

「水が世界一...!きっと綺麗な町なんでしょうね!」

「うん♪。前に授業で習って、いつかは行ってみたいと思ってたんだ。」

「さてと...決まったし。出来れば、明日には出発したいんだけど大丈夫?」

「はい!私は大丈夫です!心春ちゃんは大丈夫ですか?」

「えっ!?はっ...はい!大丈夫です...」

(必死に首を上下に振り)

「じゃぁ...私は旅に必要な買い物に行ってくるね。」

「あっ。お買い物、手伝いますよ!」

「いんや、今日は大丈夫。アダムは心春と遊んでて♪」

「はい!分かりました♪」

「行ってきまーす。」

(アリサは外に出て)

商品街


「...」(心春は私とアリサには前よりもかなり心が開いたけど、まだ、外の街の人達は怖いっぽいしな。)

「おい!そこの女!!」

「...」(何か、心春が遊びそうな物と好きそうな食べ物を買ってきてあげよ。)

「おい!この!お前だ!」

(肩を掴み)

「もう...何ですか?」

(その方向を振り向き)

「おい!お前の仲間のフードを被った女は何処にいる!」

「...えっと...あっ!ウーレン!」

「レーガンだ!!」

「この...おんなぁ!まずは貴様から罰を与えてやる!」

「いや、罰もなにも、あの時にお金を持ってたのはアダムだっただけじゃん。」

「うるさい!国の王子に逆らった時点でお前らは有罪なんだよ!」

「えぇ...」

「...はっ...。しょうがない。チャンスをやろう。」

「チャンスって、何で上から...」

「うるさい!。決闘だ!ここの闘技場で戦え!そいつに勝ったら許してやる!」

「やだよ。そもそも、私にメリットがない」

「ふっ。私に逆らうのか?貴様の仲間が酷いめにあうぞ?」

「...は?」

「私はここの国王とも仲が良くてな...お前らなど、もしも、ここで断れば...明日、国王に言い。お前らを永遠に牢にぶちこんでやるわい!あの小娘は私がいたたくわい!」

「...はぁ。分かったよ。いいよ。決闘しよ。」(ここで、参加しても話してきそうだけど...でも、何もしないと今日中に絶対に呼ばれる。」

「ふっ。物わかりが良くて助かるワイ」

 ️闘技場 ️

「...意外と観客も多いな。」

(下の砂を踏み、周りは人だらけで空いてる席など一つもない)

「...」

(すると、茶色い長い髪にスタイルバツグンの胸と太股。そんな一人の美女が入ってくる)

「うぉぉぉ!やったぁぁ!」
「今日は一番、人気のネロちゃんだぁぁ!」
「おれ、今日は死んでもいい!」

(観客席は盛り上がり)

「...」(よく、まぁ...そんなに笑える。目の前には化物が立ってるのに...)

(アリサら漂ってる魔力なネロのを見て)

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