【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1137話 個室での特別な治療
俺は急患を装い、オリビアに治療院の個室のベッドに運び込んでもらった。
他の人の介入がないよう、手も回している。
ちなみに、まだ俺の幻惑魔法『ミラージュ』はまだ解除していない。
オリビアから見て、俺はただのおっさん患者だ。
「それで、その特殊な治療法というのは……」
おっさん患者を相手にしても、オリビアの丁寧な態度は変わらない。
彼女が心優しいから――というよりは、サリエに対する忠誠心からのものだろう。
サリエが主導している治療院を万全に運営することを心掛けているのだ。
「まずは、俺のズボンを下ろし、パンツ姿にしてください」
「はっ? あ、あの……!?」
オリビアが動揺する。
おっさんのズボンを下ろし、パンツ姿にする……。
治療に関するものだったとしても、抵抗感のある行為だろう。
(くっ……さすがに無理か……?)
オリビアの表情を見て、俺はそう思い始めた。
しかし、次の瞬間、彼女は覚悟を決めた表情で頷いた。
「わ、分かりました。それが治療に繋がるのでしたら……」
そう言って、俺のズボンに手をかけてくる。
(え? あ、あれ?)
俺は驚く。
普通はもう少し動揺すると思うのだが……?
いや、あれか。
彼女のプロ意識のなせる技か。
俺が少し前にオルフェスで交友を深めた女性は、主に6人いる。
宿屋『猫のゆりかご亭』を営む13歳ぐらいのサーニャちゃん。
Cランクパーティ『三日月の舞』のメンバーで、20歳前後にしてあまり男への慣れを感じさせないエレナ、ルリイ、テナ。
有望な魔導技師ではあるが、髪型や服装には無頓着で男慣れしていないムウ。
そして、経済的にやや貧しくおしゃれとかをしている余裕はなさそうな魔導技師見習いのメルル。
以上だ。
彼女たち6人は、若い者が多く経験が浅いということもあって、男慣れしていない。
一方のオリビア。
9か月ほど前の件では、『こういう経験は初めて』と言っていた。
そういった方面で男慣れしていないのは間違いない。
しかし、一流メイドとしてのプロ意識からそんな態度は出していないのだろう。
(俺はオリビアを誤解していたのかもしれないな……)
彼女は、しっかりとしたプロのメイドだ。
主人であるサリエの意向に従い、治療院としての仕事をきちんとこなそうとしてくれている。
どんな相手であっても、どんな治療法であっても、ひとまずは従ってくれそうだ。
「では行きます」
そう言って、オリビアは俺のズボンと下穿きに手をかけ……。
一気に脱がせた!
(ちょっ!? メチャクチャ勢いがいいな!?)
いや待って。
いきなりパンツも下ろさないでっ!!
そこまでは計算に入っていない!!!
俺の心の叫びは、オリビアに聞こえることはなく――
「なっ!?」
オリビアは俺の下半身を見る。
そして、絶句した。
(や、やりやがったな……)
俺は思わず天を仰ぎたくなる。
ズボンを下ろすだけだと思っていたら、いきなり俺のムスコとご対面だ。
いや、別にこれはこれでいいんだけど……。
「こ、これは……」
オリビアが驚きの声を上げる。
そりゃ、いきなり天を向いてるムスコを見たら驚くよな。
「あ、あなたは患者ではなかったのですか……!? ふ、不埒な……!!」
オリビアが顔を真っ赤にして叫ぶ。
あ、あれ?
今までで一番動揺してないか……?
(うーん……)
俺は悩んだ。
もうここは開き直って、『恋煩い』あたりで通してもいいかな?
俺のムスコも元気いっぱいだし、この状態で『恋煩いを治療するための行為』と言えば嘘にはならないだろう。
よし、ヤッちまおう!!
俺が決意した瞬間だった。
「サリエ様と男爵様のご厚意によって設立された治療院……その崇高なる理念を汚す愚か者め……」
オリビアが、軽蔑するような目で俺を見てくる。
そして、冷たい声で言うのだった。
「お引き取りください」
(……あれ? お引き取りって、俺を追い出そうとしているのか……?)
俺は心の中で汗をかく。
いや、確かに当然のことではあるんだが……。
急患だと思っていたおっさんが、実はいろんな意味で元気いっぱいだったわけだからな。
しかし、それは俺が考えていた予定と違う。
このままでは、忠義度をアップさせるどころの話ではない。
何とか軌道修正しなければ……。
いや、そもそも当初の軌道って何だっけ……?
