話題のラノベや投稿小説を無料で読むならノベルバ

不幸でも異世界チーレム!

千歳

■第19話 西の国 マフォール その7



はてさて。
あれから3日は経った。
今は国王のアルさんが万事解決に向けて全面協力してくれている。
と言っても、解決までの宿や飯の提供。
正直身動きが出来なくて2日目からは凄く動きたい衝動に駆られている。
もう限界に近い。
はよー!セシルはよー!
正直、この事件に関してこちらから出向いて解決するというのは好ましくない。
俺の能力についてどう説明する。国民に対してもそれは同じだ。
なのでこれに関して言えば俺が裏で動いて、表では国王が国民に対して発表するというのが望ましい。


というか。ここだと尚更エリー達といちゃいちゃ出来ません!!しんどいです!!


「カミルさーん。セシルの動きってどうなってるんですかー?そろそろ身体が鈍って仕方ないです...。」


「えっと、今の所セシルは大した動きをしていないようです。多分契約の事気づいてないですね。」


「まじかよぉ・・・・。暇すぎるやんこれ。どうするよ。」


《マスター》


「お。」


「ん?どうかしました?マサキさん。」


「あ、いやえっと...。」


《マスター大丈夫ですよ。私の存在は話してもなんの罰も起きません。》
《創造主が作ってマスターに渡しただけですから。》


あ、そうなの?じゃあ大丈夫か。


「えっとスキルと会話してました。」


「え?スキル?え?」


「あー話が多分凄くややこしくなるこれ。よろしくメーティス。」


《了解しました。》
《マスター権限にて他者への接続を開始。》
《対象:マフォール・カミル・アレイア 接続中・・・。》
《接続に成功しました。》


「え!?なにこれ!!誰!?誰ですかこの声!!」


「説明めんどくさいよ...。」


創造主が俺にスキルを渡して、そのスキルが自我まではいかないけど、
会話が成り立つまで発達してるなんて誰も信じないだろ...。
なのでメーティス。そっちで勝手に説明しておいて。


《畏まりました。》
《略称:カミルへの説明を開始します。》
《・・・・・・・完了しました。》


「ということですカミルさん。」


「ほぇ~マサキさん凄いですね。まさかマサキさんが神様だったなんて。」


ん?今聴きなれない単語を聞いたぞ?


「ん?誰が?なにが?俺が?神様?へ?」


「え?違うんですか?」


「おいメーティス!どういうことだ!そんな事俺は知らんぞ!!」


《そういう説明の方が楽かなと。》


「おい。俺の代わりの頭脳なのになに楽してんだよ。」


《マスターの頭脳ですから。》


「いやそうだけど。」


「どうしたんですか?マサキさん。メーティスさんなんて?」


「いいやこっちの話だ。因みに神様ってのはメーティスの冗談だから。冗談だからね。」


「え!そうなんですか!!スキルが喋るのもあれですが冗談まで言うなんて...。」


「まぁ俺も最近知ったからな...。驚いてるよ...。」


《マスター。》
《神というのは冗談でもないですよ。》
《マスターの地位が神というのではなく、》
《マスターの素質がということです。》


ふぁ!?素質!?どういうことだよ!?


《正しくはマスターが最大まで覚醒すればの話です。》
《今のマスターは人というのは変わりませんが、》
《他の人間や亜人と比べてもステータスに関しましては世界一になります。》
《それ以外になにが足りないかです。》
《ただ今の時点でマスターは魔王の攻撃でさえ一切の傷は付きません。》
《足りない部分は【技術】です。》
《世界最強と言われる所以は3つです。》
《【力】、【知識】、そして【技術】です。》
《【力】はこの世界でのステータス。》
《【知識】はマスターで言う所の私。》
《そして【技術】。これに関しては経験という、》
《マスター自身が補わなければいけなくなります。》
《ただその【技術】以外でなら神の素質があると思われます。》
《その【技術】も【知識】と言われれば同じなのですが身体が覚えているわけではないですからね。》
《というわけでマスター。》


「なんだよ」


《鍛錬しましょう。》


「なぜそうなる。」


《問答無用です。》


「理不尽だなおい」


「どうしたんですかマサキさん。」


「いやメーティスが訳わからん事言ったあと、鍛錬しろって。」


「いいじゃないですか!時間もあまり余っているんですから!それに...暇でしょ?」


「ア、ハイ。暇です。ニートです。鍛錬しますはい。」


「よろしい。それではメーティスさん。マサキさんをよろしくお願い致します。」


《畏まりました。》
《それでは鍛錬の為に時間の停止とスペースの確保を行います。》


「待て待て待て。今時間の停止って言ったか?スペースの確保ってなんだ。
あーもういいや。勝手に俺の頭脳に入れておいてくれ。俺が壊れない程度だぞ。」


《畏まりました。》
《それでは開始します。》
《時間停止:時空魔法を展開。》
《世界の停止を確認。》
《場所確保:空間魔法を展開。》
《亜空間の発動を確認。》
《空間把握により亜空間の位置を確認。》
《転移可能を確認しました。》
《それでは転移します。》


