【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
1042話 ナイトメア・ナイトvsヨゼフ
俺はダダダ団のアジトの一室に乱入した。
エレナ、ルリイ、テナ、そして魔導工房の少女。
4人とも無事なようで何よりだ。
後は、復活したヨゼフを撃破し、他のメンバーも倒してダダダ団を壊滅させれば任務完了。
その後のヤマト連邦への潜入作戦も上手くいくこと間違いなしである。
「おいコラ! 無視してんじゃねぇぞ!!」
「闇に堕ちた男よ……愚かな行いを繰り返すな」
「はぁ? 何をワケの分からねえこと言ってんだよ! ぶっ殺すぞ!!」
ヨゼフが叫ぶ。
しかし、俺は構わず言葉を続けた。
「我が手に宿る闇よ……。月を喰らう者は、夜を統べる王なり」
「――ッ! 影魔法か!?」
ヨゼフが焦った声を出す。
魔力の気配だけで何の魔法か推測するとは、思ったよりもやる男だ。
しかしもう遅い。
俺は詠唱を終え、自らの手の中にある魔力を放出した。
「【影矢】」
「ちっ! ――【剛拳流・動かざること山の如し】!!」
ヨゼフは素早く身構えると、自らの闘気を開放しつつ防御行動を取った。
敵の攻撃魔法を防ぐには、大きく3つの方法がある。
1つは、自らの魔力を開放して魔法抵抗力を高めること。
特に、相手の攻撃魔法と相性が良くなるように魔力を変質させればその効果は高い。
2つ目は、相手の魔法の効果範囲外に逃げる方法。
魔法を放たれてから発動までにタイムラグがある以上、魔法が届かない場所まで逃げればいいだけだ。
まぁ、それほどの反応速度を持つ者はそう多くはないのだが……。
3つ目が、闘気・鎧・盾などの防具で防ぐ方法である。
魔法の才がなく、咄嗟に動けるほどの俊敏性も持たない者にとっては有効な手段だ。
ドシュッ!
ヨゼフの体に影の矢がヒットする。
が、彼はその場から一歩たりとも動いていない。
「へへへ……。効かねえな!」
「ふむ……。ならば、これはどうだ? ――【影矢・六連撃】」
「なっ!?」
俺は続けて、6発の攻撃を繰り出す。
先ほどよりも多い矢数に、ヨゼフは目を剥いた。
「うおっ!? ――ぐっ! くっ! ぐあっ!!」
先ほど耐えて見せたのは、少しばかりやせ我慢が混じっていたらしい。
6連撃を受けて、彼は大きく仰け反った。
が、それでも倒れることはない。
「はぁ……はぁ……。――ははっ! た、大したことねえな!! そんなもんかよ!!」
「ほう。まだ元気が残っているか」
俺は感嘆の声を上げる。
さすがに地元マフィアの幹部だけある。
そこらのチンピラや低ランク冒険者とは比べ物にならない耐久力だ。
「俺はお前を侮っていたようだ」
「ようやく気付いたか! へへ、ダダダ団に歯向かったことを後悔しても遅い――」
「どうやら、羽虫の中に少しばかり大きな害虫がいたらしい」
「……あ?」
ヨゼフの顔つきが変わる。
「……てめぇ……。今なんて言った……?」
「羽虫の中に紛れ込んだ黒光りするG――。お前はそのような存在だと認識を改めよう。そう言ったのだ」
俺は淡々と答える。
正直なところ、今さらヨゼフごときに遅れを取ることはあり得ない。
彼が俺の影魔法に耐えられたのは、俺が敢えて威力を抑えていたことに起因する。
俺が格下に全力の魔法を放てば、彼の死は確実だ。
だが、そうするつもりはない。
犯罪奴隷として捕らえれば、こんな奴でも世のため人のために役立てることができる。
この点、地球とは明確に考え方を変える必要があるだろう。
「調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」
「乗っていない。事実を述べたに過ぎない」
俺は冷静に言葉を返す。
すると、俺の言葉が気に障ったのか、ヨゼフが怒りの形相を浮かべて叫んだ。
「ふざけやがって! 俺はダダダ団の幹部だぞ!」
「だからなんだと言うのだ。お山の大将――いや、大将ですらないか。お前のような半端者はただ闇に呑まれるのみ……」
「黙れやぁぁああ!!!」
「やれやれ。愚かな男だ……」
「うるせえ! こうなりゃ、アジトがどうなろうと知ったことか! お前ごと消し飛ばしてやる!!」
少し煽りすぎたか?
