1分で読める物語

淺井 哲(あさい てつ)

死の薬

もう死にたい
そう思う日々だった
ある日死の薬を売っているという人から薬を一つ買った
飲んだらこれを読んでと紙を一つ渡された
家に帰ってすぐに飲んだが
何も効果はないむしろ体の調子がいい
紙を見てみると
また死にたくなったらおいでよ、と書かれていた

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