もうね。諦めました。色々と。
亜空間と呼ばれる場所。そこは先程居た場所とは程遠いなにもない空間。
ただ白一色などと気持ち悪くなるような場所ではない。
外、これは先程居た場所が覗き込めるガラスのような窓がある。
それに何か光の玉の様な物が浮いている。
色は赤、青、緑、黄土色、それと白と黒。最後には虹色がある。なんだこれ。


《マスター。》
《ここは亜空間であって亜空間ではありません。》


どういうことだ。


《ここで浮いている光の玉は魔力です。》
《魔力は普段生活しているだけでは目には見えません。》
《ただし鍛錬をした者の中には、》
《身体の周りに膜が張っている様に目に見える事があるのです。》
《それを顕現してこの様に光の玉程に見える事が出来るのは素質がなければ出来ません。》
《そして素質と言っても人にはそれぞれ自分に合った魔力があります。》
《ここで浮いているのは火魔力、水魔力、土魔力、風魔力、白魔力、黒魔力、》
《そして全てが重なり鮮やかな虹色となっているのが神魔力。》
《これは四大元素と言われる火水土風と、》
《二大固有元素の白と黒、》
《そして神だけが操ると言われている神大固有元素と呼ばれる物です。》
《ここで浮いている魔力の玉はマスターの体内にある魔力を顕現した物になります。》


まじか。俺才能有りすぎじゃないか。


《そしてマスターのステータスの記載には時空魔法があります。》
《これは神大固有元素のみでしか扱えないのです。》
《神大固有元素は魔力は1つですが扱える魔法は1つではないのです。》
《先程の空間魔法もそれの1つになります。》


でも俺は魔法を覚えてないぞ?いつ空間魔法を手にした?


《それは私とリンクをした時に作業を行いました。》


あ~...。あれか...。そういえばそんな事もあったな...。
待て。そういえばリンクした後のステータス見てないぞ。
やべぇことになってんじゃないの?


「"ステータス"」






----------------------------------------------------------------------


名前:神埼正樹 レベル:2742(ERORR)
種族:人(神(仮))
地位:神の使い
HP :1147582 (ERORR)
MP :798264  (ERORR)
STR:134450  (ERORR)
VIT:134450  (ERORR)
DEX:134450  (ERORR)
AGI:134450  (ERORR)
SPD:134450  (ERORR)
INT:134450  (ERORR)
MIN:134450  (ERORR)
LUK:134450  (ERORR)
CHR:134450  (ERORR)


Skill:隠蔽 無詠唱 全世界言語把握 全異常状態無効 神の威圧 
       全魔法無効 吸収 神眼 四大元素 二大固有元素 神大固有元素


固有スキル:【ブレス】 【物質具現化】【魅力体質】 【思念共通】
            【共有起動型補助システム】
       

状態:ステータス全てを隠蔽


----------------------------------------------------------------------






いやースッキリしたなー...。なんか知らんスキルまであるよ...。
もう鑑定もする気にな...鑑定がない!!!え!!どうすんのこれ!!


《【鑑定】は【神眼】に統合しました。》


あ~とうとう魔眼とかじゃなくて神眼とか言うの手にしちゃったか~...。
うん。いいやどんどん鑑定していきましょう。




《神の威圧:咆哮と威圧の統合スキル。威圧耐性がなければ任意の相手は即死。》


《吸収:ステータス吸収とスキル吸収の統合スキル。》


《神眼:鑑定と真実と千里眼と魔力把握の統合スキル。
全てを見通せるスキル。任意の魔力も視認出来る。離れた場所からでも視認出来る。》


《四大元素:火水風土の魔力の保持。四大元素の全ての魔法を扱える。》


《二大固有元素:白黒の魔力を保持。二大固有元素の全ての魔法を扱える。》


《神大固有元素:神のみの魔力を保持。神大固有元素の全ての魔法を扱える。》


《全魔法無効:四大元素、二大固有元素、神大固有元素、全ての魔法が無効になる。》




うん。獲得してない千里眼とかもあるからね。もう...ワケワカラン。
それになんだ種族に(神(仮))って仮ってなんだよ。中途半端だなおい!
まぁ存在が中途半端なのはどの世界に行っても変わらないって事ですかね。
はぁ...癒やされたい。俺は今心身共に疲れ切ってるよ。
身体動かしたわけじゃないのにこの倦怠感はなんでしょうね。
カミルさんのあのモフモフを今の俺にください。
今ならカミルさんを人目憚らず無茶苦茶に出来ると思うんだ。
あれをこうしてこうなってそして...グフフ...。


《マスター誰も居ないからって気持ち悪いですよ。》


うるせぇ!!誰の所為だと!!誰の!!


《マスターです。》


あーもう!そうだよ!メーティスは俺の一部だよ!だから悪いのは俺だよ!!くそ!!!


はぁ...。まぁね?俺は注目を浴びたい訳じゃなくて気長に暮らしたい訳ですよえぇ。
まぁ俺の愛する人達とその周りと、
イチャイチャタイムに害する者は躊躇なくこの世界からご退場願いますけどね。
女も例外なくね。俺は変態な紳士だからね。女性はこの世界で俺と過ごしたいと思わせるレベルで成敗するよ。










なに言ってるんだって?俺にも分からねぇ。

「不幸でも異世界チーレム!」を読んでいる人はこの作品も読んでいます

「ファンタジー」の人気作品

コメント

コメントを書く