【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
876話 キサラとトパーズへの加護(小)付与
俺たちは魔法の絨毯で森の上を飛んでいる。
「ほら、二人共。今のうちに見ておけよ。上空から森を見れる機会なんてあまりないからな」
「分かってんよ。タカシ親分」
「私、こういう位置関係の把握は結構得意なんです。任せてください」
キサラとトパーズが素直に応じる。
くすぐり刑を通して、ようやく言うことを聞くようになったな。
「ま、これからのオレに期待していてくれよ。ドカンと活躍してやっからよぉ」
キサラがそう言い放つ。
大雑把で態度が悪く自信過剰なところはあるが、それだけの実力も持っている。
人柄を信用できるかどうかが不安だったが、今ではその心配もほぼなくなった。
彼女が加護(小)の条件を満たしたのだ。
レベル?、キサラ=シェバリー
種族:ヒューマン
身分:犯罪奴隷
役割:リンドウ治安維持隊隊員
職業:盗賊
ランク:C
HP:??
MP:??
腕力:低め
脚力:??
体力:??
器用:高め
魔力:??
残りスキルポイント:???
スキル:
剣術レベル4(3+1)
気配察知レベル2(1+1)
気配隠匿レベル2(1+1)
??
キサラはリンドウの街の治安維持隊に配属予定だ。
今日の午前に採用したヤックルの下で活躍してくれることだろう。
戦闘能力だけならキサラの方が上かもしれないが、さすがに犯罪奴隷を治安維持隊の隊長にはできないからな。
ヤックルには上手く彼女を制御してもらいたいところだ。
「闇蛇団の再興は諦めました。代わりに、リンドウで重用される人材になることを目指します」
トパーズが淡々とそう言う。
彼女は戦闘能力に乏しいものの、闇蛇団ではそれなりの地位にあった。
ロッシュや五英傑あたりと連携を取られて反旗を翻されると厄介だったが、こちらもその心配はほぼなくなった。
キサラと同様、加護(小)の条件を満たしたからだ。
トパーズ=マオマオ
種族:半猫獣人
身分:犯罪奴隷
役割:リンドウ酒場店員
職業:盗賊
ランク:ー
HP:??
MP:??
腕力:??
脚力:??
体力:低め
器用:??
魔力:高め
残りスキルポイント:???
スキル:
格闘術レベル2(1+1)
策謀術レベル2(1+1)
接客術レベル3(2+1)
??
種族が半猫獣人となっているが、外見上は人族に限りなく近い。
ステータス上の種族判定の基準はよく分からんな。
ま、とりあえずそれは置いておこう。
トパーズはリンドウの街の酒場に配属予定だ。
飲食店と言えば普通は民間経営だが、リンドウの街はまだ発展途上。
最初期にオープンさせた酒場はハイブリッジ男爵家の出資を受けている。
彼女にはそこで接客してもらうことになる。
違法カジノでは案内人を務めていたことだし、無難にこなせるはずだ。
そしてゆくゆくは、酒場の幹部や店長、あるいは新規で開く施設の長に就かせようと考えている。
まぁ、そのあたりは先の話だな。
「みんな、あっちを見てみろ」
「わぁ……! キレイな夕焼けですぅ!」
「すごい……。こんな景色、初めて見ました!」
「…………(こくこく!)」
リン、ノノン、ロロの順に声を上げる。
俺の指差した方向には、一面に広がる美しい夕日があった。
「山脈に沈んでいく太陽……。キレイだね……」
マリアがウットリとしている。
夕日に照らされる山脈の稜線は、とても美しく幻想的だった。
この世界に来てから様々なものを見てきたが、やはり自然は良い。
「……タカシお兄ちゃん、ありがとう」
「ん?」
「こんなに素敵な景色を見せてくれて」
「ふふっ。これぐらい、お安い御用さ」
俺はマリアの頭を撫でる。
それから、しばらくの間、俺たちは黙って夕日の美しさに見惚れていた。
そして――
「あ、あのよ……。タカシ親分……」
「どうした? キサラ」
「トイレに行きたいんだけど、その……。腹が冷えたみたいで……」
「ふむ……」
この魔法の絨毯には、風を遮断する効果がある。
だが、それも完璧ではない。
上空でノーパンで過ごしていれば、腹が冷えてトイレも近くなるか。
「分かった。小さい方か?」
「あ、ああ。そうだ」
「よし、ならばこっちに来い。俺が抱えてやるから、飛んだ状態のまますればいい」
「いや、そんな恥ずかしいことできるわけねぇだろ!?」
「何を言っているんだ。ここは森の上空。通行人などいないし、誰かに見られることもない」
「そういう問題じゃねぇんだよ!! ってか、ここにはタカシ親分やガキ共もいるじゃねぇか! オレには人に見られながら用を足す趣味はねぇよ!!」
「そうなのか? しかし、ここからリンドウの街までは数分掛かる。結構寄り道してしまっているからな。我慢できそうなのか?」
「うっ……。な、なら、適当なところに下ろしてくれよ。草むらで済ませるから……」
「それはダメだ。この森にはまだまだ魔物がたくさん生息している。用を足しているところを襲われたら危ないぞ。やはり、上空から致すのが一番安全だ」
「んな!? じょ、冗談だよな!?」
「冗談ではない。お前の体調を考えると、一刻も早く対処する必要がある」
尿意を我慢しすぎると、膀胱炎などを発症するリスクがある。
キサラは半ば俺の女になったようなものだし、そのあたりには配慮しないとな。
「ぐっ……。そ、そうかもしれないけどよぉ……」
「大丈夫だ。俺たち以外は誰も見ていないから安心しろ」
俺はキサラを抱き抱える。
魔法の絨毯の端により、外側に向けてオシッコをさせる体勢をとった。
「お、おい! マジでここでさせるつもりか!?」
「当たり前だろう。ほら、出すものを出せ」
「わ、わかったよ……。くそったれぇ……。もう、どうにでもなりやがれ!」
キサラは覚悟を決めたようだ。
顔を真っ赤にして、目を強く閉じている。
「あ、あまり見るんじゃねえぞ……」
「もちろんだ。では、始めろ」
「……ッ」
チョロロロロ~。
ジョボボボボボォー!!!
