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不幸でも異世界チーレム!

千歳

■プロローグ

主人公 名をマサキと言う。




マサキは自分が生きる現世にたいしてウンザリしていた。




そう。マサキは類稀なる【不幸】の持ち主なのだ。




---この俺「神埼正樹」は生まれてこの方、幸運というものとはかけ離れた存在だった。


それは、2つの出来事と1つの現象にて崩壊した。










1つは、両親の事故死。










俺が12歳まで、凄く元気でまだまだ死ぬ未来なんか見えない程にピンピンしてた。
だがそれは不幸な事故、父親の居眠り運転にて起きた。
普段、注意深い父親は、運転中に居眠り運転なんて起こしえないのは俺にも分かっていた。
その日は父親の親友、高校の頃の同級生の結婚式の帰りだった。
父親と母親は高校で付き合い結婚までこぎつけた。
なので母親も一緒に出かけたのだった。
両親の結婚式にも顔を出してくれる程の仲の良さらしいので、
一緒に祝いたいとのことだった。
普段酒を飲まない両親。
その日だけは結婚式での付き合いだと言い、
両親共々酒の席で呑まされたのだった。
そして帰りの車で居眠り運転をして事故を起こした。
幸い、他人を巻き添えにしての事故死ではなかったのでそれだけは良かった。
いや死んだのだから良いことではないのは確かなのだが、
普段から"他人様に迷惑をかけるな"というのが家訓だったのだ。
自分たちが巻き添えにしたら本末転倒なのだ。
その事に対しての「幸い」なのだ。












2つめは、両親が残した多額の借金。












これに関しては、住宅ローンというのが正しいのかもしれないが、
それだけじゃない。
両親はお人好しという人種なのだ。
両親の友達の借金の保証人までしているのだ。
その友達はどうしてるかと言うと。
既に亡くなっている。
事実上の死ではなく、逃亡という名の死である。
捜索からいくらか年月が経つとその人は死んだ扱いになるらしい。
それは消費者金融のコワモテのお兄さんにも言われた。
詐欺なのではと自分でも調べてみたところ、
これにいたっては本当の事だった。
なので保証人をした分は返さなければならないだとか。
俺の知ったこっちゃないんだが仕方なく16歳の頃からバイトして返済していった。
さすがに俺が働けないのは分かっているので4年間は待ってもらった。
その間猛勉強して、金がかかると思って推薦入学で高校に入った。
そして卒業する頃には残り僅かのところまで返済していた。
さすがに大学や専門学校にはいけないのは分かっていたので、
卒業してからもバイトで2年間で返済を終了した。
そこまではよかった。










ここからが俺の最大の転機








1つの現象








そう俺は20歳の誕生日に、異世界へと転生してしまったのだ。---

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