永久ノ炎

ポニベロス

第十話 謎の少女

医務室


「...それで...この子どうするの?」

(アダムが助けた女の子を指差し)

「大丈夫です。私が責任を持って育てます。...邪魔なら...」

(すると、おでこを指ピンされ)

「あぅ!?」

(頭を押さえて)

「ばーか。助け合うのが仲間でしょ?。私も責任をもって育てるよ」

「...ありがとうございます...♪」

(にっこりと笑い)

「んん...」

(すると、少女が目を覚ます)

「...!!」

(すぐに、毛布に包み身を守る。体全体が震えて、目は怯えきってる)

「...なんて名前ですか?」

(アダムは黙って布団に座り。優しい笑顔で問いかける)

「...」

(少女は黙ってる)

「...どうするの?」

「話してくれるまで...話しかけます。」

「うわぁ...根気がいるなぁ...」

(それから、アリサはクエストを達成しながらお金を稼ぎ宿屋に止まり、アダムはひたすら少女に話しかける。これを続ける事、二週間)

「...好きな食べ物は??」

「...tjtjdwgap」

「...喋った!?」

(アダムは立ち上がり、隣で寝てるアリサを起こす)

「んぁ?」

「喋りましたよ!!何を言ってるのか分かりませんが!」

(アリサを揺らして)

「分かった!。落ち着いて!」

(アダムを落ち着かせて)

「ふぅ...。よっ...」

(言語を理解する魔法を3人にかけて)

「で...何て言ったの...?」

「...どうして...私に...優しくするんですか?」

「えっ?どうしてって言われても...。」

「...」(それが大人として当たり前だけど...この子は...)

「...」

(アダムは優しく頭を撫でて)

「...ひっ...」

(少し声を上げて震える)

「大丈夫。私は貴方に殴ったり、暴言を吐いたりは絶対にしない。」

「......」(お母さんと同じくらい...暖かい)

(震えはおさまり)

「...それで、お名前は?」


「...私の名前は...心春です...」

「いい名前ですね...私はアダムです♪」

「あっ!自己紹介がまだだったね!私はアリサ♪」

「これから、よろしくね♪」

(アダムは手を伸ばし)

「...はい...」

(手を握り返す)

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