45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第528話 エネルギー補充?もうないよ?

暫くして、ηと名乗るホムンクルスがもう一体、復活でいいのかな?

「・・・・現状把握、開始・・・・クリア。各パーツのチェック・・・・クリア。寿命・・・・不明・・・・後数時間ほどで活動停止の可能性・・・・η240、起動完了・・・・η241、このヒューマンの男性と交わればエネルギー補充が可能とありますが、事実ですか?」

「ええ、事実です。我が身がトラブルで寿命が尽きようとしていましたが、この方の精を補充いたしました所、寿命が概ね60年程更新されました。」

「それは素晴らしいですね。細かい話は後で、それでは・・・・そこのヒューマン、白河小次郎とおっしゃる?私とあちらへ・・・・」

・・・・またこの流れ?拒否できないの?
「致す事は難しいでしょうか?では私はこのままあと数時間で、寿命が尽きるのを待つのみです。」

・・・・おっさんの男としての尊厳が・・・・
「別に早くても良いのですよ?男性が思うより、行為が長いのは女性にとって良い事ではありませんから。むしろ疲れるのですよ。それにお股が後々痛みますから・・・・」

何言っちゃってんの?
「あんた経験ないんだよな?」
「この個体ではありませんね。ですが、過去のデータベースを参照すれば、わかる事です。さ、時間がありません。どうかお願いいたします。」

・・・・結局また同じ事を繰り返しちゃったよ・・・・

絶倫先生ありがとう・・・・

・・・・
・・・
・・


「いい加減しつこいので、此処までに致しましょう。では、話を進めます。」

・・・・ええと何だっけ?干からびたおっさんは、ぼんやり聞いてたよ・・・・

「Ψ238に続き、η241が白河小次郎の元へ嫁ぐ事となりました。あとはη240にお任せいたします。」

「了解しました。ただ、一つ問題が発生しそうですね。」

「η240、問題とは何でしょう?」


「お互い同じ日に妊娠するでしょう?出産時はダンジョンをどう管理すべきかと。」

「もう一体、η239の起動をいたしましょう。時期をずらして。」

・・・・なんかまた凄い事を言ってるな・・・・
その後二人?で何やら話していたようだけど・・・・

「白河小次郎様、ここはη240を後任と致しましたので、今後η241は白河小次郎の元へと嫁ぎます。それと、ダンジョンの修復も完了致しましたので、そろそろダンジョンからの離脱を推奨いたします。」

「・・・・なあ、ダンジョン元に戻ったのか?」

「ええ・・・・これだけエネルギーを頂きましたので、問題ございません。」

・・・・じゃあ上層も安全?
「ダンジョンの機能をチェックいたしましたが、正常に起動しております。」

「じゃあさ・・・・この球どうしたらいい?持ってていいの?」

おっさんドラゴンが中入っていると思われる球を見せたよ。

「・・・・問題ございません。100層のボス部屋、現在は正常運転しております。」

・・・・こんなのでいいのか?

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