1分で読める物語

淺井 哲(あさい てつ)

プロポーズの日

僕は今日君にプロポーズをする
僕はいつもユーモアのある君に翻弄されてばかりだから
このプロポーズの日くらいは僕が驚かせたい
練りに練ったプランを実行しようとした瞬間
君はひざまずいて小さい箱を開き、僕は腰を抜かした
やっぱり君にはかなわない

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