45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる

よっしい

第254話 セアリアス帝国の兵士と皇子を無事救出

「クィンシー、皇子を頼むよ。皇子がゲートを通ったら君も来てくれ。将軍は、誰かに任せられるなら来てもらってもいいけど、そうじゃ無ければ最後で。ウェンディもおっさんが戻ったら一緒に来てくれ。ナターリヤもだ。ファートとサージュは念のため結界や周りの警戒を頼むよ。」
「わかったぜ、シラカワ。兄貴、そういう事で、シラカワが戻ったらさっさと行こうぜ!」
「わかった。クィンシー、頼むぞ。」
「任せとけよ。」
「私は向こうで何をしたらいいのかしら?」
「ウェンディはまず兵士のうちまだ具合の悪い連中が向こうに行ったら面倒を見てあげてくれ。それとナターリヤ、ウェンディだけでは手が足りないから、手助けしてやってくれ。」
「わかった、シラカワ、いやだんなと呼んだほうが良いのか・・・・?」
「・・・・まだ結婚してないでしょ・・・・」
「まあ、わかった。任せておけ。竿姉妹だからな、ウェンディは。」
・・・・なんか変な聞きなれない言葉が・・・・
「私とサージュは最後か?」
「そういう事になる。ファート、サージュ頼むよ。」
「ダーリン任せといてね♪」
「頼まれた。」
こういう時は頼っておこう。

「じゃあ一度おっさんは向こうに行くから、戻ったら万時頼むよ!」
おっさんシラカワ領へ通じるゲートを取り出し、先に移動したよ。
その後エルヴィーラとウェンディ、ナターリヤが来て、居合わせたメーネアに説明をして、エルヴィーラと共に軍の受け入れ準備をしてもらう事に。
そして、ウェンディとナターリヤには、体調の悪い兵士を優先的に見てもらうようにもう一度念を押したよ。
で、広い場所・・・・館の外に急ながら野営できるように準備をしてもらいつつ、おっさんはゲートを複数設置し、相方を持って戻ったよ。
そして、兵士たちの近くにゲートを設置、移動を開始する事に。
将軍が万が一を考え一度向こうに行くと言ってね。
なので一度おっさんと共にシラカワ領へ来てもらってね。
そして安心したのか戻ってくれて。
そして皇子が将軍に大丈夫と言われたのか来てね。その後はクィンシーが戻ってきて。
あとは兵士たちがどんどんやってくる。
一時間もしないうちに全員の移動が終わってね。
あー何だかこんなに大群がこんな短時間に移動できるなんて、ちょっと考えを変えると恐ろしいな・・・・
ゲートの管理はしっかりしないと。
「それにしてもこのゲート、恐ろしく便利ですな!」
「将軍、確かに便利ですが、悪用すると大変な事になるので管理はしっかりしないといけないんですよ。」
「そのようだな。」
そうこう話をしているうちに、ゲートを回収したファートとサージュが戻ってきてね。
残ったのは一組だけ。
ちょっとおっさん思う所があってね
おっさんだけ戻ってね。
少し森に入った所に土魔術で穴を掘って、そこに小さなゲート部屋を設置しといたんだよ。
そして、パッと見はわからないようにカモフラージュして、おっさんゲートを設置して戻ったよ。
悪用されるといけないからゲート自体は使えないようにはしたけど、解除すれば使えるしね。
さて・・・・無事兵士と皇子は救助できたわけなんだが・・・・
プレジールの情報収集だな。
皇帝以下無事だといいんだが・・・・

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