〜異世界で契約した従魔がEXランクの魔物達でした〜
第22話〜忍び寄る脅威〜
第2章 イングレア王立学園編
第22話〜忍び寄る脅威〜
...
...
試験が終わった後、ルディと別れた僕とシルフィは家に戻っていた。
「ただいま〜」
シルフィ「ただいま戻りました」
出迎えてくれたのは、母さんだった。
サリー「あら?おかえり、ユーマ君、シルフィ」
「あれ?父さんは?」
サリー「ブライトなら、ギルド長から緊急の呼び出しがあったとかなんとかって言って1時間ぐらい前に出たわよ」
「そっか。じゃあお昼には帰ってこれないかなぁ」
サリー「うん、難しいかも知れないわね」
「本当なら父さんもいて、みんなが揃って言うことだなと思ってたけど、母さんにだけは僕とシルフィの試験に出来を言おうかな?」
サリー「試験の出来なら心配してないけど、せっかくならブライトが揃ってから聞くことにするわ」
「うん、分かった」
サリー「良い返事ね。じゃあ2人とも手を洗ってきなさい。お昼にしましょう」
ユーマ、シルフィ「「はい!」」
この時の僕は、なぜ父さんが呼び出されているのか知る良しもなかった。
そしてこの先起こる、大変な事件はもうすぐそこまで来ていた。
----------------------
ユーマ達が試験を終えて家に帰る数時間前。
シンフィールド家では...
ブライト「サリー、すまんが少し出かけてくる」
サリー「え⁉︎今から?あと少しでユーマ君とシルフィが帰ってくるのに?」
ブライト「ああ、ギルド長直々に念話が入ってきた。今すぐ会いたいとな」
サリー「分かったわ。ギルド長が直々に言ってきたと言う事は、遅くなりそうなのね」
ブライト「恐らくな...。だからお昼はお前達だけで食べていてくれ」
サリー「分かったわ。行ってらっしゃい」
ブライト「行ってくる!」
そして1時間後、ブライトはギルドに来ていた。
ブライト「冒険者パーティー、紅銀の大地のブライト・シンフィールドだ。ギルド長から至急ギルドに来てくれとの通達を受けた。ギルド長は今いるか?」
息を切らせながらも、受付嬢に尋ねた。
???「ブライト様ですね。今確認して参りますので少々お待ち下さい」
ブライト「ああ、分かった」
待つ事、数分。
先程奥に消えていった受付嬢が帰ってきた。
???「おまたせしました。ギルド長が会われるそうなのでついてきてください」
ブライト「ああ」
奥の扉から入り、階段を上がった先の通路の1番奥の部屋の前で受付嬢が止まった。
この部屋が、ギルド長であるグリスの部屋だからだ。
???「ギルド長、ブライト様をお連れ致しました」
グリス「うむ。入れ!」
???「失礼します」
部屋に入ると、ギルド長が自分の執務机に両肘をついて、手を組んでいた。
グリス「久しぶりだなぁ。ブライト」
ブライト「ああ、グリスも元気そうだな!」
2人はまるで学生の頃の友達が、久しぶりに再開したと言わんばかりに握手を交わしていた。
グリス「ミラル君も下がって良いぞ。ご苦労だったな」
ミラル「いえ、では私はこれで」
そう言い、案内してくれた受付嬢ことミラルは一礼した後、下がっていった。
ブライト「それで、グリス。緊急で念話を飛ばした時は焦ったが、何かあったのか?」
グリス「ああ、その事なんだが。実はな...ここから北に50kmほど離れた場所に、ラピルスと言う小さな村がある事は知っているだろう?」
ブライト「ああ、何回か依頼を受けたときに中継地として寄らせてもらった事がある。そこがどうかしたのか?」
グリス「ああ、つい先日そのラピルスの村が大量の魔物の集団に襲われ、滅びてしまったんだ。助かったのは、そのことを知らせに来た10代と見られる若い冒険者2人だ。後で確認に行ったら村は壊滅、生存者もいなかったそうだ」
