【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
988話 シャイニング・マグナム
オルフェスに到着した翌日の朝だ。
宿で朝食を用意してくれるそうだが、その前に濡れタオルを持ってきてくれるらしい。
俺は従業員のサーニャちゃんが来るのを待つ。
「さて、とりあえず身支度を整えるか。水魔法で洗顔を――いや、待てよ?」
そこで俺は気付いた。
サーニャちゃんを出迎える際に、洗顔してさっぱりした状態だったらどう思われるだろうか?
この部屋の中に、水は常備されていない。
水の出どころについて、疑念を持たれる可能性もあるだろう。
そうなると、いろいろ面倒なことになりかねないかもしれない。
(ここは大人しく待っておいた方がいいかもな……)
そう判断した俺は、特に何もせずその場で待つことにした。
しばらくして――
コンコンッ――部屋の扉がノックされた。
(ちょうどいいタイミングだ。なかなか仕事が早い)
ナイスなタイミングでやってきたサーニャちゃんに感心しつつ、扉を開ける。
「お待たせしましたにゃ!」
そこには、桶に入った水を持ったサーニャちゃんが立っていた。
タオルもあるようだ。
「わざわざありがとうございます。助かります!」
俺は笑顔でお礼を言った。
……のだが、何故か彼女は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「さっちゃんさん、どうかしましたか? 顔が赤いですよ……?」
心配になった俺は、彼女の顔を覗き込むようにして尋ねた。
(もしかして熱でもあるのか?)
そう思ったのだが……。
「……ひゃうっ!? あ、あの……近づかないでくださいにゃ……!」
突然、大声を上げて後ろに飛び退くサーニャちゃん。
いや、そんなに驚かなくても……。
彼女の反応がよく分からない俺だったが、ひとまず要件を済ませることにした。
「ええと、桶とタオルをいただけますか? 顔を洗いたいので」
「そ、そうでしたにゃ! どうぞですにゃ!」
気を取り直したらしいサーニャちゃんが、手に持った桶を差し出してきた。
中には澄んだ水がたっぷり入っているようだ。
さすがスイートルームのサービスだな。
俺はありがたく受け取ることにする。
「きれいな水ですね」
「は、はいですにゃ! 汲み取りの古代魔道具を使って、井戸から直接水を汲んできていますにゃ!」
なるほど、井戸についても古代の遺物が利用されているのか。
便利そうだ。
通信の古代魔道具もあるし、このオルフェスは他の街とはまた一風変わった感じに発展している。
素晴らしいことだな。
「では早速使わせてもらいますね」
俺は受け取った桶に両手を入れ、顔を洗う。
これでさっぱりした。
改めてその他の身支度を整えていこう。
そう思ったのだが――
「じー……」
何やら視線を感じる。
視線の発信源は、目の前のサーニャちゃんのようだ。
「えっと、俺の顔に何かついていますか?」
気になって尋ねてみた。
すると、彼女は慌てた様子で首を横に振る。
「ち、違いますにゃ! ただ、その……少し気になっただけで……」
「気になる? 何がですか?」
俺が尋ねるも、彼女はモジモジするばかりで答えない。
(うーん、困ったな)
こういうときはどう対処するのが正解なのだろう?
モニカやニムに助けを求めようと視線を送るも、彼女たちは自分たちの身支度をしている。
俺やサーニャのやり取りはあまり気に留めていないようだ。
(これは俺が何とかするしかないか……)
そう思って再度彼女に尋ねようとしたとき、気付いた。
彼女の視線の先は、俺の顔ではなかったのだ。
(俺の……下半身あたりを見ているような……?)
不思議に思って自分の股間に視線を落とす俺。
するとそこには……立派なモノがあった。
(あちゃ~……これか……)
ズボンを穿くのを忘れていた。
というか、パンツも忘れている。
(まあでも仕方ないよな……)
昨夜のことを思い返す俺。
2人の美少女(モニカとニム)と激しく愛し合った。
その後、着替えもせずにそのまま寝てしまったため、俺の分身は露出されたままだったのである。
いつもなら、朝起きて風呂で洗ったり水魔法で流したりして、パンツやズボンを身につける。
だが、今日は宿屋泊まりでいつもとルーティンが異なったため、うっかり穿き忘れていた。
そんな俺の姿を見て、サーニャちゃんは顔を赤くしていたというわけだな。
(こりゃマズイ……早く隠さないと……!)
そんなことを考えたものの、時すでに遅しであった。
既にばっちり見られてしまった後なのだ。
今さら隠しても遅いというものである。
ならばどうするか?
決まっている。
開き直るしかない!
「はっはっは! どうですか、立派でしょう?」
俺は堂々と言い放った!
「えっ!?」
突然のことに驚くサーニャちゃん。
だが、俺は止まらない!
「実は、俺は”こっち”の方は自信がありましてね。どうです? この腰使い!」
俺は腰を前後に動かし始めた!
客観的に見ればシュールかつ変態的な光景だが、もはやそんなことは関係ない!
今の俺に羞恥心などないのだ!
そんな俺を前に、サーニャちゃんは混乱しているようだ。
「え……? にゃぁ……? えっと……?」
もう何を言っているのか分からないといった感じになっている。
よし、トドメだ!
「ふぅぅぅぅぅんっ!!」
俺は勢いよくジャンプして空中で回転!
そして華麗に着地!
同時にポーズを決める!
決まった!
