45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第480話 51層へ向かう

まあ・・・・気にしない・・・・

「気にしろよ!野郎の尿とか・・・ないだろう!!」

「じゃあ女の尿ならいいのか?」
「・・・・俺はそう言った趣味はねえ!」
「こっちもないよ!」
一部聖水とか言われ需要があるらしいが・・・・おっさんにはわからない世界だ。
さらに・・・・黄金とか言うのがあるようだが・・・・
もう・・・・いくら美女のでも、無理だろ?


脱線したね・・・・


で、51層なんだけど・・・・

ええと、果物?
1層と同じ感じかな?
完全にとは言わないけど、繰り返してるよね、やはり。
ここは一層のとは違う味?

あ・・・・気が付けばまた女性で溢れかえってるじゃないか?
しかも今度は・・・・さっきまでいなかったメンバーもいるよ?
「なあ・・・・あれ全員採取のスキルもちなのか?」
俺は誰となく聞いてみた。
反応してくれたのはウェンディ。
「ええ、どうも誰かが・・・・スキルを広めたらしいのよね?何やらスキルもちが・・・・今回のは採取ね?採取のスキル、そこそこレベルの高い人が、スキル持ってない人と一緒になって、まあ教える?見たいので採取していけば、低レベルながらも採取のスキルが増えるらしいのよ?詳しくはわからないし、本当かどうかわからないけれど。」

・・・何かそのような話を以前、誰からか聞いた気もしないではないが・・・・リューク君だっけ?忘れた・・・・

まあつまり、ギルドでよくある初心者講座、あれだね。スキルもちがスキル持ってないやつに・・・・例えば解体、あれを実践させて、同様にさせればスキルが身につく?みたいな。
但し、スキルもちがいなければ、いつまでたっても覚えられない・・・・それこそ数年がかりで覚えるしかない。それをすっ飛ばすんだから大概だよね?

まあ、そんな感じで、領内の工員として働いている女性・・・・若い娘?が、それこそすごい勢いで採取スキルの所持者が増え・・・・見れば今まさに教えているメンツもいるぞ?
まあいいか?今後の彼女らにとって、役立つんだから。

「このスキルの増え方は、一般的に知られてるのかい?」
おっさんはウェンディに聞いてみた。

「さあ?よく分かってないみたいよ?スキルに関しては疑問の所が多いし?ただね・・・・低レベルのスキルって、さほど役に立たないかも?特に戦闘かな?剣術なんて簡単にレベル4ぐらいになる事ができるわ。だけど、そんなレベルでは、この階層の・・・・次の階層では、全く役立たない。そして・・・・レベルが上がれば上がるほど、次のレベルに上がりにくいわね。これは確かよ?」

・・・・今度じっくりスキルについても考えたいなあ?以前も考えたって?
だって・・・あれから時間が経って、こうして情報も手に入ったしね?

で・・・気が付けば、周りの木々の実は、狩り尽くされていた・・・・

どれだけの人数押し寄せたんだ?

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