第50話　ルドメロ様に問い詰める

ふう・・・すっきりしたぜ！まさかデカい方が出るとは・・・・浄化ってのは素晴らしい魔法だぜ！

「デイフィリア、戻ったぜ！デイフィリアもしょんべん行っとくか？」

「・・・・女性にそう言う事は言ってはいけません？お花を摘みに行ってきますね？あ、シロさん一応私の警戒をして下さっていいかしら？」

”うむ・・・・いいぞ”


あ？お花を摘むって何だ？？のんきに花を摘むのか？


暫くして・・・・

「お待たせしてしまいましたね・・・・ところでルドメロ様、ステータスがおかしいのですがもしかして認識阻害の何かをしてらっしゃいますか？隠ぺいとか・・・」

「あ？何の事だ？そんなの知らねえぞ？」

「そうですか？一度自身のステータス確認して下さい。」

「分からんがいいぜ・・・ってなんじゃこりゃ？俺様レベル１？冒険者の卵？」

「ええ・・・変ですよね？先程魔物仕留めておられるのに？」

「・・・・どうすりゃいいんだ？」

「そうですね・・・・ステータス、真実を！とか念じてみては？」

「お？魔法の時とおんなじか？よっしゃあ！！！でろでろステータス！」

・・・・えっとどうしてそうなるのかしら？


<名前：ルドメロ・ララインサル（明 参平）>

<種族：     人間(異世界転生)>

<年齢：　　                　 16>

<性別：                　 男の子>

<　LV：　                　  10>

<職業：　　　 　       冒険者>

<　力：   16ｐｔ（＋136pt)>

<体力：   16ｐｔ（＋136pt)>

<知力：　16ｐｔ（＋136pt)>

<精神力：16ｐｔ（＋136pt)>

<俊敏：　16ｐｔ（＋136pt)>

<魅力：　16ｐｔ（＋136pt)>

<　運：　16ｐｔ（＋136pt)>

<保有スキル>

空間収納（ユニーク）・全魔法の素養・神の助言（ユニーク）・鑑定・頑強・火魔法・水魔法・土魔法・風魔法・回復魔法・空間魔法・剣術・投合術・料理・調理・浄化・テイム・調合・薬学・薬剤師・修復・サバイバル・隠ぺい・隠密・採取・採掘・栽培・錬金・創造

その他閲覧不能

<所有アイテム>

神のナイフ（無限）（ユニーク）　その他

<状態>

精神異常（記憶喪失）

<賞罰>

ドラゴンスレイヤー

従魔２体契約　フェンリル　　エンシェントドラゴン


一部神の干渉により、閲覧不可能な箇所あり


・・・・見えました・・・ってレベル１０？
え？ええ・ルドメロ様レベル１０になってますよ？信じられません・・・・レベル１０の人、初めて見ました・・・・それに、各ステータス・・・低いですね・・・ですが、（）の中の１３６って何でしょうね？


注）　この世界において、人間が達する事のできるレベルは８が限界と言われている。
剣聖と言われる人でもレベル９、レベル１０は、もはや神と言えるレベルであり、過去に数人存在しているのみである。


「で、どうなんだ俺様のステータスって。」

「・・・・一応出ましたが、まだ何かおかしいですね。神が・・・・って、一体なんでしょう？」

「俺様に聞くな！」