ブライト「なっ!スタンピードか⁉︎」
グリス「恐らくな...ラピルスの村が襲われたとなればここが狙われるのも時間の問題であろう」
ブライト「ここには俺たち紅銀の大地がいるし、王国騎士団や王国魔法師団が居るだろう。魔物なんかに遅れをとるかよ」
ブライトがそう息巻くも、ギルド長であるグリスはゆっくり首を横に振った。
グリス「残念ながらそれだけの兵力があったとしても助かるのは良くて、2、3割であろう。下手をすれば全滅もありうる」
ブライト「なんでそんなことが分かるんだよ!そもそも魔物の数は何匹ぐらいなんだ」
グリス「確認が取れてる時点で総数は4、5万匹。その中で数が多いのがAランクからBランク体の魔物だ。中には、Sランクもいて、そしてその魔物達の1番奥には、EXランクの魔物であるエンシェント・ドラゴンがいるそうだ」
ブライト「なにっ!」
ブライトが驚くのも無理はない。
Sランクの魔物ならなんとか人の手で討伐することが可能だ。ただ、EXランクともなると話は変わってくる。
そもそもEXランクの魔物自体珍しく、人の手で討伐された記録など数が少ない。
しかも、今回のEXランクの魔物はエンシェント・ドラゴンと言って、龍種の中でも2番目の地位を持つ龍王なのだ。
ブライト「グリスよ」
グリス「なんだ?」
ブライト「この事は、陛下はご存知か?」
グリス「いや、知らせてはいない。それも含めて、お前を今日呼び出したのだ」
ブライト「つまり、俺が伝えろと?」
グリス「そうだ。この国では、お前たちが1番ガルム陛下と仲が良い。だから、頼む」
グリスはブライトに向かって、思い切り頭を下げた。
ブライト「分かった。あと魔物達がどれくらいで、ここに来るか分かるか?」
グリス「これは予測の域を出ないが、恐らくあと1ヶ月もあればこの国に、到着しよう」
ブライト「分かった。それも含めて陛下には俺が伝える。グリスはなるべく多くの冒険者たちを募っておいてくれ」
グリス「あい、分かった」
グリスとの話を終えたブライトは急ぎ、王城へ向かった。
ギルドを出て、真っ直ぐに王城に向かった。
いつもの衛兵のところで、身分証としてギルドカードを提示し、ガルム陛下のいる執務室に向かった。
衛兵A「陛下!冒険者パーティー、紅銀の大地のブライト・シンフィールド様がお見えになりました」
ガルム「うむ!入って良いぞ」
中に入ると沢山の書類を整理しているガルム陛下がいた。
ガルム「君はもう下がって良いぞ!」
衛兵A「はっ!」
衛兵は深く一礼した後、元の任務に戻っていった。
ブライト「陛下、今日は急な訪問をしてしまい、すみませんでした」
ガルム「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりも息を整えてください」
ブライト「ありがとうございます」
数分で息を整えると、もう一度陛下の方を向いた。
ガルム「それで、ブライト殿。今日はどのようなご用件で?」
ブライト「実はここから北に50kmほど離れた場所にあるラピルス村が大量の魔物に襲われ、壊滅したようなのです」
ガルム「なっ!それは本当ですか⁉︎」
ブライト「はい。ここに来る前、ギルドの方でグリスギルド長から話を聞きました」
ガルム「大量の魔物という事は、スタンピードですかな?」
ブライト「恐らくそうであると思われます」
ガルム「そうですか。その魔物の規模とここに来るまでの期間などは聞いていますか?」
