【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1175話 人間が交尾してるー!?
「ふははははっ! 俺に勝てるとでも思ったのか!? 甘いぞ、ユナ!!」
「た、タカシが強いことは認めるわ! でも、私だって成長して――うっ!?」
俺の攻撃を受けて、ユナが悲鳴を上げる。
俺と彼女の戦いは、これで既に2回戦目だ。
ユナ、ミティ、アイリス、モニカ、ニム。
マリア、サリエ、リーゼロッテ、蓮華、レイン。
全員を1回ずつ満足させた上で、さらにこの2回戦目。
俺は絶好調だ!!
「おらおらぁ! まだまだ行くぞぉ!!」
船旅を始めてから、実はご無沙汰だった。
隠密小型船の完成度は信頼していたが、なにせ始めての船旅だからな。
不測の事態に備えて、そういう行為は謹んでいたのだ。
しかし、数日が経過してさすがに慣れてきた。
今は潜水中で他にやることがないという事情も重なり、少しばかり暴走気味である。
「ちょっ……!? タカシ、待って――」
「待たん! 俺はもう、十分に待った!!」
俺はユナの言葉を一蹴し、彼女の上に覆い被さる。
俺の精力は無尽蔵であり、体力も無尽蔵である。
スキル『精力強化』『体力強化』『夜戦術』などを一通り強化しているからな。
数日の禁欲を経て、俺の欲望はリミッターが外れて極限まで高まっていた。
「さぁ、ユナ! 覚悟するがいい!!」
「ゆ、許して! 死んじゃう! 壊れちゃう!!」
「大丈夫だ。死んでもすぐに蘇生させてやる」
「鬼ー! 悪魔ー! 絶倫変態鬼畜男ー!!」
ユナが涙目になりながら、非難の言葉を口にする。
そんな表情も実に可愛らしい。
ちなみにだが、彼女は本気で嫌がっているわけではない。
あくまでこういうプレイだ。
事情を知らない人が見たら勘違いしそうだが、この場にはミリオンズの11人しかいない。
遠慮せずに、たっぷりと楽しませてもら――
「ゴアアアアァッ! ユナをイジメるなぁ!!」
「うおっ!?」
俺の背中に、突如として何かが襲いかかってきた。
それは大きな衝撃だった。
ユナに集中していて油断していた俺は、思わず悲鳴を上げてしまう。
「ぐっ……! い、いったい、何が……」
俺はむくりと起き上がり、周囲を確認する。
俺の背中を攻撃したのは、巨大なトカゲだった。
これは……えっと……?
「タカシ! ユナをいじめちゃダメ!!」
「ど、ドラちゃんか!? いや、でもなんでここに……」
俺は状況整理に努める。
確か、彼女はラーグで留守番していたはずのような……。
「とりあえず、誤解を解いておこうか……」
「誤解?」
「ああ。ユナをイジメているわけじゃないぞ。俺はユナと仲良しだ」
「なかよし……?」
ドラちゃんが首を傾げ、俺とユナの状況を再確認した。
そして――
「に、人間が交尾してるーーー!!??」
「ちょっ……!? ドラちゃん、違うからっ!!」
俺は慌てて否定する。
ユナの上からどいて立ち上がると、服を身に着けながらドラちゃんに説明する。
「交尾じゃなくて、ただ単に愛し合ってただけだ! 仲良しさんなだけだよ!!」
「むー?」
ドラちゃんは首をかしげているが、なんとなく納得してくれたようだ。
彼女はドラゴンとして軽く数十年は生きている。
だが、精神年齢はまだまだ子どもだからな。
こういう話は避けておこう。
「で、ドラちゃんはどうしてここにいるんだ?」
俺は服を着ながら聞く。
ユナも服を着るが、まだ少し息が荒い。
そんな艶っぽい表情を見せられると、俺のリミッターがまた外れそうになる。
しかし、今はドラちゃんのことだ。
「置いていくって話でまとまっただろ? なかなかの体重があるし、ドラゴンが向こうでどう注目されるか分からないからな。頃合いを見て、ユナの戦力補強のために転移魔法陣で迎えに行くかもというぐらいの話だったはずだが……」
俺がそう指摘する。
ユナはドラちゃんとの合わせ技として『火竜纏装・豪炎爆華』を編み出した。
しかし、彼女は単体でも十分に強い。
最初は単独で様子見をしつつ、必要ならば迎えに行くという計画を立てていたのだ。
それなのに、ドラちゃんが最初から乗り込んでいるのはどうしてだ?
