女神のチョンボで大変な事に

よっしい

第67話 野郎共のレベル上げ

あ、いた・・・・最初に会った異世界の3人。

という事は、クラン”オデイールの光”として来てるのだろうか?
あの緊急の依頼内容からするとブリセーニョ殿も近くに居るのだろうか?

3人に近づくと女戦士が

「向こうにオークコマンダーがいる!」

と。僧侶の女性が、

「私達には対処が出来ません。どうかお願いします!」

あ、誰か倒れてる。それを回復中か。生きてそうだから、放っておいてもよさそう?


「わかった。オークコマンダー1体だけ?」



「いえ、複数のオークといました。私の魔力が切れたので、これ以上は・・・・」
と、魔法使いの男性が。

「厳しいが、何とかする。」


警戒を強め、前に進む。

あ、ブリセーニョ殿が戦っている。というか防戦。一方的に攻められてる。
「ブリセーニョ殿、今行きます!」

その前に、落ちていた石を拾い、投げる。

オークの1体に当たる。吹っ飛ぶ左腕。

もう一つ投げる。

今度は別のオークの左脚。

ブリセーニョ殿と、そのパーティメンバーらしき人達が下がる。

「すまん、口田殿。我々には荷が重かったようだ。」

「任せて下さい。こちらで止めを刺しても?」

「もちろん構わない。あのコマンダーが厄介でな。頼んだ!」

ブリセーニョ殿はこの場に留まれば、かえって邪魔なのだと察したのか、パーティメンバーと共に引いていく。

「せつ、さわ、あのパーティの撤退の手助けを頼む。みつえは野郎共の防御を。」

俺は振り返らず、どんどんオークをを戦闘不能にしていく。

そして最後に残ったコマンダーと対峙する。
以前もコマンダーと戦ったよな?確か。
厄介だと言っていたけど、そうさせないためにまず投石。
1つが避けられるが、速攻で投げる投げる。

よけきれなかったのか、肩に当たり、よろけた所に今度は足に当たる。

完全に動きが止まったので、剣を構え突進。
残りの腕と足を切断。これで、この周りにいるオークは完全無力化。という事で、野郎共にパワーレベリング。

「おい、順番に止めを刺せ!お前らクランを外してるから、倒したのは全部5人の経験値になる。急げ!」


「「「「「は、はい!!!」」」」」

男には甘やかしはいらない。
泣きそうになってる奴もいるが、そんなの無視。

そして、最後のコマンダーも死んだ。

・・・・
・・・
・・


「よし、お前らよくやった!レベルは・・・・お、全員5か。もう一息だな。」


「「「「「あざっす!」」」」」

野郎共は少し強くなった。

そして、せつ達が戻ってきた。

「もうこの辺りにはいないようです。怪しいのは、校舎辺りらしいです。」

「わかったよ、ありがとうせつ。今からみんなで向かおう。」

次はキング?ジェネラルか?

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