ブライト「勿論です。総数は4万から5万匹。その中で数が多いのがAランクからBランク体の魔物だそうです。その中にはSランクの魔物もいて、そしてその魔物達の1番奥には、EXランクの魔物であるエンシェント・ドラゴンがいるそうです」
ガルム「なんと⁉︎Sランクだけではなく、EXランクの魔物もいるのですか」
ブライト「そのように聞いております。因みにここに来るまでの時間は憶測の域ですが、1ヶ月程だそうです」
ガルム「分かりました。今出かけている王国騎士や王国魔法師達はすぐに呼び戻しましょう。ブライト殿達も参加してくださるんですよね?」
ブライト「勿論です。我々、紅銀の大地も参加させていただきます。あと私たちの子供であるユーマやルディにも出てもらいます」
ガルム「ユーマ君は分かりますが、ルディちゃんは大丈夫なのですか?」
ブライト「ええ。私達紅銀の大地がユーマ、ルディ、そしてユーマの専属メイドであるシルフィに修行をつけたので。3人個々がAランクの魔物に引けを取らないほどの実力を持っています。それぞれの従魔と力を合わせればかなりの戦力になると思われます」
ガルム「分かりました。それではユーマ君達にも参加してもらう事にします。ところで明日ユーマ君達に会えませんか?」
ブライト「大丈夫ですよ。いつお伺いしましょう」
ガルム「朝方なら私も空いておりますので、その時間に来てください」
ブライト「分かりました。お伺いする前に念話を飛ばしますね」
ガルム「よろしくお願いします」
そうして、俺は陛下に頭を下げた後自宅へと戻っていった。
父さんが家に戻ってきたのは夕方だった。
ブライト「ただいま〜」
「お帰り、父さん」
サリー「おかえりなさい。疲れたでしょ。先にお風呂にする?それともご飯にする?」
ブライト「先に風呂に入るよ。ユーマ、久しぶりに父さんと入るか?」
「うん!」
風呂から上がった僕たちは、今日の試験の出来を父さん達に話した。
母さんは魔法の試験でうまく行ったことを喜んでいた。
父さんも良くやったなと褒めてくれてとても嬉しかった。
明日は合格発表だ。
僕とルディとシルフィ、3人とも受かってると良いな。
あと、そこまで望んでないけど合格順位が上の方だと父さん達もっと喜んでくれるだろうな。
そう考えつつ、自分の部屋のベットに入って寝た。
第22話〜忍び寄る脅威〜
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試験が終わった後、ルディと別れた僕とシルフィは家に戻っていた。
「ただいま〜」
シルフィ「ただいま戻りました」
出迎えてくれたのは、母さんだった。
サリー「あら?おかえり、ユーマ君、シルフィ」
「あれ?父さんは?」
サリー「ブライトなら、ギルド長から緊急の呼び出しがあったとかなんとかって言って1時間ぐらい前に出たわよ」
「そっか。じゃあお昼には帰ってこれないかなぁ」
サリー「うん、難しいかも知れないわね」
「本当なら父さんもいて、みんなが揃って言うことだなと思ってたけど、母さんにだけは僕とシルフィの試験に出来を言おうかな?」
サリー「試験の出来なら心配してないけど、せっかくならブライトが揃ってから聞くことにするわ」
「うん、分かった」
サリー「良い返事ね。じゃあ2人とも手を洗ってきなさい。お昼にしましょう」
ユーマ、シルフィ「「はい!」」
この時の僕は、なぜ父さんが呼び出されているのか知る良しもなかった。
そしてこの先起こる、大変な事件はもうすぐそこまで来ていた。
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ユーマ達が試験を終えて家に帰る数時間前。
シンフィールド家では...
