女神のチョンボで大変な事に

よっしい

第18話 救出作戦2

そう言われ、僕もせつも、話しかけてきた女性を見る。

「もうそちらは宜しくて?そして、何か御用でしたか?」

うーん・・・何か今までと違う喋り方のせつ。それと、部長さんなの?

「は、はい!外の様子に変化があるようなのです。怪物たちが集まっているのです。」

・・・・なんだ?集まるって?

外を、窓から見てみると、なるほど、運動場かな?に魔物が集結しつつあるな。
しかし、あれ倒すの?僕が?
そう思って様子を・・・・正直もう暗くなりつつあるから、外行くの嫌なんだけどな・・・・
しかし、何で集まってるんだ?もしかして、外の連中は全滅した?
そう思ってると

”ミッションコンプリートです!おめでとう!そして、新たな緊急ミッションですよー!”
・・・何だよミッションって?そんなの一言も無かったぞ?

「何だよミッションって?それに新たな緊急ミッションって、何なんだ、おい?」

”はい先ずは勇者ちゃんを助けよう!のミッション達成ですね、これは先に報酬渡してるので、これでお終いですけど、新たなミッションには、成功報酬が待ってますよー!”

・・・・なんだそれ?

「もう義理は果たしただろう?そもそもこっちは、巻き込まれたんだ。もういいだろう?残りは現地の人とか、居合わせてる奴らに、やってもらってよ。」

”まあまあそんな事言わずに、もうあなたは強いんだから、今後の事も考えるべきなので、後々暮らしやすくするための報酬を、用意してるんですよ、凄いでしょ!”

「凄いっでしょって・・・・それより帰せよ!元の世界に!」

”残念ながらできません、一方通行なのですよ、残念ですねそれより、報酬気になりませんか?なりますよね、ね?”

地味にうざいんだけど。

「なあじゃあせめて、この後どこか安全に暮らす事ができる家と、ここの言葉の読み書き会話が出来るように、この世界の常識や、世界情勢を教えてくれたり、用意してくれよ。最低限これは譲れないな。」

”・・・・ちょっと要求多くない?”

「そもそもあんたがミスしなければ、こんな苦労しなかったし、こんなに沢山の死人は、出なかったんじゃないの?要求というか、本来持ってたものを、返してほしいだけだと思うんだけど?日本では安心して暮らしていける、家に住んでいたし、言葉も不自由しなかったし、そもそも常識とか世界情勢は、日本で普通に暮らしていれば、すぐにわかる事だし。」

一気にまくし立ててしまった。
周りもこちらを見てる。

”仕方ないわねわ、かったわ今回だけ特別だゾ、欲張りさんは、女の子に嫌われちゃうから、欲張ったらダメなんだゾ!”

まただよ、キモい。
「それより、何をしたらいいんだ?出来る事じゃないと、断るぞ!」

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