「もしかして、俺たちを追いかけて来たのか?」
「うん。だって、寂しかったから……」
ドラちゃんが頷く。
ユナが彼女の説明を補足する。
「ドラちゃん、トカゲ状態でオルフェスまで来ていたみたいなのよ。出航の直前に、トカゲ状態で近くをうろついていたのを見つけて……。ラーグまで追い返すのも可哀想だし、こっそり連れてきてあげたの」
「あー……。なるほどな……」
留守番組が、自分の意思で付いてくるパターンは想定していなかった。
クリスティやリンあたりも事情を話せば来たがりそうだが、そもそもヤマト連邦の件を詳しく話していない。
詳細の事情を話している留守番組はほんの一部だけである。
その中でも、ラーグからオルフェスに来ることができる者はほとんどいない。
自分が担当している仕事を放り出すことになるし、そもそも単純に長旅自体が容易ではないからだ。
その点、ドラちゃんは諸々の条件を満たしてしまっている。
ユナとの兼ね合いで事情は話していた。
普段から担当している仕事は特にない。
トカゲ形態でも元はドラゴンなので移動速度も十分。
そんなわけで、俺たちの出航に追いついてもおかしくはなかった。
「仕方ないな。ドラちゃんも連れて行くか……」
「いいじゃない。戦力は少しでも多い方がいいし」
ユナがそう言う。
ま、確かにそれはそうだな。
積載重量が超過気味になるのと、ヤマト連邦でどのように注目されるか不透明。
そのデメリットに対して、頼りになる戦力となってくれるというメリット。
一長一短の関係だ。
別に、何が何でもラーグに留守番させなければならないというわけではない。
「分かった。なら、ドラちゃんも連れて行く」
「ふふん。いい判断ね」
ユナがいつもの得意げな表情を見せた。
こうして、幽霊のゆーちゃんに続き、ドラゴンのドラちゃんが乗組員に加わったのだった。
「た、タカシが強いことは認めるわ! でも、私だって成長して――うっ!?」
俺の攻撃を受けて、ユナが悲鳴を上げる。
俺と彼女の戦いは、これで既に2回戦目だ。
ユナ、ミティ、アイリス、モニカ、ニム。
マリア、サリエ、リーゼロッテ、蓮華、レイン。
全員を1回ずつ満足させた上で、さらにこの2回戦目。
俺は絶好調だ!!
「おらおらぁ! まだまだ行くぞぉ!!」
船旅を始めてから、実はご無沙汰だった。
隠密小型船の完成度は信頼していたが、なにせ始めての船旅だからな。
不測の事態に備えて、そういう行為は謹んでいたのだ。
しかし、数日が経過してさすがに慣れてきた。
今は潜水中で他にやることがないという事情も重なり、少しばかり暴走気味である。
「ちょっ……!? タカシ、待って――」
「待たん! 俺はもう、十分に待った!!」
俺はユナの言葉を一蹴し、彼女の上に覆い被さる。
俺の精力は無尽蔵であり、体力も無尽蔵である。
スキル『精力強化』『体力強化』『夜戦術』などを一通り強化しているからな。
数日の禁欲を経て、俺の欲望はリミッターが外れて極限まで高まっていた。
「さぁ、ユナ! 覚悟するがいい!!」
「ゆ、許して! 死んじゃう! 壊れちゃう!!」
「大丈夫だ。死んでもすぐに蘇生させてやる」
「鬼ー! 悪魔ー! 絶倫変態鬼畜男ー!!」
ユナが涙目になりながら、非難の言葉を口にする。
そんな表情も実に可愛らしい。
ちなみにだが、彼女は本気で嫌がっているわけではない。
あくまでこういうプレイだ。
事情を知らない人が見たら勘違いしそうだが、この場にはミリオンズの11人しかいない。
遠慮せずに、たっぷりと楽しませてもら――
「ゴアアアアァッ! ユナをイジメるなぁ!!」
「うおっ!?」
俺の背中に、突如として何かが襲いかかってきた。
それは大きな衝撃だった。
ユナに集中していて油断していた俺は、思わず悲鳴を上げてしまう。
「ぐっ……! い、いったい、何が……」
俺はむくりと起き上がり、周囲を確認する。
俺の背中を攻撃したのは、巨大なトカゲだった。
これは……えっと……?
