みんな大好き10連ガチャ!だけど・・・・どうやってそのアイテム用意してるか知ってる?

よっしい

第42話 街に向かう

なんとか魔物を仕留めた冒険者たち。

どうなってんだ?こんな街道沿いにドラゴンやワイバーンとか。

普通は街道なんて、しかも街から近い所には魔物は滅多に出ないはず。そういった場所に街道はあるかららしいが・・・・

それがどうだ、至る所に居る。

だが、それには訳があるようだ。

「あのねランナルさん、ポーテートの街に行く前にね、ダンジョンがこの先にはあるんだよ。街はダンジョンより奥になるんです。」


「ああなるほど。だからか。でもさ、街はどうなんだろうな?」

冒険者達が集まってくる。あ、ギルドからも人が来てるようだな。

「副ギルド長ですよ。」

どうやら
ギルド長は街から出られない・・・何かあったら問題だからな・・・・だから副役職が同行してきたらしい。

「二手に分かれる。クランごとに対処してほしいが・・・・そこのドラゴンを仕留めてくれた・・・・おい、何だヘインチェの所か。」

「はい!そうなんですよ副ギルド長!」

「君らはこのままダンジョンを、いや、街に行ってくれ。ダンジョンは何とかなるかもだが、街はそうもいかん。救助要請がギルドに来ていたからな。」

「あんたら街に行くのか?じゃあ俺らも街に行くわ。」

何たらクラン・・・何だったか?”蘇りの灼熱”だな・・・思い出せたぞ!

「”蘇りの灼熱”も行ってくれるか!じゃあ後は任せる!儂はダンジョンに向かう。」

どうやら副ギルド長はダンジョンに行くらしいな。

まあ、街の方がやばいんなら、人命優先だからな・・・

「では、行きましょう!」

「ちょっとまて!親方らは何処だ?」

「む・・・・向こうにいるようだな・・・・呼んでこよう・・・・」

エリーザベトさんが親方達を迎えに行ってくれたようだ。

その間に”蘇りの灼熱”のリーダ?がまたまた話掛けてくる。

「おう!じゃあ一緒に行こうぜ!」

「何で俺らと一緒なんだ?」

「決まってるじゃねえか!あんたらといた方が生き残る確率が上がるからさ!」

よく分からんが・・・・そんなにやばいのか?

「おう!またせたな!」

親方達がやって来た。

「今から街に向かう。」

俺がそう言うと、”蘇りの灼熱”のリーダーが

「指揮はどうする?」

「あんたの方が慣れてるだろう?俺らはさっぱりだ。任せるさ。」

「わかった・・・・よし、皆出発だ!気を付けろよ!どんな魔物かまでは分っちゃあいない!」

ダンジョンを無視し、進む。

そうは言ってもそれほど離れているわけではなく、小一時間ほど歩くと、街の外壁が・・・あれは魔物か?外壁に魔物が取り付いていた。

「うわ・・・・うじゃうじゃいるじゃねえか?」

魔物は街には侵入していないようだ。

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