カミヤ
2
「うう、あっ!」
目が覚めた。つまりさっきのは夢だったらしい。青山中学校立てこもり事件。僕はその被害者だ。事件は犯人が学校の緊急朝礼で生徒がいなくなったすきに学校に立てこもった。ある女子を人質にとって。その事件は謎の火により犯人は気絶、女子は何故かいた男子と共に窓から飛び降り解決した。その男子が僕、極めて普通な中学生、野原沙耶斗だ。その被害者の女子が松本陽南乃。事件は解決したことになっているけど何故火がついたのか、や犯人は火で気絶したのかなどの謎が残っている。時計見ると7:30。勿論、午前。いつもだと遅い方だけど休日だから大丈夫だ。
「沙耶斗、出かけるの?」
お母さんが聞いてくる。お母さんはテレビを見ているようだ。いつものニュース番組。指名手配中の犯人依然逃亡中という見出しがついている。
「うん!」
僕は答えた。外に出る。自由だという感じがする。どこにいくあてもないけど、ブラブラしようかな。と思い電車に乗り都会の方へ向かった。お気に入りの場所。ある公園に行く。いつも座っているベンチに人がいた。女の人と男の人だ。まあ、こういうこともあるだろう。こんな都会なのに目立たない公園の沢山あるベンチの中でも僕のお気に入りの場所に座ったかは考えないことにする。他のベンチに座り、鞄から本を出した。
目が覚めた。つまりさっきのは夢だったらしい。青山中学校立てこもり事件。僕はその被害者だ。事件は犯人が学校の緊急朝礼で生徒がいなくなったすきに学校に立てこもった。ある女子を人質にとって。その事件は謎の火により犯人は気絶、女子は何故かいた男子と共に窓から飛び降り解決した。その男子が僕、極めて普通な中学生、野原沙耶斗だ。その被害者の女子が松本陽南乃。事件は解決したことになっているけど何故火がついたのか、や犯人は火で気絶したのかなどの謎が残っている。時計見ると7:30。勿論、午前。いつもだと遅い方だけど休日だから大丈夫だ。
「沙耶斗、出かけるの?」
お母さんが聞いてくる。お母さんはテレビを見ているようだ。いつものニュース番組。指名手配中の犯人依然逃亡中という見出しがついている。
「うん!」
僕は答えた。外に出る。自由だという感じがする。どこにいくあてもないけど、ブラブラしようかな。と思い電車に乗り都会の方へ向かった。お気に入りの場所。ある公園に行く。いつも座っているベンチに人がいた。女の人と男の人だ。まあ、こういうこともあるだろう。こんな都会なのに目立たない公園の沢山あるベンチの中でも僕のお気に入りの場所に座ったかは考えないことにする。他のベンチに座り、鞄から本を出した。
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