【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1277話 重そうな岩
俺は防壁の補修作業を手伝いにやって来た。
だが、現場についた俺に浴びせられたのは、罵声であった。
「ボーっと突っ立ってるんじゃねぇ! 邪魔だ!」
「そうだ! てめぇは邪魔しに来たのか!?」
次々と飛んでくる罵声。
しかし、俺は動じなかった。
むしろ大歓迎である。
「いいねぇ。これぞ現場って感じだ」
俺はニヤリと笑う。
こうでなければならない。
表面的な友好は不要。
実際の働きで示す。
それが、現場というものだ。
「この岩をそっちまで運べばいいのか?」
「お、おう……。そうだが」
作業員の男たちは困惑していた。
俺が物怖じせず、平然と指示を聞き入れたことが予想外だったのだろうか?
「ふむ。なかなか重そうな岩だな……」
俺はつぶやく。
ここは海中だ。
岩をその場で持ち上げるだけなら、陸上よりもいくらか楽だろう。
だが、それにも限度というものはある。
「ま、待て! お前が運ぶべきなのは、その隣の岩だ! そっちのはさすがに重すぎて――」
「ふんっ!!」
俺を止めようとする作業員を後目に、俺は岩を持ち上げる。
チート持ちの俺なら、腕力自体は余裕で足りているな。
しかし、姿勢制御が思ったよりも難しい。
水中で重いものを持つと、バランスが崩れやすいように思う。
これは単純に慣れの問題か……。
陸上で生活してきた俺にとって、海中での行動は不慣れな行動ばかりである。
それでも何とかなっているのは、水中行動系スキル『水泳術』『水中機動術』『潜水術』のおかげだ。
取得しておいてよかった。
「お、おおっ!?」
「す、すげぇ……。あの重そうな岩を持ち上げやがった……」
「人族なのに、泳ぎも上手い……」
人魚の作業員たちから驚嘆の声が上がる。
それを見て、俺は気分を良くした。
「どうだ? 俺の腕力はなかなかのものだろう」
「人族なのに……。兄ちゃんすげぇな……」
「治療魔法使いって聞いてたから、どんなヒョロヒョロなのかと思ってたが……」
「これなら、頼りになるかもしれねぇな」
作業員たちが口々に言う。
どうも、俺についての情報が錯綜しているらしいな。
俺は確かに治療魔法使いだが、それ専門ではない。
それに、ジャイアントクラーケンに対してソロで追い詰めたことも噂程度には広まっているはずだ。
にもかかわらず、作業員たちは俺の身体能力への評価が低かった。
「これぐらいで驚いてもらっては困る。まだまだ頑張っていくぞ。防壁を完璧に補修して、守りを万全にしないといけないからな」
「おう、そうだな! 兄ちゃんの言う通りだ!!」
作業員の一人がそう言う。
すると他の作業員たちは、ハッとした顔になった。
「そうだ! 俺たちも頑張らないとな!!」
「おうよ! 兄ちゃんの言う通りだ!!」
「こんな体たらくじゃ、女房に笑われちまう!」
作業員たちが声を上げる。
どうやら、彼らの意識が変わったようだ。
「それじゃぁ、作業再開だ!」
「「おーーー!!!」」
俺が音頭を取ると、作業員たちは威勢良く答えたのだった。
だが、現場についた俺に浴びせられたのは、罵声であった。
「ボーっと突っ立ってるんじゃねぇ! 邪魔だ!」
「そうだ! てめぇは邪魔しに来たのか!?」
次々と飛んでくる罵声。
しかし、俺は動じなかった。
むしろ大歓迎である。
「いいねぇ。これぞ現場って感じだ」
俺はニヤリと笑う。
こうでなければならない。
表面的な友好は不要。
実際の働きで示す。
それが、現場というものだ。
「この岩をそっちまで運べばいいのか?」
「お、おう……。そうだが」
作業員の男たちは困惑していた。
俺が物怖じせず、平然と指示を聞き入れたことが予想外だったのだろうか?
「ふむ。なかなか重そうな岩だな……」
俺はつぶやく。
ここは海中だ。
岩をその場で持ち上げるだけなら、陸上よりもいくらか楽だろう。
だが、それにも限度というものはある。
「ま、待て! お前が運ぶべきなのは、その隣の岩だ! そっちのはさすがに重すぎて――」
「ふんっ!!」
俺を止めようとする作業員を後目に、俺は岩を持ち上げる。
チート持ちの俺なら、腕力自体は余裕で足りているな。
しかし、姿勢制御が思ったよりも難しい。
水中で重いものを持つと、バランスが崩れやすいように思う。
これは単純に慣れの問題か……。
陸上で生活してきた俺にとって、海中での行動は不慣れな行動ばかりである。
それでも何とかなっているのは、水中行動系スキル『水泳術』『水中機動術』『潜水術』のおかげだ。
取得しておいてよかった。
「お、おおっ!?」
「す、すげぇ……。あの重そうな岩を持ち上げやがった……」
「人族なのに、泳ぎも上手い……」
人魚の作業員たちから驚嘆の声が上がる。
それを見て、俺は気分を良くした。
「どうだ? 俺の腕力はなかなかのものだろう」
「人族なのに……。兄ちゃんすげぇな……」
「治療魔法使いって聞いてたから、どんなヒョロヒョロなのかと思ってたが……」
「これなら、頼りになるかもしれねぇな」
作業員たちが口々に言う。
どうも、俺についての情報が錯綜しているらしいな。
俺は確かに治療魔法使いだが、それ専門ではない。
それに、ジャイアントクラーケンに対してソロで追い詰めたことも噂程度には広まっているはずだ。
にもかかわらず、作業員たちは俺の身体能力への評価が低かった。
「これぐらいで驚いてもらっては困る。まだまだ頑張っていくぞ。防壁を完璧に補修して、守りを万全にしないといけないからな」
「おう、そうだな! 兄ちゃんの言う通りだ!!」
作業員の一人がそう言う。
すると他の作業員たちは、ハッとした顔になった。
「そうだ! 俺たちも頑張らないとな!!」
「おうよ! 兄ちゃんの言う通りだ!!」
「こんな体たらくじゃ、女房に笑われちまう!」
作業員たちが声を上げる。
どうやら、彼らの意識が変わったようだ。
「それじゃぁ、作業再開だ!」
「「おーーー!!!」」
俺が音頭を取ると、作業員たちは威勢良く答えたのだった。
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