【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
963話 タカシ突入
個室トイレにて、リッカが窮地に陥っている様子だ。
外にいるタカシは、彼女を心配してドアを叩く。
「おい! 本当に大丈夫なのか!? 今、どんな状態なんだ!?」
「んんっ……。くっ……。い、いいから放っておけです……。僕様ちゃんなら、一人で何とかできるです……。ふぁあぁっ……!!」
個室の中から、リッカがそう返答する。
ガチャガチャ……。
ガチャガチャガチャガチャ……。
タカシが必死に扉を開けようとしているようだ。
扉と鍵とが激しくぶつかり合う音が響いてくる。
その音を聞いて、リッカは羞恥心で顔を真っ赤に染める。
もしこのような醜態を目撃されたらと思うと、気が気でないのだろう。
もう一度タカシを怒鳴りつけて念を押したいが、外ばかりに気を割いていられない事情があった。
現在進行形で襲い来る猛烈な水流に耐え続けなければならないからだ。
(くっ……! これはいつ止まるですか……!?)
ギュゥゥン……!!
リッカの思いとは裏腹に、水流の威力が増す。
当初の水流は、彼女の尻穴を狙っていた。
ウォシュレット機能なのだから、当然だ。
リッカが操作を誤ったことにより水流が強くなるというハプニングはあったものの、所詮は尻狙い。
極端に変なことにはならない。
だが――
(くぅ……。この水流、さっきから変なところばかり狙ってくるのです……!)
リッカがボタンをデタラメに押したことによって、非常に厄介なことになってきている。
隠しコマンドである『特別マッサージモード』が起動してしまったのだ。
その機能により――
キュゥンッ……!
尻穴以外の部分にまで水が当たるようになってきたのだ。
(ふおぉっ!? ま、前の方にまで来やがるです……!)
キュゥンッ!
キュゥンッ!
キュゥゥゥンッ!
いい感じの微弱な水流が、リッカの股間を刺激する。
(くぅっ……! こんなところまで……! ふあぁっ!?)
聖女様は悶絶している。
しかし実のところ、そこまで深刻な事態ではない。
生命の危機だとか身体的ダメージを負うようなことではない。
それでも彼女が苦悶の表情を見せているのは、ひとえに聖女としてのプライドの問題だった。
聖女たる自分が、こんなことで快楽を感じるわけにはいかない。
そんな思いがリッカの心を占めているのである。
彼女は意地でも耐え抜くつもりだった。
しかし――
「はうっ……! んほぉっ……!!」
油断すると大きく漏れてしまいそうな声を抑えながら、彼女は懸命に耐える。
そんな時であった。
「リッカ! かなりマズそうな空気を感じるぞ! それほど強烈な腹下しだったのか!? 下痢便か!?」
個室外から再びタカシの声が響き渡る。
それと同時に、再び扉がガタガタと揺れ始めたではないか。
どうやら彼は、相当にリッカのことを心配しているらしい。
「お、お前にはデリカシーというものがないですか!! ほっとけです!! 僕様ちゃんは大丈夫なのですよ!!」
扉の向こう側にいるタカシに向かって叫ぶリッカ。
そして同時に、股間に押し寄せる刺激と戦っていた。
(こ、このままでは僕様ちゃんはヤバいのですよ……!)
既に我慢も限界に近い。
なんとか打開策を見つけなければ、いずれ決壊してしまうだろう。
しかし、そんな都合よく解決策など見つかるはずもない。
そもそもの話、この『特別マッサージモード』という機能自体が想定外なのだ。
『ピーッ! 対象の満足度が上昇していることを確認しました。これより仕上げに入ります』
その時、ウォシュレット機能のアナウンスが流れたかと思うと――
ヴィィンッ……!!
