フリーダム・ハンティング・オンライン
絆
このゲームをずっと一人でやろうと思っていたが、パーティを組んだ方が効率も良くなるだろう。
そう考えた俺は、サクラとチームを組むことを提案した。
「なぁサクラ、俺とチームを組まないか?」
「いいわよ!ローランもいいよね?」
「ええ、いいわ。」
「この猫とはチームを組みたくないっチュ!!」
「多数決で、決まりだな。確か設定からチームを組むで…っと。」
チュー吉の反対意見を押し切り、俺はサクラとチームを組んだ。
チームを組むのは少し抵抗があったが、悪い人間ではなさそうだし、大丈夫だろう。
「次のクエスト、どうするかな。」
「アヤトが行きたいクエストがなければ、ピルーグ10頭の討伐でいい?」
「ああ、いいぞ。」
ピルーグは討伐したことがあるが、クエストでは討伐をしたことがなかったので、俺は承諾した。
「じゃあ、クエスト受注っと。って、ええええ!!!??」
「あら、驚かせちゃってごめんね!」
クエストを受注した際にレベルが表示される。
俺のレベルは2だったが、サクラのレベルが12だった。
「この辺でレベル上げの効率がいいところってどこかあるか?」
このレベルの高さに驚き、思わず聞いてしまった。
「この辺だと…北へ200m行った先の森の中が効率が良かったわ!」
俺の行っていた所の先にある森か。
負けたくないからこっそり練習しよう。
「ありがとう。とりあえずピルーグの討伐に行こう。」
「行くっチュ!」
場所は南へ100m行った先の砂利が多い平原だ。
「おっ。いたいた。奇襲をかけるぞ。」
「いくっチュ!」
「ええ!」
俺は大剣を振り翳し、ピルーグの頭に一撃を入れた。
その後、チュー吉の噛みつき、サクラの両手剣の連撃とローランの引っ掻きで1匹を抵抗もさせずに討伐した。
「あと9匹だが、少し面倒臭いことになったな。」
その残り9匹が、全員こちらを向いているのである。
と思った刹那、一斉にこちらに襲いかかってきた。
「くそっ。二撃で倒せるが、如何せん大剣は重いな。」
「きゃあっ!」
サクラが悲鳴を上げた。
レベルが高いとはいえ、初期装備のままじゃないか。
「チュー吉、こっちは大丈夫だから、サクラの援護を頼む。」
「了解っチュ!」
サクラが薬草で回復している間に、チュー吉とローランがサクラを守りつつ攻撃している。
「ローラン、チュー吉、ありがとう!油断しちゃったけど、残りも全部倒すわよ!」
「ええ、私たちのチームワークを魅せてやりましょう!」
「いくっチュ!」
あっちは大丈夫そうだな。
こっちは3匹倒せた。向こうの援護に行こう。
「待たせたな。あと5匹、さっさと倒しちまおう。」
ーー犠牲を出さずに、ピルーグを討伐することが出来た。
そう考えた俺は、サクラとチームを組むことを提案した。
「なぁサクラ、俺とチームを組まないか?」
「いいわよ!ローランもいいよね?」
「ええ、いいわ。」
「この猫とはチームを組みたくないっチュ!!」
「多数決で、決まりだな。確か設定からチームを組むで…っと。」
チュー吉の反対意見を押し切り、俺はサクラとチームを組んだ。
チームを組むのは少し抵抗があったが、悪い人間ではなさそうだし、大丈夫だろう。
「次のクエスト、どうするかな。」
「アヤトが行きたいクエストがなければ、ピルーグ10頭の討伐でいい?」
「ああ、いいぞ。」
ピルーグは討伐したことがあるが、クエストでは討伐をしたことがなかったので、俺は承諾した。
「じゃあ、クエスト受注っと。って、ええええ!!!??」
「あら、驚かせちゃってごめんね!」
クエストを受注した際にレベルが表示される。
俺のレベルは2だったが、サクラのレベルが12だった。
「この辺でレベル上げの効率がいいところってどこかあるか?」
このレベルの高さに驚き、思わず聞いてしまった。
「この辺だと…北へ200m行った先の森の中が効率が良かったわ!」
俺の行っていた所の先にある森か。
負けたくないからこっそり練習しよう。
「ありがとう。とりあえずピルーグの討伐に行こう。」
「行くっチュ!」
場所は南へ100m行った先の砂利が多い平原だ。
「おっ。いたいた。奇襲をかけるぞ。」
「いくっチュ!」
「ええ!」
俺は大剣を振り翳し、ピルーグの頭に一撃を入れた。
その後、チュー吉の噛みつき、サクラの両手剣の連撃とローランの引っ掻きで1匹を抵抗もさせずに討伐した。
「あと9匹だが、少し面倒臭いことになったな。」
その残り9匹が、全員こちらを向いているのである。
と思った刹那、一斉にこちらに襲いかかってきた。
「くそっ。二撃で倒せるが、如何せん大剣は重いな。」
「きゃあっ!」
サクラが悲鳴を上げた。
レベルが高いとはいえ、初期装備のままじゃないか。
「チュー吉、こっちは大丈夫だから、サクラの援護を頼む。」
「了解っチュ!」
サクラが薬草で回復している間に、チュー吉とローランがサクラを守りつつ攻撃している。
「ローラン、チュー吉、ありがとう!油断しちゃったけど、残りも全部倒すわよ!」
「ええ、私たちのチームワークを魅せてやりましょう!」
「いくっチュ!」
あっちは大丈夫そうだな。
こっちは3匹倒せた。向こうの援護に行こう。
「待たせたな。あと5匹、さっさと倒しちまおう。」
ーー犠牲を出さずに、ピルーグを討伐することが出来た。
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