祝福と加護の高校生、リアル世界で冒険者になる。

千歳

6話



さて気を取り直して、先ほど鑑定した弓沢という男子のステータス。
あれは多分この世界の平均なのだろう。
なにか体力作りしていれば多少なりとも変わると思うが
それでも10もHPがないという事はそういう事なのだろう。
という事は俺のステータスはぶっちぎりで異常という訳だ。
これは世間に公表していいはずがない。今のところはと枕詞が付くだろうが。


それはこの日本にダンジョンが出来たことでどの道破られるだろうと予想しているからだ。


レベルがあるという事は、レベルが上がればその分ステータスに影響が出るか
体力作りや修行などすれば意図的にあげる事が出来ると踏んでいる。
そうなると予想が的中するのだが。というかしなかったらこの日本が凄く危ない。


なにせダンジョン。魔物、モンスターが跋扈するのだ。
するのだと言っても、校長が発言していた
入場制限での話しでそれも想像しただけの話しなのだが。
これも間違いなく当たりだろう。
なのでステータスが上昇しなかったら跋扈するモンスターの対処が出来なくなる。
イコールで日本が危機に面してしまうという訳だ。


総じて、ステータスが上がれば身体能力の上昇する。
となると時期をみて公表すればいいとなる。はず。
なので枕詞なのだ。


ただしスキルや称号の事は信用出来る相手以外に他言する事はないだろう。
もしも俺と同じ境遇で取得している者が幾人か出てくるのであれば公表してもいいだろうが
そんな事がない現状は注目の的になってしまうだけなのだから。
注目を浴びたい者であればすかさず公表するだろうが、
生憎俺には視線を集めたいと思うような度胸も度量ないのだ。

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