水流の勢いが増した。
「ぐあぁぁっ!? ああぁぁぁっ!!」
突然の激しい責めを受け、悲鳴のような声を上げるリッカ。
もはやなりふり構っていられないといった様子だ。
「おい! 大丈夫なのか!? 魔道具に何か異常が発生しているんだろ!? 俺やネフィの責任だ! 実際に異常を見せてくれ!!」
「――ッ! ――――ッ!!!」
リッカはタカシからの呼びかけに対し、答えることができない。
彼女は必死に歯を食い縛り、漏れ出そうになる声を堪えていたからだ。
(ダ、ダメ……なんです……。このまま声を出すわけにはいかねーんです……!)
ここで声を出してしまえば、タカシたちに今の状態を悟られてしまう。
いや、もうすでに気づかれているかもしれない。
だからこそ、少しでも声が漏れないように耐えるしかなかった。
そんな中――
「大丈夫か!? リッカ!!!」
タカシが個室内に入ってきてしまった。
彼は中の異様な雰囲気を感じ取り、ついに突入を決行したのである。
それは純粋にリッカを心配しての行為だったが、今となってはタイミングが悪かったとしか言いようがない。
「ど、どうして……! 入ってくるなと、あれほど……」
中に飛び込んできたタカシを見て、リッカの表情が引きつる。
彼に今の自分の姿を見られたくなかったのだろう。
羞恥から顔を背けようとするのだが――
『ピーッ! 最後の仕上げです』
無慈悲にも機械音声が流れてきた直後のことだった。
ヴィィンッ……!!
キュゥンッ!
キュゥゥゥンッ!!!
今までとは比べ物にならない量の水が放出される。
「えっ!? う、うそ……。や、やめ――」
そんな状況の中であっても、リッカは何とか声を上げまいとしていた。
だが、それも無駄な努力だったようだ。
水流の刺激により、彼女はとうとう限界を迎えることとなる。
「――っ! ――――っ!!!」
ビクンッ……!
ビクビクビクッ!!
身体を大きく痙攣させるリッカ。
その表情は恍惚としており、完全に蕩けきっていたのだった。
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スマホアプリ「ホンコミ」にて、コミカライズ版の11話が更新されています。
原作(本作)における20~22話に相当します。
お楽しみいただければ幸いです!
外にいるタカシは、彼女を心配してドアを叩く。
「おい! 本当に大丈夫なのか!? 今、どんな状態なんだ!?」
「んんっ……。くっ……。い、いいから放っておけです……。僕様ちゃんなら、一人で何とかできるです……。ふぁあぁっ……!!」
個室の中から、リッカがそう返答する。
ガチャガチャ……。
ガチャガチャガチャガチャ……。
タカシが必死に扉を開けようとしているようだ。
扉と鍵とが激しくぶつかり合う音が響いてくる。
その音を聞いて、リッカは羞恥心で顔を真っ赤に染める。
もしこのような醜態を目撃されたらと思うと、気が気でないのだろう。
もう一度タカシを怒鳴りつけて念を押したいが、外ばかりに気を割いていられない事情があった。
現在進行形で襲い来る猛烈な水流に耐え続けなければならないからだ。
(くっ……! これはいつ止まるですか……!?)
ギュゥゥン……!!
リッカの思いとは裏腹に、水流の威力が増す。
当初の水流は、彼女の尻穴を狙っていた。
ウォシュレット機能なのだから、当然だ。
リッカが操作を誤ったことにより水流が強くなるというハプニングはあったものの、所詮は尻狙い。
極端に変なことにはならない。
だが――
(くぅ……。この水流、さっきから変なところばかり狙ってくるのです……!)
リッカがボタンをデタラメに押したことによって、非常に厄介なことになってきている。
隠しコマンドである『特別マッサージモード』が起動してしまったのだ。
その機能により――
キュゥンッ……!
尻穴以外の部分にまで水が当たるようになってきたのだ。
(ふおぉっ!? ま、前の方にまで来やがるです……!)
キュゥンッ!
キュゥンッ!
キュゥゥゥンッ!
いい感じの微弱な水流が、リッカの股間を刺激する。
(くぅっ……! こんなところまで……! ふあぁっ!?)