ブライト「サリー、すまんが少し出かけてくる」
サリー「え⁉︎今から?あと少しでユーマ君とシルフィが帰ってくるのに?」
ブライト「ああ、ギルド長直々に念話が入ってきた。今すぐ会いたいとな」
サリー「分かったわ。ギルド長が直々に言ってきたと言う事は、遅くなりそうなのね」
ブライト「恐らくな...。だからお昼はお前達だけで食べていてくれ」
サリー「分かったわ。行ってらっしゃい」
ブライト「行ってくる!」
そして1時間後、ブライトはギルドに来ていた。
ブライト「冒険者パーティー、紅銀の大地のブライト・シンフィールドだ。ギルド長から至急ギルドに来てくれとの通達を受けた。ギルド長は今いるか?」
息を切らせながらも、受付嬢に尋ねた。
???「ブライト様ですね。今確認して参りますので少々お待ち下さい」
ブライト「ああ、分かった」
待つ事、数分。
先程奥に消えていった受付嬢が帰ってきた。
???「おまたせしました。ギルド長が会われるそうなのでついてきてください」
ブライト「ああ」
奥の扉から入り、階段を上がった先の通路の1番奥の部屋の前で受付嬢が止まった。
この部屋が、ギルド長であるグリスの部屋だからだ。
???「ギルド長、ブライト様をお連れ致しました」
グリス「うむ。入れ!」
???「失礼します」
部屋に入ると、ギルド長が自分の執務机に両肘をついて、手を組んでいた。
グリス「久しぶりだなぁ。ブライト」
ブライト「ああ、グリスも元気そうだな!」
2人はまるで学生の頃の友達が、久しぶりに再開したと言わんばかりに握手を交わしていた。
グリス「ミラル君も下がって良いぞ。ご苦労だったな」
ミラル「いえ、では私はこれで」
そう言い、案内してくれた受付嬢ことミラルは一礼した後、下がっていった。
ブライト「それで、グリス。緊急で念話を飛ばした時は焦ったが、何かあったのか?」
グリス「ああ、その事なんだが。実はな...ここから北に50kmほど離れた場所に、ラピルスと言う小さな村がある事は知っているだろう?」
ブライト「ああ、何回か依頼を受けたときに中継地として寄らせてもらった事がある。そこがどうかしたのか?」
グリス「ああ、つい先日そのラピルスの村が大量の魔物の集団に襲われ、滅びてしまったんだ。助かったのは、そのことを知らせに来た10代と見られる若い冒険者2人だ。後で確認に行ったら村は壊滅、生存者もいなかったそうだ」
ブライト「なっ!スタンピードか⁉︎」
グリス「恐らくな...ラピルスの村が襲われたとなればここが狙われるのも時間の問題であろう」
ブライト「ここには俺たち紅銀の大地がいるし、王国騎士団や王国魔法師団が居るだろう。魔物なんかに遅れをとるかよ」
ブライトがそう息巻くも、ギルド長であるグリスはゆっくり首を横に振った。
グリス「残念ながらそれだけの兵力があったとしても助かるのは良くて、2、3割であろう。下手をすれば全滅もありうる」
ブライト「なんでそんなことが分かるんだよ!そもそも魔物の数は何匹ぐらいなんだ」
グリス「確認が取れてる時点で総数は4、5万匹。その中で数が多いのがAランクからBランク体の魔物だ。中には、Sランクもいて、そしてその魔物達の1番奥には、EXランクの魔物であるエンシェント・ドラゴンがいるそうだ」
ブライト「なにっ!」
ブライトが驚くのも無理はない。
Sランクの魔物ならなんとか人の手で討伐することが可能だ。ただ、EXランクともなると話は変わってくる。
そもそもEXランクの魔物自体珍しく、人の手で討伐された記録など数が少ない。
しかも、今回のEXランクの魔物はエンシェント・ドラゴンと言って、龍種の中でも2番目の地位を持つ龍王なのだ。
ブライト「グリスよ」
グリス「なんだ?」
ブライト「この事は、陛下はご存知か?」
グリス「いや、知らせてはいない。それも含めて、お前を今日呼び出したのだ」
ブライト「つまり、俺が伝えろと?」
グリス「そうだ。この国では、お前たちが1番ガルム陛下と仲が良い。だから、頼む」
