ガチャで成り上がったらとんでもない事に巻き込まれた

よっしい

第23話 任務は終わったんだよな?だが・・・・

国境にある・・・・ここは砦らしい。
で・・・その砦には、動きのあるのが存在していなかった。
そう、敵を含め、いないのだ。
味方にも・・・・

この砦の周りを今、ヨゼフィーネさんの指揮で調査中。
うーん・・・・こうなると俺はする事がない・・・・
しばらく待つか・・・・
俺は7人の妻と共に、何かしらの変化があるのを待つ事になった。

4姉妹も、王族とはいえ、軍に関しては素人同然。
なので、実際は何もできない・・・

仕方ないので、テーブルと椅子を出し、8人で座ってお茶をする。
あれ?そういえば・・・・今までこうして全員でじっくりと面と向かった事がないんじゃないか?

俺は今更ながら、その事に気が付く。

これは・・・しまったなあ。実際7人俺の妻になったんだから、もっと早くにこうすべきだった。

だが・・・実際3人と4姉妹の間の隔たりは大きく、こうして顔を突き合わせても、みな押し黙ったままなのだ・・・・

このままでは・・・と思ったのだが、俺はふと思った事があったので、聞いてみる。

「皆ちょっといいか?」
俺はそう聞いた。

「何でございますか?」

フェリーネが聞き返してくる。

「あのな・・・・あの将軍、ヨゼフィーネさんの事なんだが・・・・あの女性は自らアマゾネスだと言ったよな?」

皆うなずく。
「そして、王妃様の妹っていうのは・・・もう皆知ってるよな?」

そこで皆、またうなずく。

「つまいr、王妃様も、アマゾネスなんだよな?」
これに関しては4姉妹に確認を取る形だ。
「そうですわ。そして、お母様の子ですから、わたくしたちもアマゾネスになります。」

兵んちぇなんかは、何のことかわかってない。まあそうだよな。俺が何を確認したいか、この段階ではわからんよな・・・・

「で・・・王妃様は、アマゾネスなのに、アマゾネスからは女しか生まれないんだったよな?なのになぜ後継ぎが生まれたんだ?」

俺は嫌な予感がしてたんだよ。なんか薬・・・・6つがどうのこうの・・・この話になってから、4姉妹まで様子がおかしくなりつつあるんだよ。

すると、アルデホンダが語りだす。

「ランナル様の疑問、ごもっともですわ。本来アマゾネスからは、男が生まれません。100%女ですわ。」

「ああ、俺はそう聞いた。だが・・・」

すると、今度はリーサンネが。
「ランナル様はもうお察しかと思いますが、例外があります。」

「薬です。」
ローシェが短くも、わかりやすい一言。

「薬って・・・・子が授かるだけじゃなく、本来生まれないはずの男が生まれるのか?」

つまり、その薬・・・どんなのか知らんが、それさえあれば、アマゾネスのよくわからんが、呪いなのか、そういうものなのか・・・・その連鎖が断ち切る事ができる、というのか?

「で・・・・ああ!もしかして6つがどうのこうのって・・・・その薬をヨゼフィーネさん、6つ持ってるのか?」

俺は驚くとともに、それが意味する所にすぐに気が付いた・・・・

「いやいや、俺は薬を使っての行為なんて嫌だぞ?」

やばい・・・4姉妹が怪しく見えてきた・・・・

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