ブチ切れたヨゼフが、かなりの闘気を身に纏い始めた。
この部屋全体に、ビリビリとした威圧が広がっていく。
「くくっ……! おい……テメェ……!」
「……」
「テメェが何者かは知らんが、俺を本気で怒らせたな……。この一撃で終わりにしてやるよ……!!」
「……」
「行くぜ……!! ――【剛拳流・超絶・山津波】!!!」
闘気を全開にした状態で放つ奥義。
凄まじい威力の波動がこちらに向かってくる。
それを見て俺は――
(少しマズイな……)
そんなことを思ったのだった。
エレナ、ルリイ、テナ、そして魔導工房の少女。
4人とも無事なようで何よりだ。
後は、復活したヨゼフを撃破し、他のメンバーも倒してダダダ団を壊滅させれば任務完了。
その後のヤマト連邦への潜入作戦も上手くいくこと間違いなしである。
「おいコラ! 無視してんじゃねぇぞ!!」
「闇に堕ちた男よ……愚かな行いを繰り返すな」
「はぁ? 何をワケの分からねえこと言ってんだよ! ぶっ殺すぞ!!」
ヨゼフが叫ぶ。
しかし、俺は構わず言葉を続けた。
「我が手に宿る闇よ……。月を喰らう者は、夜を統べる王なり」
「――ッ! 影魔法か!?」
ヨゼフが焦った声を出す。
魔力の気配だけで何の魔法か推測するとは、思ったよりもやる男だ。
しかしもう遅い。
俺は詠唱を終え、自らの手の中にある魔力を放出した。
「【影矢】」
「ちっ! ――【剛拳流・動かざること山の如し】!!」
ヨゼフは素早く身構えると、自らの闘気を開放しつつ防御行動を取った。
敵の攻撃魔法を防ぐには、大きく3つの方法がある。
1つは、自らの魔力を開放して魔法抵抗力を高めること。
特に、相手の攻撃魔法と相性が良くなるように魔力を変質させればその効果は高い。
2つ目は、相手の魔法の効果範囲外に逃げる方法。
魔法を放たれてから発動までにタイムラグがある以上、魔法が届かない場所まで逃げればいいだけだ。
まぁ、それほどの反応速度を持つ者はそう多くはないのだが……。
3つ目が、闘気・鎧・盾などの防具で防ぐ方法である。
魔法の才がなく、咄嗟に動けるほどの俊敏性も持たない者にとっては有効な手段だ。
ドシュッ!
ヨゼフの体に影の矢がヒットする。
が、彼はその場から一歩たりとも動いていない。
「へへへ……。効かねえな!」
「ふむ……。ならば、これはどうだ? ――【影矢・六連撃】」
「なっ!?」
俺は続けて、6発の攻撃を繰り出す。
先ほどよりも多い矢数に、ヨゼフは目を剥いた。
「うおっ!? ――ぐっ! くっ! ぐあっ!!」
先ほど耐えて見せたのは、少しばかりやせ我慢が混じっていたらしい。
6連撃を受けて、彼は大きく仰け反った。
が、それでも倒れることはない。
「はぁ……はぁ……。――ははっ! た、大したことねえな!! そんなもんかよ!!」
「ほう。まだ元気が残っているか」
俺は感嘆の声を上げる。
さすがに地元マフィアの幹部だけある。
そこらのチンピラや低ランク冒険者とは比べ物にならない耐久力だ。
「俺はお前を侮っていたようだ」
「ようやく気付いたか! へへ、ダダダ団に歯向かったことを後悔しても遅い――」
「どうやら、羽虫の中に少しばかり大きな害虫がいたらしい」
「……あ?」
ヨゼフの顔つきが変わる。
「……てめぇ……。今なんて言った……?」
「羽虫の中に紛れ込んだ黒光りするG――。お前はそのような存在だと認識を改めよう。そう言ったのだ」
俺は淡々と答える。
正直なところ、今さらヨゼフごときに遅れを取ることはあり得ない。
彼が俺の影魔法に耐えられたのは、俺が敢えて威力を抑えていたことに起因する。
俺が格下に全力の魔法を放てば、彼の死は確実だ。
だが、そうするつもりはない。
犯罪奴隷として捕らえれば、こんな奴でも世のため人のために役立てることができる。
この点、地球とは明確に考え方を変える必要があるだろう。
「調子に乗ってんじゃねぇぞ!!」
「乗っていない。事実を述べたに過ぎない」
俺は冷静に言葉を返す。
すると、俺の言葉が気に障ったのか、ヨゼフが怒りの形相を浮かべて叫んだ。
「ふざけやがって! 俺はダダダ団の幹部だぞ!」
「だからなんだと言うのだ。お山の大将――いや、大将ですらないか。お前のような半端者はただ闇に呑まれるのみ……」
「黙れやぁぁああ!!!」
「やれやれ。愚かな男だ……」
「うるせえ! こうなりゃ、アジトがどうなろうと知ったことか! お前ごと消し飛ばしてやる!!」
少し煽りすぎたか?
ブチ切れたヨゼフが、かなりの闘気を身に纏い始めた。
この部屋全体に、ビリビリとした威圧が広がっていく。
「くくっ……! おい……テメェ……!」
「……」
「テメェが何者かは知らんが、俺を本気で怒らせたな……。この一撃で終わりにしてやるよ……!!」
「……」
「行くぜ……!! ――【剛拳流・超絶・山津波】!!!」
闘気を全開にした状態で放つ奥義。
凄まじい威力の波動がこちらに向かってくる。
それを見て俺は――
(少しマズイな……)
そんなことを思ったのだった。
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