45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第388話 珠

「そういう訳だ。今晩中に頼むよ。丁度そこに協力してくれそうな・・・・人?がいるじゃないか!」
「な・・・・ななな何を言ってるんでしょうか?無理ですよ!」

・・・・何なんだろう?
「そんな事はないわ。今の貴女は魅力にあふれているわ。きっとそこの人間も協力してくれると思うの。それではよろしくね。」

あ・・・・消えた。

「ちょっと何勝手な事言ってるんですかー!って聞いてないし!」

「なあ、珠ってどうやって作るんだ?」

「・・・・教えない!」

「教えないって・・・・いいのかい?何だか珠が必要だったみたいだけど?」

「・・・・」

「・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・」

「・・・・・・・・・」

「なあ、何だったら協力するけど、もしかして恥ずかしい事だったりする?」

「い・・・・いやーーーーーー!!!!!!!!!!!!」

・・・・
・・・
・・


「なあ落ち着いた?」

「これ美味しいわね。何これ?」

「午●の紅茶ロイヤルミルクティー」

「それ貴方の異世界の物?」

「そうそう、異世界売買で買ったやつ。」

「そっか・・・・」

「で、デアさんよ、珠作る必要あるんだよね?」

「う・・・・うん・・・・」

どうしてここで顔を真っ赤にするんだ?そんなモジモジせんでも・・・・あ、もしかしてトイレ?

「あ、ごめん、気が付かなくって。トイレ我慢してるなら遠慮無く行って来てよ!」

「ち・・・違うわよ?我慢なんてしてないし!」

「じゃあなんだよ?あ、もしかして生理?」

「ち、違うわよ!というかセクハラ!スケベ!デリカシーなし!」

「おっさん妻子持ちだし、そういうの気にしてないから、あ、何ならよさげなナプキン出してやろうか?」

「ナプキンって?」

「生理の時に使う、使い捨ての、所謂おりものシート?異世界の。」

「・・・・ちょと試しに出してみなさいよ!」

「じゃあ・・・・このナイト用とかと、肌に優しそうなの出してみるか・・・・」

・・・・
・・・
・・



んだよ、結局生理だったのか?渡したらすごい勢いでトイレに消えてったし・・・・
それと、珠の作り方って何だったんだ?
そう思ってると、デアさんは戻ってきた。

「言っとくけど生理じゃないから!それとこれ!新しい珠作ってきたのよ!」

「おお!というかなんか濡れてない?」

「し・・・しまった・・・・見ないで―!」

「それにこれ・・・・何か・・・・女のにおいがする?」

「ギャー!においをかぐなー!!!!」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

          

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