【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
945話 聖紋
聖女リッカは、タカシが『誓いの儀式』を執り行う許可を与えた。
それは、ミネア聖国において特別な意味を持つ儀礼だ。
男性が女性の前に跪き、手の甲にキスをするのである。
だが、タカシがキスしたのは手の甲ではなく、とある大切な場所だった。
「なぜって……そこに全裸の女性がいるならば、することはただ一つだろう?」
当たり前のことのように答えるタカシ。
そんなタカシを見て、リッカは絶句してしまう。
(こいつ……マジでイカれてやがるです……)
彼女は戦慄した。
まさか、ここまで頭のおかしい男だとは思っていなかったからだ。
怒りを通り越してドン引きである。
「さあ、続きだ」
そんなリッカの気持ちなど知る由もなく、タカシはさらに続けようとする。
「ちょっ!? もう十分でしょう! 早くやめるです!」
慌てて止めに入るリッカ。
そんな彼女を無視して、タカシは次の段階へと移行しようとする。
「心配するな。お前の方が年齢は上でも、体が小さいことくらいは理解している。ちゃんと優しくしてやるから」
リッカの体の成長は10歳程度で止まっている。
精神年齢はその遥か上なのだが、それでも体は未成熟なままだ。
当然、性的な経験もないに等しい状態だった。
(まずいですよ……!)
本能的に身の危険を感じるリッカ。
なんとかして逃げ出そうと試みるが――ムダであった。
「ふんっ!!」
「なっ!? ミティ=バーヘイル……! また……邪魔を……!」
ずっと背後で待機していたミティが、リッカを羽交い締めにする。
いくら聖女と言えども、剛腕のミティから脱出することはできない。
それは先ほど立証済みだ。
「もう逃しませんよぉ~」
ミティがニヤニヤしながら言う。
愛するタカシをボコボコにされた恨みは相当深いようだ。
聖女とはいえど、逆らえる雰囲気ではなかった。
「くっ……」
唇を噛むリッカ。
そんな彼女の顔を見ながら、タカシが言う。
「では……」
「ひゃうっ!? そ、そこはやめるです! おしっこするところですよ!? 不浄です!!」
タカシの舌が下腹部に触れ、リッカは思わず悲鳴を上げてしまう。
その様子を見たミティが鼻を鳴らす。
「ぷぷっ! お子ちゃまには刺激が強かったみたいですねえ」
「お子ちゃまじゃないです! 僕様ちゃんの実年齢はお前たちよりも――」
反論しようとしたところで、再び舌を這わされる感覚に襲われるリッカ。
「あっ!?」
ビクンッと体を震わせるリッカ。
そんな彼女の様子を見て、タカシが言う。
「……どうやら、性的知識は皆無のようだな……」
タカシの言う通りだった。
ミネア聖国は性教育に関してはかなり厳格なのだ。
その国の女性たちは貞操観念が非常に強く、成人するまでは性行為を行わないという風習がある。
しかも、リッカは聖女であるため特にそのようなことからは遠ざけられてきた。
さらに言えば、体の成長が止まっているため男性から性的なアプローチを受ける機会もほとんどなかったのである。
結果として、彼女は非常に初々しい精神のまま育ってしまったというわけだ。
「リッカ……。お前、赤ちゃんはどうやってできるのか知っているか?」
「ば、馬鹿にするなです!! それくらい知ってるです!」
顔を真っ赤に染めて叫ぶリッカ。
そう叫んだのち、彼女は恐る恐るといった様子で口を開く。
「……男の人と女の人が、お、同じベッドで寝ると……コウノトリさんが運んできてくれるです……?」
恥ずかしそうにモジモジとするリッカ。
その姿に萌えたのか、タカシは彼女の頭をそっと撫でた。
「……半分正解だな」
タカシの言葉に首を傾げるリッカ。
そんな彼女に、タカシは言う。
「良い機会だ。完全な正解を教えていこうか……」
「ひゃっ! ど、どうしてそんなところを舐めるです! 関係ないです!!」
「関係ないことはないぞ。くくく……」
タカシは笑う。
それはまさに、キャベツ畑やコウノトリを信じている無垢な少女に無修正ポルノを突きつけるような大人の邪悪な笑みであった。
***(中略)***
タカシは念入りに、リッカに対して下準備を整えていく。
そのときだった。
「――ん? なんだ?」
タカシが眩しさを感じ、視線を上げる。
彼の顔の少し上――リッカの下腹部あたりから眩い光が放たれていた。
「ば、バカな……です!? なんでこんなところに『聖紋』の光が!?」
驚愕の表情を見せるリッカ。
そんな彼女に構うことなく、光はどんどん輝きを増していく。
やがて――一際大きな光を放つと同時に収束し、消えていった。
そして、リッカの下腹部には先ほどまではなかったはずの紋様が出現していたのだった。
「これは一体……」
呆然と呟くタカシ。
そんな彼の目の前で、リッカが呆然自失と言った状態で呟いた。
「『聖紋』……どうしてこのタイミングで……こんな場所に発現するですか……? そんな……ありえないのです……」
顔面蒼白になり、ブツブツと呟き続けるリッカ。
そんな彼女を心配したタカシが声をかける。
「おい……大丈夫か?」
「……」
しかし、返事はない。
完全に放心状態だ。
(ふむ……。同じ聖ミリアリア統一教の信徒だし、アイリスに聞いてみるか……)
タカシはそう考え、振り返ることにしたのだった。
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性的には無知のリッカちゃんでした。
タカシ君がリッカちゃんをもっと激しく責めるシーン……見たい人いますか?
いますよね?
