みんな大好き10連ガチャ!だけど・・・・どうやってそのアイテム用意してるか知ってる?
第93話 王様の手紙?
「では読みますね・・・・あ、そんなに長くはないですからね?」
そう言ってカチヤは一呼吸を置く・・・・
【ダンジョンの不具合の解決、誠にあっぱれである!褒美を授けるので城まで、余の元に取りに来るのだ。余に会う栄誉を与えよう。オーラフ・フェルディナント・クンラート・フルネンデイク】
・・・・最後のは名前か?
「ええと・・・・ダンジョンの不具合の解決に関し、褒美をあげるから、城に居る王様の所へ来てねって事でしょうか?」
カチヤが読んだ内容を簡潔に教えてくれる。
「そうか。じゃあ行くか!」
俺は立ち上がり、向かおうとするが・・・・
「ちょ!ちょっと待って下さい!!王都までどれだけ距離があると思ってるんですか?」
「さあ?数日か?」
「2月近くかかっちゃいますよ?」
「そうなのか、ヘインチェちゃん?そんなに遠いのか?」
「はあ・・・・何を言い出すかと思えば、これだから君ってやつは・・・・」
盛大にため息をつくエリーザベトさん・・・・
「なあ、子爵様も行くのか?」
「いや、わしは呼ばれておらぬし、2月も馬車に揺られるのはきつ過ぎる・・・・」
子爵様は行く気がなさそうだ。
「なあ、王都ってなんだっけ?」
「ラーテート王国の首都は、ラーテートですよ?」
「じゃあさ・・・ダンジョン、あるのか?」
「それはまあ・・・・近くにあると思います。」
カチヤが答えてくれる。
「ああ!ランナルさん、もしかしてダンジョンから向かうつもりですか?」
「ああ、そのつもりだヘインチェちゃん。折角どのダンジョンへもあっという間に行けると言う特権を得てるんだ。いつ使う?今でしょ??」
「そうか!その手があったか!」
エリーザベトさんにもそう言われ・・・・さ、行くかという段になり・・・・
「まあ待てランナル君。その前にするべき事がある筈だ。」
「何でした?子爵様。」
「君の男爵位の授与だ。これは私にもできるから、ギルド長の立ち合いで今しようか。」
そんなに簡単なのか?
「子爵様、了解いたしました。実は既に準備は整ってございます。」
「うむ。ご苦労ギルド長。では始めるか。」
何が始まるのかと思えば、魔道具を持ってこさせている。
「ここに手をかざしていただければ、すぐに済みます。先ずは子爵様、どうぞ。」
「うむ。」
子爵様は慣れた様子で魔道具の台?に手を置く。
何やら光ったと思えば・・・・
「ではランナル殿、同じように・・・・」
俺は恐る恐る手を置く。
「では、子爵様、操作を。」
「わかった・・・・男爵位・・・これだな・・・・」
何やら操作している子爵様。
暫くして何かが光り・・・・何か身体に入り込むような感覚があった。
「よし・・・・終わりだ・・・・ランナル君、君は今から男爵だ。」
ランナル男爵が誕生した。
そう言ってカチヤは一呼吸を置く・・・・
【ダンジョンの不具合の解決、誠にあっぱれである!褒美を授けるので城まで、余の元に取りに来るのだ。余に会う栄誉を与えよう。オーラフ・フェルディナント・クンラート・フルネンデイク】
・・・・最後のは名前か?
「ええと・・・・ダンジョンの不具合の解決に関し、褒美をあげるから、城に居る王様の所へ来てねって事でしょうか?」
カチヤが読んだ内容を簡潔に教えてくれる。
「そうか。じゃあ行くか!」
俺は立ち上がり、向かおうとするが・・・・
「ちょ!ちょっと待って下さい!!王都までどれだけ距離があると思ってるんですか?」
「さあ?数日か?」
「2月近くかかっちゃいますよ?」
「そうなのか、ヘインチェちゃん?そんなに遠いのか?」
「はあ・・・・何を言い出すかと思えば、これだから君ってやつは・・・・」
盛大にため息をつくエリーザベトさん・・・・
「なあ、子爵様も行くのか?」
「いや、わしは呼ばれておらぬし、2月も馬車に揺られるのはきつ過ぎる・・・・」
子爵様は行く気がなさそうだ。
「なあ、王都ってなんだっけ?」
「ラーテート王国の首都は、ラーテートですよ?」
「じゃあさ・・・ダンジョン、あるのか?」
「それはまあ・・・・近くにあると思います。」
カチヤが答えてくれる。
「ああ!ランナルさん、もしかしてダンジョンから向かうつもりですか?」
「ああ、そのつもりだヘインチェちゃん。折角どのダンジョンへもあっという間に行けると言う特権を得てるんだ。いつ使う?今でしょ??」
「そうか!その手があったか!」
エリーザベトさんにもそう言われ・・・・さ、行くかという段になり・・・・
「まあ待てランナル君。その前にするべき事がある筈だ。」
「何でした?子爵様。」
「君の男爵位の授与だ。これは私にもできるから、ギルド長の立ち合いで今しようか。」
そんなに簡単なのか?
「子爵様、了解いたしました。実は既に準備は整ってございます。」
「うむ。ご苦労ギルド長。では始めるか。」
何が始まるのかと思えば、魔道具を持ってこさせている。
「ここに手をかざしていただければ、すぐに済みます。先ずは子爵様、どうぞ。」
「うむ。」
子爵様は慣れた様子で魔道具の台?に手を置く。
何やら光ったと思えば・・・・
「ではランナル殿、同じように・・・・」
俺は恐る恐る手を置く。
「では、子爵様、操作を。」
「わかった・・・・男爵位・・・これだな・・・・」
何やら操作している子爵様。
暫くして何かが光り・・・・何か身体に入り込むような感覚があった。
「よし・・・・終わりだ・・・・ランナル君、君は今から男爵だ。」
ランナル男爵が誕生した。
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