1分で読める物語

淺井 哲(あさい てつ)

笑顔

君はいつも笑顔だった
もう何年も君の悲しい顔を見ていない
僕はいつも通り君に
行ってきますと言って家を出る
返事はない
当たり前か
遺影だもんな

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