1分で読める物語

淺井 哲(あさい てつ)

上手な絵

僕のかあさんは絵がすきだ

よく僕の描いた絵を嬉しそうに受け取る

僕は母さんに画家の書いた絵をあげた

母さんはあまりうれしそうじゃなかった

僕も大きくなって自分の子供から似顔絵をもらった

僕は母さんの言ったことが分かった

僕が母さんのために書いてくれたこの気持ちが

宝石なんだ

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