聖女様は悶絶している。
しかし実のところ、そこまで深刻な事態ではない。
生命の危機だとか身体的ダメージを負うようなことではない。
それでも彼女が苦悶の表情を見せているのは、ひとえに聖女としてのプライドの問題だった。
聖女たる自分が、こんなことで快楽を感じるわけにはいかない。
そんな思いがリッカの心を占めているのである。
彼女は意地でも耐え抜くつもりだった。
しかし――
「はうっ……! んほぉっ……!!」
油断すると大きく漏れてしまいそうな声を抑えながら、彼女は懸命に耐える。
そんな時であった。
「リッカ! かなりマズそうな空気を感じるぞ! それほど強烈な腹下しだったのか!? 下痢便か!?」
個室外から再びタカシの声が響き渡る。
それと同時に、再び扉がガタガタと揺れ始めたではないか。
どうやら彼は、相当にリッカのことを心配しているらしい。
「お、お前にはデリカシーというものがないですか!! ほっとけです!! 僕様ちゃんは大丈夫なのですよ!!」
扉の向こう側にいるタカシに向かって叫ぶリッカ。
そして同時に、股間に押し寄せる刺激と戦っていた。
(こ、このままでは僕様ちゃんはヤバいのですよ……!)
既に我慢も限界に近い。
なんとか打開策を見つけなければ、いずれ決壊してしまうだろう。
しかし、そんな都合よく解決策など見つかるはずもない。
そもそもの話、この『特別マッサージモード』という機能自体が想定外なのだ。
『ピーッ! 対象の満足度が上昇していることを確認しました。これより仕上げに入ります』
その時、ウォシュレット機能のアナウンスが流れたかと思うと――
ヴィィンッ……!!
水流の勢いが増した。
「ぐあぁぁっ!? ああぁぁぁっ!!」
突然の激しい責めを受け、悲鳴のような声を上げるリッカ。
もはやなりふり構っていられないといった様子だ。
「おい! 大丈夫なのか!? 魔道具に何か異常が発生しているんだろ!? 俺やネフィの責任だ! 実際に異常を見せてくれ!!」
「――ッ! ――――ッ!!!」
リッカはタカシからの呼びかけに対し、答えることができない。
彼女は必死に歯を食い縛り、漏れ出そうになる声を堪えていたからだ。
(ダ、ダメ……なんです……。このまま声を出すわけにはいかねーんです……!)
ここで声を出してしまえば、タカシたちに今の状態を悟られてしまう。
いや、もうすでに気づかれているかもしれない。
だからこそ、少しでも声が漏れないように耐えるしかなかった。
そんな中――
「大丈夫か!? リッカ!!!」
タカシが個室内に入ってきてしまった。
彼は中の異様な雰囲気を感じ取り、ついに突入を決行したのである。
それは純粋にリッカを心配しての行為だったが、今となってはタイミングが悪かったとしか言いようがない。
「ど、どうして……! 入ってくるなと、あれほど……」
中に飛び込んできたタカシを見て、リッカの表情が引きつる。
彼に今の自分の姿を見られたくなかったのだろう。
羞恥から顔を背けようとするのだが――
『ピーッ! 最後の仕上げです』
無慈悲にも機械音声が流れてきた直後のことだった。
ヴィィンッ……!!
キュゥンッ!
キュゥゥゥンッ!!!
今までとは比べ物にならない量の水が放出される。
「えっ!? う、うそ……。や、やめ――」
そんな状況の中であっても、リッカは何とか声を上げまいとしていた。
だが、それも無駄な努力だったようだ。
水流の刺激により、彼女はとうとう限界を迎えることとなる。
「――っ! ――――っ!!!」
ビクンッ……!
ビクビクビクッ!!
身体を大きく痙攣させるリッカ。
その表情は恍惚としており、完全に蕩けきっていたのだった。
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スマホアプリ「ホンコミ」にて、コミカライズ版の11話が更新されています。
原作(本作)における20~22話に相当します。
お楽しみいただければ幸いです!
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