45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第507話 おっさん大事な事に気が付かない

館に戻り、何時ものごとく、家族風呂・・・・デカいのに入る。

あ、一応リューク君とエリザヴェータ女史には、小さな来客用のお風呂に入ってもらってるよ。
本人の希望でね、夫婦二人で入りたいんだって。
いいねえ若いって。
で、皇帝とクィンシーは、男風呂・・・・どうせ2人しかいないんだからいいだろ?
に入ってもらってね。
まあ、たまには親子で入っとけよ?ってなもんでね。

で・・・・おっさんいつものように・・・・お、今日はカトリーンが一緒か・・・・
入ってね。
「あの深層になるとじゃが、やっと手ごたえが出てくるのう。」

どうやらカトリーンにとって、85層辺りでやっと手ごたえか・・・・これなら100層も安心?

「うん、まあ皇帝だけは気を付けてあげないとな。レベルが上がったみたいだけど、あのまま戦うとか、動きに慣れてないから危なっかしくてさ。」
「分かったのじゃ、気を付けておこう・・・・と、ナターリヤも来たようじゃの。」

「何だ先にカトリーンがいたのか。どうだ?」

何がどうだと思ったら、ナターリヤ何か持ってきたな?
「気が利くのう。」

あ、カトリーンが・・・・酒かあ・・・・
まあ、酔わない程度にね。

暫らくすると、ウェンディが入って来た。

「本当に一緒に来るの?」

「駄目ですか?」

「いいけど・・・・いるよ?」
何言ってるんだと思ったら・・・・
ああ、さっきの3人の娘さんか。
そう思ったら、後からリュシエンヌが子供とやって来たよ。
ああ・・・・もう誰の子か分からないなあ。何人連れてきたんだ?
ウェンディと手分けして洗い場に。あ、マルスリーヌもか。

「わあ・・・・本当に裸で入っちゃったよ?」

「小さい子供もいるしね?」
「流石シラカワ様の奥様方・・・・ここ初めてだけど、皆さま噂にたがわぬプロポーション・・・・」

3人はここ初めてか・・・・

「どうだいここは?」広いだろ?

おっさん3人に声をかけたよ。

「ええ・・・・凄いです・・・・」
「初めて入りました・・・・」
「この床柔らかいんですね・・・・?」

床には、面倒だけどね、掃除してくれる人いるからマット引いてるんだよ。子供が走ってこけたら大変だからね。

暫くして、3人の娘さん、体を洗ったのか、おっさんの所にやって来たよ。

「ああ、湯船ではタオル禁止ね?」
「え?そうなんですか?」
「うん、少なくともここではそうしてるんだよ?」

おっさん、カトリーンとナターリヤと酒を飲みながら・・・・おっさんはコーラだけどね・・・・
まったりしてたんだけどね。
「主よいいのか?」
何がと思ったんだけど・・・・?カトリーンは何がいいのかと言ってるんだ?
「ここで恥ずかしがっては・・・・」
「勝負です!」
「・・・・後で見せるんだから・・・・?」

何か変な事を言ってるけど、娘さん方も湯船に入ってきたよ。
「気持ちいいだろ?温泉なんだよ。」
「気持ちいいです・・・・」
「肌になじみます・・・・」
「すべすべ・・・・」

どうやら気に入ってくれたようです。
あ、そろそろ出ないといけませんね・・・・のぼせます。
「あ、先に出るからね、ゆっくりしてってよ。
おっさん湯船から出て、シャワーを浴びて、出てったっよ。


「み・・・・見ちゃった・・・・」
「家族以外の、初めてみちゃった・・・・」
「あれが・・・・ここに・・・・」

おっさん何か忘れてるような気がしたけど何だっけ?

いつも家族と入ってるから、3人の娘さんが未婚の箱入り娘と言うのを失念してたよ。
というかウェンディもナターリヤもウェンディも、リュシエンヌもマルスリーヌも居たのに、何で誰も教えてくれないの?

風呂から出て、皆の準備が整ったので、再びダンジョンへ向かったよ。

次は・・・・86層、木材?

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