というわけで、ノクターンにR18版を掲載してみました。
よろしければ覗いてみてください。
よろしくお願いします。
それは、ミネア聖国において特別な意味を持つ儀礼だ。
男性が女性の前に跪き、手の甲にキスをするのである。
だが、タカシがキスしたのは手の甲ではなく、とある大切な場所だった。
「なぜって……そこに全裸の女性がいるならば、することはただ一つだろう?」
当たり前のことのように答えるタカシ。
そんなタカシを見て、リッカは絶句してしまう。
(こいつ……マジでイカれてやがるです……)
彼女は戦慄した。
まさか、ここまで頭のおかしい男だとは思っていなかったからだ。
怒りを通り越してドン引きである。
「さあ、続きだ」
そんなリッカの気持ちなど知る由もなく、タカシはさらに続けようとする。
「ちょっ!? もう十分でしょう! 早くやめるです!」
慌てて止めに入るリッカ。
そんな彼女を無視して、タカシは次の段階へと移行しようとする。
「心配するな。お前の方が年齢は上でも、体が小さいことくらいは理解している。ちゃんと優しくしてやるから」
リッカの体の成長は10歳程度で止まっている。
精神年齢はその遥か上なのだが、それでも体は未成熟なままだ。
当然、性的な経験もないに等しい状態だった。
(まずいですよ……!)
本能的に身の危険を感じるリッカ。
なんとかして逃げ出そうと試みるが――ムダであった。
「ふんっ!!」
「なっ!? ミティ=バーヘイル……! また……邪魔を……!」
ずっと背後で待機していたミティが、リッカを羽交い締めにする。
いくら聖女と言えども、剛腕のミティから脱出することはできない。
それは先ほど立証済みだ。
「もう逃しませんよぉ~」
ミティがニヤニヤしながら言う。
愛するタカシをボコボコにされた恨みは相当深いようだ。
聖女とはいえど、逆らえる雰囲気ではなかった。
「くっ……」
唇を噛むリッカ。
そんな彼女の顔を見ながら、タカシが言う。
「では……」
「ひゃうっ!? そ、そこはやめるです! おしっこするところですよ!? 不浄です!!」
タカシの舌が下腹部に触れ、リッカは思わず悲鳴を上げてしまう。
その様子を見たミティが鼻を鳴らす。
「ぷぷっ! お子ちゃまには刺激が強かったみたいですねえ」
「お子ちゃまじゃないです! 僕様ちゃんの実年齢はお前たちよりも――」
反論しようとしたところで、再び舌を這わされる感覚に襲われるリッカ。
「あっ!?」
ビクンッと体を震わせるリッカ。
そんな彼女の様子を見て、タカシが言う。
「……どうやら、性的知識は皆無のようだな……」
タカシの言う通りだった。
ミネア聖国は性教育に関してはかなり厳格なのだ。
その国の女性たちは貞操観念が非常に強く、成人するまでは性行為を行わないという風習がある。
しかも、リッカは聖女であるため特にそのようなことからは遠ざけられてきた。
さらに言えば、体の成長が止まっているため男性から性的なアプローチを受ける機会もほとんどなかったのである。
結果として、彼女は非常に初々しい精神のまま育ってしまったというわけだ。
「リッカ……。お前、赤ちゃんはどうやってできるのか知っているか?」
「ば、馬鹿にするなです!! それくらい知ってるです!」
顔を真っ赤に染めて叫ぶリッカ。
そう叫んだのち、彼女は恐る恐るといった様子で口を開く。
「……男の人と女の人が、お、同じベッドで寝ると……コウノトリさんが運んできてくれるです……?」
恥ずかしそうにモジモジとするリッカ。
その姿に萌えたのか、タカシは彼女の頭をそっと撫でた。
「……半分正解だな」
タカシの言葉に首を傾げるリッカ。
そんな彼女に、タカシは言う。
「良い機会だ。完全な正解を教えていこうか……」
「ひゃっ! ど、どうしてそんなところを舐めるです! 関係ないです!!」
「関係ないことはないぞ。くくく……」
タカシは笑う。
それはまさに、キャベツ畑やコウノトリを信じている無垢な少女に無修正ポルノを突きつけるような大人の邪悪な笑みであった。
***(中略)***
タカシは念入りに、リッカに対して下準備を整えていく。
そのときだった。
「――ん? なんだ?」
タカシが眩しさを感じ、視線を上げる。
彼の顔の少し上――リッカの下腹部あたりから眩い光が放たれていた。
「ば、バカな……です!? なんでこんなところに『聖紋』の光が!?」
驚愕の表情を見せるリッカ。
そんな彼女に構うことなく、光はどんどん輝きを増していく。
やがて――一際大きな光を放つと同時に収束し、消えていった。
そして、リッカの下腹部には先ほどまではなかったはずの紋様が出現していたのだった。
「これは一体……」
呆然と呟くタカシ。
そんな彼の目の前で、リッカが呆然自失と言った状態で呟いた。
「『聖紋』……どうしてこのタイミングで……こんな場所に発現するですか……? そんな……ありえないのです……」
顔面蒼白になり、ブツブツと呟き続けるリッカ。
そんな彼女を心配したタカシが声をかける。
「おい……大丈夫か?」
「……」
しかし、返事はない。
完全に放心状態だ。
(ふむ……。同じ聖ミリアリア統一教の信徒だし、アイリスに聞いてみるか……)
タカシはそう考え、振り返ることにしたのだった。
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性的には無知のリッカちゃんでした。
タカシ君がリッカちゃんをもっと激しく責めるシーン……見たい人いますか?
いますよね?
というわけで、ノクターンにR18版を掲載してみました。
よろしければ覗いてみてください。
よろしくお願いします。
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