ガチャで成り上がったらとんでもない事に巻き込まれた

よっしい

第19話 親方達も、狙われている!

「ああ、そうそう、流石にランナル殿もこの人数全て相手は時間がかかりましょうから、お付きの人にも何人か振り分けましょう。」

・・・・お付きの人って、親方達?

「・・・ちなみに、9人いるんだが、1人頭何人ぐらい?」

「そうですわね・・・・本人の希望も考慮しないといけませんが、5人程でどうでしょう?皆戦えますし、立派な子を産めますよ?戦場でも、ベッドでも、頼もしい存在となりましょう。それに、恐らく今後、ランナル殿のお付きの方も、全員爵位を授与されるでしょうから、将来旦那として有望なのですよ。」

・・・・いいのか?

俺はカチヤに、親方に俺の所に来てもらうように伝える。

すると、驚く事に、すぐに来た。

「なあランナル、俺らケツ狙われてるんだが?」

「いや、ケツじゃなく前の方だと思うぞ、ほら、アマゾネスが子種を狙ってるらしい・・・・」

俺がそう言うと、親方は自身の・・・・を狙ってると思っているアマゾネスを見る。
すると、どうやらそのアマゾネスは、ずっと親方を見ていたらしく、目があったようだ。その瞬間、獲物を狙うかのごとき、肉食獣の表情になったとか。

「う・・・・ランナルの言う通りらしい・・・・俺も妻が2人もいるんだが・・・・大丈夫なのか、増やして?」

「親方と奥さん方が良いと言うならいいんじゃないか?それに、2人とも妊娠したら、あっちはあの女性達にしてもらえばいいんじゃないか?」

「そ・・・そうか?だがな・・・・そんなに多数の女性を囲ってしまえば、ランナルを見ていると不安になるぞ?」

「え?何で俺を見ると不安になるんだ?」

「お前、今の自分の顔見た事あるのか?」

「いや、いちいち見ないだろ?」

「お前、嫁に精気すっかり吸い取られてるぞ?」

「何?マジか?」

「ああ・・・だからなからな、躊躇してしまう。」

そんな事を話していると、アマゾネスの将軍、王妃様の妹が・・・・

「まあ、そのような事を心配なさるとは。ですがその心配はいりませんよ?」

「あ?ええと・・・・ヨゼフィーネだった?そういう意味だ?」

「・・・まあ、きちんと覚えていて下さったのですね、お礼は今晩たっぷり致しますわ。で、そうですわね、質問の事ですが、確かにたっぷりとお精は頂きますが・・・・アマゾネス直伝の精力剤がありますので、10人と毎晩頑張っても、翌日はさらに求めるほどの効き目があるのですよ?しかもその後、絶倫スキルが授かるはずですから、もうそうなれば心配ないでしょう・・・・」

・・・・
・・・・
俺と親方は顔を見合わせた。

「つ・・・・妻と相談するよ・・・・」

微妙な表情で戻る親方。

「最低一人5人は相手して頂きますから、その心づもりでお願いいたしますよ?」

親方の背にそう大きな声で伝えるヨゼフィーネ。

俺は周囲のアマゾネスを見たが・・・・既に各々のターゲットが決まっているのか(いつの間に!)おのおの9人を見ていた・・・・

世間では羨ましいと言うんだろうな。

そして、流石に徒歩では本日中に国境に到達できないらしいので、野営をする事に。

「もうこの辺りで野営をしましょう。この人数ですから、街で宿泊という訳にはまいりませんからね。」

・・・俺は軍の事に関しては素人だからな。ここは専門家に任そう。

「分かった、頼む。」

俺はすかさず嫁’Sの元へ。

「俺達はどうしたらいいんだ?」

一番に反応したのが一番年上のアルデホンダが
「こっそり戻りますか?」
「軍の、しかも兵を目の前にして、使う訳にはいかないぞ?」

「そこは・・・・少し奥まった場所へ皆で行き、私とランナル様以外は先に戻っていただき、ドラグーンで、ランナル様とわたくしが、設置してある場所まで参りますから、それでどうでしょう?」

今度はフェリーネが言う。

・・・・そうだな・・・

だが、此処で驚くべき事態が。
エリーザベトがいるにもかかわらず、なんとヨゼフィーネがすぐそばにいたのだ。
これには驚いた。
一応念のため、ゲートという言葉は使ってなかったのが幸いしたが・・・・

「ゲートで戻られるのでしょうか?折角アマゾネスと熱い夜と過ごす機会ですのに・・・・」

・・・・え?俺今ゲートって言葉使わなかったよな?会話でも使ってなかったはずだぞ?
「隠しているつもりでしょうから言いませんが、公然の秘密ですよ?」

なん・・・・だ・・・と?もう権力者も知ってたのか?
「国王はどうか知りませんが、姉は知っているようですよ?」

・・・・どうしてこうなった?

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