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不幸でも異世界チーレム!

千歳

■第3話 異世界へ



---大丈夫、君が道を迷わないようにおまけしておくから---


そんな言葉が頭に流れていた。
突如、光を浴びた俺は、閉じた瞼をゆっくり開ける。
そこには"1人"、背を向けて戦闘を行っていた。
なぜそれが分かったか・・・
2体の魔物が1人を挟むように立っていたからである。
距離にして10m。
その"1人"の右手にはナイフが持たれ、左足からは滴る程度の出血をしてる。


「"なんで出血してるんだ!!"」


それは次第に気付く。
自分の左手に何かが当たる。
そう、魔物の死体。
この"1人"は先程まで戦っていたのだ。


「"早くこの人の出血を何とかしないと...!!"」


でも自分にはなにも持っていない。
手当てになるものをだ。
早くこの戦いを終わらせなければならない。
とっさに思いだす。自分のスキルのことを。


「"そうだ!スキルを!!"」


そのスキルが届くのか。
使用できたとしても効くのか。
そんな事を迷ってる余裕など、
今の戦闘中になんて思うことができなかった。


「"鑑定"」




----------------------------------------------------------------------


名前:ゴブリン レベル:3
種族:魔物
地位:
HP :250
MP :250
STR:50
VIT:50
DEX:50
AGI:50
SPD:50
INT:50
MIN:50
LUK:50
CHR:50


Skill:


----------------------------------------------------------------------




----------------------------------------------------------------------


名前:ゴブリン レベル:3
種族:魔物
地位:
HP :450
MP :250
STR:50
VIT:50
DEX:50
AGI:50
SPD:50
INT:50
MIN:50
LUK:50
CHR:50


Skill:


----------------------------------------------------------------------




「"とりあえず一旦落ち着こう。。。なんか膠着状態になってるな。なら今のうちだろう...
ゴブリンっていうのか。というかスキルないけど、片方がやけに体力多いな...
とりあえず全部のステータスを"ゼロ"にしとくか。"」


「"ステータス吸収"」


グワアアアア


ゴワアアアア


「"よしこれで魔物のステータスを奪えたかな?確かめてみよう"」




----------------------------------------------------------------------


名前:ゴブリン レベル:3
種族:魔物
地位:
HP :1
MP :1
STR:1
VIT:1
DEX:1
AGI:1
SPD:1
INT:1
MIN:1
LUK:1
CHR:1


Skill:


----------------------------------------------------------------------




----------------------------------------------------------------------


名前:ゴブリン レベル:3
種族:魔物
地位:
HP :1
MP :1
STR:1
VIT:1
DEX:1
AGI:1
SPD:1
INT:1
MIN:1
LUK:1
CHR:1


Skill:


----------------------------------------------------------------------




「"よしあとはあの人が倒してくれれば..."」


「うりゃぁぁああ!!」


初めての戦闘を目の前で体験して
"その人"のステータスを確認するのも忘れていた。
"その人"は掛け声とともにゴブリンを倒していく。
そしてこちらを振り返った。


「!?キミ、誰!?どこから来た!!」


その台詞とともにナイフをこちらに向けてきた。
戦闘態勢だ。


「ちょちょちょ!ちょっと待って!俺はキミの敵じゃないから!!
とりあえずそのナイフを下ろして!!!」


「そんな言葉は信用ならない。ギルドカードを見せろ。
ここにいるってことは冒険者なんだろ。」


「いや俺は...」


「"そういえば神様から異世界からの事を喋らないでとも言われたないよな..."」


「お、俺は異世界から来た!だからギルドカードは持ってない!
本当だ!!だからとりあえず話を聞いてくれ!!」


「異世界?キミ異世界人だっていうのか?それは本当なのか?
御伽話でしか聞いたことがないのに...分かったとりあえず話を聞こう。」


「ありがとう。俺は神崎正樹。キミは?」


「エリー。エリー・ブライト。冒険者だ。」


「エリー...でいいかな?とりあえず出血止めないと...」


「あぁ。大丈夫だ。あとで回復薬飲むから。それでなんか質問したげな顔してるが...なんだ?」


「じゃあ、エリー質問なんだけど。ここはどこなのかな?
俺はこの世界に来たばかりなんだ。目を開けたらエリーが目の前で戦闘していた。」


「ん?ここがどこか?本当にキミはなにも知らないみたいだな。
マサキと言ったか変な名前だし。この世界の人間ではないのは本当みたいだな。
ここは箱庭の宮廷アミスコーリアット。
の近くの小さな町のコルって町の外れの森だな。」


と彼女、エリーはなにか恥ずかしげに言った。
そして回復を飲み干して行く。
言い忘れていたがエリーは女性だ。
それも飛びっきり美しい。という部類なのかな?
いや可愛いという部類にも入る。
纏めると、絶世の美少女ということだ。


「な、なんでそんな赤面しなが言ってるの?」


「な!べ、別に恥ずかしい事はなにも!!...と、とりあえず!
ここは森なのだ!そうこうしてるうちに魔物が来たら!...」


「えっとそれフラグなんですけど...しかも速攻回収するって...」


「ふらぐ?なんのこt...!!!やっぱり来たじゃないか!!
マサキは戦えるのか!?戦えないならそこにいないで後ろに隠れてろ!!!」


「やっぱりって...回収したの自分じゃ..まぁいいや俺は戦えないけど、
一応補助として後ろでスキル使うから、エリーはナイフで1発殴ってくれればいいからね~」


「は!?どういう...わ、わかった!!とりあえず後ろに隠れてろ!!!」


そして来たのは先程のゴブリン。しかも数は5体。
さて忙しくなりそうです。
先に【鑑定】を使用したが先程のゴブリンとステータスは同じ。
しかも体力が高いほうと同じなのだ。


「"よしとりあえず全て吸収してと...ちゃんとあとでステータス確認しておかないとな...
あと隠蔽とかもしないとこれ非常にやばいんじゃないか?なにか言われかねない...
こういうのって小説とかだとお決まりだよね。うんうん。"」


そんな事を考えているとゴブリンがエリーに襲い掛かろうとしていた。


「エリー!!1発入れればそのゴブリン倒せるから!!」


「なに!?そんなことはないはずだ!私でもこの数を相手には...ッ!!
なんだと...これはおかしいぞ...どういうことだ!!!マサキ!!!」


「話はあとで!!!とりあえずゴブリン倒さないと!!!
あ...って終わってるし...とりあえずこの森を出よう!」


「わ、わかった。とりあえずここを脱出しよう。ゆっくり会話もできないからな。
私が泊まっている宿屋にでも行こう。そこでゆっくり話し合おうではないか。」


「分かってくれてありがとう。とりあえず道分からないから案内してくれるとありがたいかな?」


「分かった。着いて来い。」


こうして、異世界での最初の出会いはエリー・ブライトという、
絶世の美少女との出会いから始まっていくのであった。










いや!あのおっさんとゴブリンはノーカンだからね!?!?
ノーカンだよ!?!?ノーカン...だよね?

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