45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第561話 秘書さん精霊と、今後の剣を打つ予定を話し合う

【マスター?4体の精霊ですが、2体はマスターのお子様、つまりそれぞれの跡継ぎの元へ行く事を了承していますわ。それと、後の2体は、そのままマスターの元に留まりたいそうです。】

じゃあメーネアの子供と、リュシエンヌの子供に引き継ぎだな・・・・

「じゃあ、後何本か剣を打とうと思ってるんだよね。普通の大きさの剣・・・・今ある4振りの剣、あれと同じでいいかと思うんだけど、あれをいくつか。それと、おっさんの剣を扱えない、逆に言えば、ウェンディは二刀流だからもう一振り、ナターリヤ、カトリーン・・・・カトリーンも2振りか?おっさんと同じスキルもちだしな・・・・それにエルヴィーラ。ああ、夜叉の3人、十六夜、月女、紅渚は剣扱えたよな?まあこの辺りと、それとだな・・・・皇帝にも献上してやらんといけないだろう・・・・皇帝自身と、跡継ぎか・・・・」

【随分お打ちになる予定ですのね。】
「ああ、これはあくまで普通の剣さ。あとは護身用に、短剣だな。これはいざという時に、おっさんのすべての妻に渡したいな。それと、ロニーさんや、ロートレック公爵にもね・・・・ああ、沢山打たないと!材料はあるし・・・・ああそうだ、アルフォンシーナ達に迷惑かけたくないし、どうやらカトリーンにも大変な思いをさせたんだっけね?魔道具作って完全に一人でできるようにしたいな・・・・」

【まあまあそれは大変ですわね。どうされますか?先に4体の精霊を顕在化させてしまえば、その4体がお手伝いしてくれるとは思いますけれど?】
「え?剣を打つ手伝いしてくれんの?」
【それはもう・・・・今仮宿としているのは、あくまで一時的なのですから。自身の永住するかもしれない剣を打つお手伝いはいくらでも致しましょう・・・・】
・・・・そう言えば、おっさんの中に最初に入り込んだ精霊たちは、結果自身の永住する剣を自ら打ったんだっけ?

「・・・・一応聞くけど、今入り込んでる4体の精霊は、新たに打った剣に行くんだよね?で、更におっさんが沢山打つわけだけど、これらには精霊はやってくるのかな?」
【恐らく我こそと大勢の精霊がやって来るものと。その辺りは私がしっかり管理いたしますので、たとえ血の繋がりの無い人へ剣を譲渡したとして、精霊が離脱する事のないように、あらかじめ言い含めます。ですが、恐らく皆マスターの元に、もしくはより近い場所に居続けたい希望はあると思いますので、出来ればどの剣が誰に譲渡されるのか、精霊が宿る前にお教えいただければと思いすわ。】

「・・・・それは・・・・わかったよ。まあ、決まってるのは教えるけど、おそらく誰に渡すか決めないまま、何振りも余分に打つからね。それに関してはどうする?」

【そうですわね・・・・ある程度、今後増えるであろう奥方様用、お子様用、そして、販売用、誰に渡すか未確定の贈答用・・・・これらの分類別に仕舞っていただければと思いますわ。】

・・・・うん?思ったんだけど、今回打った剣と同じ素材で打っちゃえば、常にその新たな剣に精霊がやって来るのかな?

【恐らくそうなりますわ。流石はマスターです。】

いいのかこんなんで。

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