45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第602話 おっさんは絶対無二の存在らしい

いや・・・・水着姿で言われてもね・・・・
それに相手が皇帝、しかもマスターになってるんだよね?

「どうしたんだいきなり?」

そう思ってると、なんとキラスとキウスがおっさんの両脇に来て、それぞれ腕を組んできたんだよ。

「だって・・・・皇帝の分際で、アークマスターから無理やり剣を出させろだなんて・・・・」
「立場をわきまえてほしいのですよ。」

・・・・大丈夫か?

「なあ皇帝さんや・・・・」
「何だシラカワ、言いたい事があるならさっさと言え!」
「あんたこの精霊になにかした?」

「うぐ・・・・俺様に黙ってエリクサー使いやがったんだ、それなりにだな・・・・」
ん?何をしたんだ?
すると精霊さん・・・・

「酷いんですぅ・・・・」
「いきなりお尻ぺんぺんですよ?信じられますか?」
・・・・何してんだか・・・・
「んだよその後たっぷりかわいがってやったじゃねえか!」
「二人同時にですよ?信じられますか?」
「それに・・・・はやす「そんな事はねえ!」ぎて・・・・」
・・・・ナンノコトダカオッサンワカリマセン・・・・

「シーツが凄い事になったのに・・・・その後何度も・・・・信じられません・・・・」
「痛すぎ。へたっぴ。アークマスターはそのあたり優しいのねに。」
あ・・・・ちょっと何言っちゃってるの?
「おいシラカワ・・・・・どういう事だ?」
・・・・ここは全力で否定・・・・するわけにはいかんな。嘘は駄目だね。ここは真実を上手く言ってごまかすか・・・・

「・・・・何の事を言ってるのか分からんが、その二人・・・・血だらけになったんだろ?それが全てじゃ?」
嘘は言ってない、うん。
「む・・・・確かに・・・・こいつら処女だった・・・・いや、疑ってすまんな。ちょっと興奮したようだ。」
おっさんこそすまんね。もう既に・・・・しかもその後膜だけ再生とか・・・・
そうだ!ここはあれだ!話題を変えないと。
「よし、風呂あがったら、剣を出すか。ここじゃ無理だしね。」
「よし!なら話は早い!キラスとキウス、さっさとシラカワ綺麗にして風呂から出してやれ!こうしちゃおれん!新しい俺様専用の剣!」

・・・またチュドーンとかしないだろうな?

「わたしにも・・・・精霊が・・・・?」
「ああ、ロニーさんの場合、守ってくれる精霊に・・・・なると思うよ?」
「・・・・ごつくないですよね?」
「何がごついのか知らんが・・・・多分ロニーさん好みになるかと思う。」

「ええ!それは素晴らしい!!これは大いに期待できますな!」

何を期待してるか知らんけど、まあロニーさんだから無茶はしないと思うけど。
「最後まで面倒見てくれるのかのう?」
そしてロートレック公爵・・・・
何を最後まで?あまり考えないようにしよう・・・・

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