レジスタンスX

和泉太己

第二話 その名は死神

次の日、街はあの惨劇がなかったかのように元通りになった。だがその頃警察内部ではすでに捜査が行われようとしていた。
一方その頃レジスタンスX(以下Xと呼ぶ)では「ねえー訓練付き合ってよ〜」「それぐらい一人で自主トレでもしてろよ」「やだー、一人練習飽きた〜ねえやろうよー」「ちょっと待て他のやついるだろなんで俺なんだよ」「やれやれ少しは平和に練習できないのかそこの二人は」「こっちのセリフだよ!」と何やら男女二人が揉めていてそれをなだめる男が一人いた。とその時「やめろ、そこのみんな喧嘩をするんじゃない」と制する男が一人現れた。彼は通称死神と呼ばれるこのXをまとめるリーダーだ。彼が仲裁に入ると女は「じゃあ死神さん!一緒に訓練しよ!」と彼の腕を引っ張った。「わかったから腕をあまり引っ張らないでくれちぎれそうだ」と彼は苦笑しながらも彼女の訓練に付き合うのだった。

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