「これが今の俺の全力全開! 超必殺技! その名も――『シャイニング・マグナム』です!!」
…………………………。
………………。
……うん、死にたい……。
なんでこんなことをしてしまったんだろう……。
後悔先に立たずというヤツだ……。
あまりの恥ずかしさに、俺は頭を抱えたくなるのだった。
宿で朝食を用意してくれるそうだが、その前に濡れタオルを持ってきてくれるらしい。
俺は従業員のサーニャちゃんが来るのを待つ。
「さて、とりあえず身支度を整えるか。水魔法で洗顔を――いや、待てよ?」
そこで俺は気付いた。
サーニャちゃんを出迎える際に、洗顔してさっぱりした状態だったらどう思われるだろうか?
この部屋の中に、水は常備されていない。
水の出どころについて、疑念を持たれる可能性もあるだろう。
そうなると、いろいろ面倒なことになりかねないかもしれない。
(ここは大人しく待っておいた方がいいかもな……)
そう判断した俺は、特に何もせずその場で待つことにした。
しばらくして――
コンコンッ――部屋の扉がノックされた。
(ちょうどいいタイミングだ。なかなか仕事が早い)
ナイスなタイミングでやってきたサーニャちゃんに感心しつつ、扉を開ける。
「お待たせしましたにゃ!」
そこには、桶に入った水を持ったサーニャちゃんが立っていた。
タオルもあるようだ。
「わざわざありがとうございます。助かります!」
俺は笑顔でお礼を言った。
……のだが、何故か彼女は顔を真っ赤にして俯いてしまった。
「さっちゃんさん、どうかしましたか? 顔が赤いですよ……?」
心配になった俺は、彼女の顔を覗き込むようにして尋ねた。
(もしかして熱でもあるのか?)
そう思ったのだが……。
「……ひゃうっ!? あ、あの……近づかないでくださいにゃ……!」
突然、大声を上げて後ろに飛び退くサーニャちゃん。
いや、そんなに驚かなくても……。
彼女の反応がよく分からない俺だったが、ひとまず要件を済ませることにした。
「ええと、桶とタオルをいただけますか? 顔を洗いたいので」
「そ、そうでしたにゃ! どうぞですにゃ!」
気を取り直したらしいサーニャちゃんが、手に持った桶を差し出してきた。
中には澄んだ水がたっぷり入っているようだ。
さすがスイートルームのサービスだな。
俺はありがたく受け取ることにする。
「きれいな水ですね」
「は、はいですにゃ! 汲み取りの古代魔道具を使って、井戸から直接水を汲んできていますにゃ!」
なるほど、井戸についても古代の遺物が利用されているのか。
便利そうだ。
通信の古代魔道具もあるし、このオルフェスは他の街とはまた一風変わった感じに発展している。
素晴らしいことだな。
「では早速使わせてもらいますね」
俺は受け取った桶に両手を入れ、顔を洗う。
これでさっぱりした。
改めてその他の身支度を整えていこう。
そう思ったのだが――
「じー……」
何やら視線を感じる。
視線の発信源は、目の前のサーニャちゃんのようだ。
「えっと、俺の顔に何かついていますか?」
気になって尋ねてみた。
すると、彼女は慌てた様子で首を横に振る。
「ち、違いますにゃ! ただ、その……少し気になっただけで……」
「気になる? 何がですか?」
俺が尋ねるも、彼女はモジモジするばかりで答えない。
(うーん、困ったな)
こういうときはどう対処するのが正解なのだろう?
モニカやニムに助けを求めようと視線を送るも、彼女たちは自分たちの身支度をしている。
俺やサーニャのやり取りはあまり気に留めていないようだ。
(これは俺が何とかするしかないか……)
そう思って再度彼女に尋ねようとしたとき、気付いた。
彼女の視線の先は、俺の顔ではなかったのだ。
(俺の……下半身あたりを見ているような……?)
不思議に思って自分の股間に視線を落とす俺。
するとそこには……立派なモノがあった。
(あちゃ~……これか……)
ズボンを穿くのを忘れていた。
というか、パンツも忘れている。
(まあでも仕方ないよな……)
昨夜のことを思い返す俺。
2人の美少女(モニカとニム)と激しく愛し合った。
その後、着替えもせずにそのまま寝てしまったため、俺の分身は露出されたままだったのである。
いつもなら、朝起きて風呂で洗ったり水魔法で流したりして、パンツやズボンを身につける。
だが、今日は宿屋泊まりでいつもとルーティンが異なったため、うっかり穿き忘れていた。
そんな俺の姿を見て、サーニャちゃんは顔を赤くしていたというわけだな。
(こりゃマズイ……早く隠さないと……!)
そんなことを考えたものの、時すでに遅しであった。
既にばっちり見られてしまった後なのだ。
今さら隠しても遅いというものである。
ならばどうするか?
決まっている。
開き直るしかない!
「はっはっは! どうですか、立派でしょう?」
俺は堂々と言い放った!
「えっ!?」
突然のことに驚くサーニャちゃん。
だが、俺は止まらない!
「実は、俺は”こっち”の方は自信がありましてね。どうです? この腰使い!」
俺は腰を前後に動かし始めた!
客観的に見ればシュールかつ変態的な光景だが、もはやそんなことは関係ない!
今の俺に羞恥心などないのだ!
そんな俺を前に、サーニャちゃんは混乱しているようだ。
「え……? にゃぁ……? えっと……?」
もう何を言っているのか分からないといった感じになっている。
よし、トドメだ!
「ふぅぅぅぅぅんっ!!」
俺は勢いよくジャンプして空中で回転!
そして華麗に着地!
同時にポーズを決める!
決まった!
「これが今の俺の全力全開! 超必殺技! その名も――『シャイニング・マグナム』です!!」
…………………………。
………………。
……うん、死にたい……。
なんでこんなことをしてしまったんだろう……。
後悔先に立たずというヤツだ……。
あまりの恥ずかしさに、俺は頭を抱えたくなるのだった。
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