俺はそんなことを考えつつ、頭をフル回転させ始めるのだった。
他の人の介入がないよう、手も回している。
ちなみに、まだ俺の幻惑魔法『ミラージュ』はまだ解除していない。
オリビアから見て、俺はただのおっさん患者だ。
「それで、その特殊な治療法というのは……」
おっさん患者を相手にしても、オリビアの丁寧な態度は変わらない。
彼女が心優しいから――というよりは、サリエに対する忠誠心からのものだろう。
サリエが主導している治療院を万全に運営することを心掛けているのだ。
「まずは、俺のズボンを下ろし、パンツ姿にしてください」
「はっ? あ、あの……!?」
オリビアが動揺する。
おっさんのズボンを下ろし、パンツ姿にする……。
治療に関するものだったとしても、抵抗感のある行為だろう。
(くっ……さすがに無理か……?)
オリビアの表情を見て、俺はそう思い始めた。
しかし、次の瞬間、彼女は覚悟を決めた表情で頷いた。
「わ、分かりました。それが治療に繋がるのでしたら……」
そう言って、俺のズボンに手をかけてくる。
(え? あ、あれ?)
俺は驚く。
普通はもう少し動揺すると思うのだが……?
いや、あれか。
彼女のプロ意識のなせる技か。
俺が少し前にオルフェスで交友を深めた女性は、主に6人いる。
宿屋『猫のゆりかご亭』を営む13歳ぐらいのサーニャちゃん。
Cランクパーティ『三日月の舞』のメンバーで、20歳前後にしてあまり男への慣れを感じさせないエレナ、ルリイ、テナ。
有望な魔導技師ではあるが、髪型や服装には無頓着で男慣れしていないムウ。
そして、経済的にやや貧しくおしゃれとかをしている余裕はなさそうな魔導技師見習いのメルル。
以上だ。
彼女たち6人は、若い者が多く経験が浅いということもあって、男慣れしていない。
一方のオリビア。
9か月ほど前の件では、『こういう経験は初めて』と言っていた。
そういった方面で男慣れしていないのは間違いない。
しかし、一流メイドとしてのプロ意識からそんな態度は出していないのだろう。
(俺はオリビアを誤解していたのかもしれないな……)
彼女は、しっかりとしたプロのメイドだ。
主人であるサリエの意向に従い、治療院としての仕事をきちんとこなそうとしてくれている。
どんな相手であっても、どんな治療法であっても、ひとまずは従ってくれそうだ。
「では行きます」
そう言って、オリビアは俺のズボンと下穿きに手をかけ……。
一気に脱がせた!
(ちょっ!? メチャクチャ勢いがいいな!?)
いや待って。
いきなりパンツも下ろさないでっ!!
そこまでは計算に入っていない!!!
俺の心の叫びは、オリビアに聞こえることはなく――
「なっ!?」
オリビアは俺の下半身を見る。
そして、絶句した。
(や、やりやがったな……)
俺は思わず天を仰ぎたくなる。
ズボンを下ろすだけだと思っていたら、いきなり俺のムスコとご対面だ。
いや、別にこれはこれでいいんだけど……。
「こ、これは……」
オリビアが驚きの声を上げる。
そりゃ、いきなり天を向いてるムスコを見たら驚くよな。
「あ、あなたは患者ではなかったのですか……!? ふ、不埒な……!!」
オリビアが顔を真っ赤にして叫ぶ。
あ、あれ?
今までで一番動揺してないか……?
(うーん……)
俺は悩んだ。
もうここは開き直って、『恋煩い』あたりで通してもいいかな?
俺のムスコも元気いっぱいだし、この状態で『恋煩いを治療するための行為』と言えば嘘にはならないだろう。
よし、ヤッちまおう!!
俺が決意した瞬間だった。
「サリエ様と男爵様のご厚意によって設立された治療院……その崇高なる理念を汚す愚か者め……」
オリビアが、軽蔑するような目で俺を見てくる。
そして、冷たい声で言うのだった。
「お引き取りください」
(……あれ? お引き取りって、俺を追い出そうとしているのか……?)
俺は心の中で汗をかく。
いや、確かに当然のことではあるんだが……。
急患だと思っていたおっさんが、実はいろんな意味で元気いっぱいだったわけだからな。
しかし、それは俺が考えていた予定と違う。
このままでは、忠義度をアップさせるどころの話ではない。
何とか軌道修正しなければ……。
いや、そもそも当初の軌道って何だっけ……?
俺はそんなことを考えつつ、頭をフル回転させ始めるのだった。
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