グリスはブライトに向かって、思い切り頭を下げた。
ブライト「分かった。あと魔物達がどれくらいで、ここに来るか分かるか?」
グリス「これは予測の域を出ないが、恐らくあと1ヶ月もあればこの国に、到着しよう」
ブライト「分かった。それも含めて陛下には俺が伝える。グリスはなるべく多くの冒険者たちを募っておいてくれ」
グリス「あい、分かった」
グリスとの話を終えたブライトは急ぎ、王城へ向かった。
ギルドを出て、真っ直ぐに王城に向かった。
いつもの衛兵のところで、身分証としてギルドカードを提示し、ガルム陛下のいる執務室に向かった。
衛兵A「陛下!冒険者パーティー、紅銀の大地のブライト・シンフィールド様がお見えになりました」
ガルム「うむ!入って良いぞ」
中に入ると沢山の書類を整理しているガルム陛下がいた。
ガルム「君はもう下がって良いぞ!」
衛兵A「はっ!」
衛兵は深く一礼した後、元の任務に戻っていった。
ブライト「陛下、今日は急な訪問をしてしまい、すみませんでした」
ガルム「いえいえ、大丈夫ですよ。それよりも息を整えてください」
ブライト「ありがとうございます」
数分で息を整えると、もう一度陛下の方を向いた。
ガルム「それで、ブライト殿。今日はどのようなご用件で?」
ブライト「実はここから北に50kmほど離れた場所にあるラピルス村が大量の魔物に襲われ、壊滅したようなのです」
ガルム「なっ!それは本当ですか⁉︎」
ブライト「はい。ここに来る前、ギルドの方でグリスギルド長から話を聞きました」
ガルム「大量の魔物という事は、スタンピードですかな?」
ブライト「恐らくそうであると思われます」
ガルム「そうですか。その魔物の規模とここに来るまでの期間などは聞いていますか?」
ブライト「勿論です。総数は4万から5万匹。その中で数が多いのがAランクからBランク体の魔物だそうです。その中にはSランクの魔物もいて、そしてその魔物達の1番奥には、EXランクの魔物であるエンシェント・ドラゴンがいるそうです」
ガルム「なんと⁉︎Sランクだけではなく、EXランクの魔物もいるのですか」
ブライト「そのように聞いております。因みにここに来るまでの時間は憶測の域ですが、1ヶ月程だそうです」
ガルム「分かりました。今出かけている王国騎士や王国魔法師達はすぐに呼び戻しましょう。ブライト殿達も参加してくださるんですよね?」
ブライト「勿論です。我々、紅銀の大地も参加させていただきます。あと私たちの子供であるユーマやルディにも出てもらいます」
ガルム「ユーマ君は分かりますが、ルディちゃんは大丈夫なのですか?」
ブライト「ええ。私達紅銀の大地がユーマ、ルディ、そしてユーマの専属メイドであるシルフィに修行をつけたので。3人個々がAランクの魔物に引けを取らないほどの実力を持っています。それぞれの従魔と力を合わせればかなりの戦力になると思われます」
ガルム「分かりました。それではユーマ君達にも参加してもらう事にします。ところで明日ユーマ君達に会えませんか?」
ブライト「大丈夫ですよ。いつお伺いしましょう」
ガルム「朝方なら私も空いておりますので、その時間に来てください」
ブライト「分かりました。お伺いする前に念話を飛ばしますね」
ガルム「よろしくお願いします」
そうして、俺は陛下に頭を下げた後自宅へと戻っていった。
父さんが家に戻ってきたのは夕方だった。
ブライト「ただいま〜」
「お帰り、父さん」
サリー「おかえりなさい。疲れたでしょ。先にお風呂にする?それともご飯にする?」
ブライト「先に風呂に入るよ。ユーマ、久しぶりに父さんと入るか?」
「うん!」
風呂から上がった僕たちは、今日の試験の出来を父さん達に話した。
母さんは魔法の試験でうまく行ったことを喜んでいた。
父さんも良くやったなと褒めてくれてとても嬉しかった。
明日は合格発表だ。
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