「タカシ! ユナをいじめちゃダメ!!」
「ど、ドラちゃんか!? いや、でもなんでここに……」
俺は状況整理に努める。
確か、彼女はラーグで留守番していたはずのような……。
「とりあえず、誤解を解いておこうか……」
「誤解?」
「ああ。ユナをイジメているわけじゃないぞ。俺はユナと仲良しだ」
「なかよし……?」
ドラちゃんが首を傾げ、俺とユナの状況を再確認した。
そして――
「に、人間が交尾してるーーー!!??」
「ちょっ……!? ドラちゃん、違うからっ!!」
俺は慌てて否定する。
ユナの上からどいて立ち上がると、服を身に着けながらドラちゃんに説明する。
「交尾じゃなくて、ただ単に愛し合ってただけだ! 仲良しさんなだけだよ!!」
「むー?」
ドラちゃんは首をかしげているが、なんとなく納得してくれたようだ。
彼女はドラゴンとして軽く数十年は生きている。
だが、精神年齢はまだまだ子どもだからな。
こういう話は避けておこう。
「で、ドラちゃんはどうしてここにいるんだ?」
俺は服を着ながら聞く。
ユナも服を着るが、まだ少し息が荒い。
そんな艶っぽい表情を見せられると、俺のリミッターがまた外れそうになる。
しかし、今はドラちゃんのことだ。
「置いていくって話でまとまっただろ? なかなかの体重があるし、ドラゴンが向こうでどう注目されるか分からないからな。頃合いを見て、ユナの戦力補強のために転移魔法陣で迎えに行くかもというぐらいの話だったはずだが……」
俺がそう指摘する。
ユナはドラちゃんとの合わせ技として『火竜纏装・豪炎爆華』を編み出した。
しかし、彼女は単体でも十分に強い。
最初は単独で様子見をしつつ、必要ならば迎えに行くという計画を立てていたのだ。
それなのに、ドラちゃんが最初から乗り込んでいるのはどうしてだ?
「もしかして、俺たちを追いかけて来たのか?」
「うん。だって、寂しかったから……」
ドラちゃんが頷く。
ユナが彼女の説明を補足する。
「ドラちゃん、トカゲ状態でオルフェスまで来ていたみたいなのよ。出航の直前に、トカゲ状態で近くをうろついていたのを見つけて……。ラーグまで追い返すのも可哀想だし、こっそり連れてきてあげたの」
「あー……。なるほどな……」
留守番組が、自分の意思で付いてくるパターンは想定していなかった。
クリスティやリンあたりも事情を話せば来たがりそうだが、そもそもヤマト連邦の件を詳しく話していない。
詳細の事情を話している留守番組はほんの一部だけである。
その中でも、ラーグからオルフェスに来ることができる者はほとんどいない。
自分が担当している仕事を放り出すことになるし、そもそも単純に長旅自体が容易ではないからだ。
その点、ドラちゃんは諸々の条件を満たしてしまっている。
ユナとの兼ね合いで事情は話していた。
普段から担当している仕事は特にない。
トカゲ形態でも元はドラゴンなので移動速度も十分。
そんなわけで、俺たちの出航に追いついてもおかしくはなかった。
「仕方ないな。ドラちゃんも連れて行くか……」
「いいじゃない。戦力は少しでも多い方がいいし」
ユナがそう言う。
ま、確かにそれはそうだな。
積載重量が超過気味になるのと、ヤマト連邦でどのように注目されるか不透明。
そのデメリットに対して、頼りになる戦力となってくれるというメリット。
一長一短の関係だ。
別に、何が何でもラーグに留守番させなければならないというわけではない。
「分かった。なら、ドラちゃんも連れて行く」
「ふふん。いい判断ね」
ユナがいつもの得意げな表情を見せた。
こうして、幽霊のゆーちゃんに続き、ドラゴンのドラちゃんが乗組員に加わったのだった。
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