学園の男子が、俺以外全員男の娘だった件!
#1-6
「これからの学園生活への意気込みをひとつ!」
「そっその前に学園長!ひとつ質問いいですか?」
「何ですか?」
「昨年まで男の子のみ受け入れをしてたって、どういう?」
「アレ、君聞いていないのかい?
案内は確かに担任の先生と校長先生、親御さんにも
伝えていたんだけど・・・まぁいいでしょう、
説明してあげましょう。」
神崎学園長はロングの髪を揺らしてこう告げた。
「青鷺一樹くん、この学園に置いてる君を除く
全職員、生徒たちは所謂『男の娘』です!
娘と書く方のね。」
「・・・お・と・こ・の・こ?」
「わかりませんか?性別上はあなたと同じ男性です。
これで理解してくれますか?」
一樹の脳内には『理解不能』と『パニック』の
二文字が飛び交っていた。
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