「おお……」
俺は感嘆の声を上げる。
女性の放尿シーンを間近でジックリと見るのはレアな体験だ。
ミリオンズのみんなはそれぞれ趣味嗜好を持っているが、こっち方面が好きな者はいなかったからな。
先ほどの温泉でくすぐり刑を執行している時にキサラとトパーズは漏らしていたが、あれは意図的な放尿ではなくてお漏らしだから今回とはやや趣向が異なるし。
「んっ、んっ……。はぁ……。終わったぜ、タカシ親分……」
「ご苦労。なかなか豪快な放水だったな。おかげで、俺も少しスッキリした」
「どうしてタカシ親分がスッキリするんだよ!」
こうして、ちょっとしたハプニングはありつつも、俺はキサラとトパーズを改心させることに成功した。
一件落着かと思ったのだが――
「あの……実は私もお腹が痛いのですが……」
「ふむ……。小さい方か?」
「いえ、その……」
…………。
トパーズに悲劇が訪れた。
だが、彼女の名誉のためにここの詳細は省いておこう。
小さい方ぐらいならともかく、大きい方になると俺の趣味嗜好からもやや外れてくるし……。
まぁ、上空から彼女がひり出したモノは森の肥やしとなって、大森林の一部になるだろう。
美しい自然の摂理だ。
うん、それでいいじゃないか。
「うぅ……。皆さんの前でこんなことを……。もうお嫁にいけません……」
「心配するな。そうなったら、俺が囲ってやるさ」
「あっ……」
俺が抱き寄せてやると、トパーズが熱い吐息を漏らした。
そんなこんなで、俺たちはリンドウの街へと帰っていくのだった。
「ほら、二人共。今のうちに見ておけよ。上空から森を見れる機会なんてあまりないからな」
「分かってんよ。タカシ親分」
「私、こういう位置関係の把握は結構得意なんです。任せてください」
キサラとトパーズが素直に応じる。
くすぐり刑を通して、ようやく言うことを聞くようになったな。
「ま、これからのオレに期待していてくれよ。ドカンと活躍してやっからよぉ」
キサラがそう言い放つ。
大雑把で態度が悪く自信過剰なところはあるが、それだけの実力も持っている。
人柄を信用できるかどうかが不安だったが、今ではその心配もほぼなくなった。
彼女が加護(小)の条件を満たしたのだ。
レベル?、キサラ=シェバリー
種族:ヒューマン
身分:犯罪奴隷
役割:リンドウ治安維持隊隊員
職業:盗賊
ランク:C
HP:??
MP:??
腕力:低め
脚力:??
体力:??
器用:高め
魔力:??
残りスキルポイント:???
スキル:
剣術レベル4(3+1)
気配察知レベル2(1+1)
気配隠匿レベル2(1+1)
??
キサラはリンドウの街の治安維持隊に配属予定だ。
今日の午前に採用したヤックルの下で活躍してくれることだろう。
戦闘能力だけならキサラの方が上かもしれないが、さすがに犯罪奴隷を治安維持隊の隊長にはできないからな。
ヤックルには上手く彼女を制御してもらいたいところだ。
「闇蛇団の再興は諦めました。代わりに、リンドウで重用される人材になることを目指します」
トパーズが淡々とそう言う。
彼女は戦闘能力に乏しいものの、闇蛇団ではそれなりの地位にあった。
ロッシュや五英傑あたりと連携を取られて反旗を翻されると厄介だったが、こちらもその心配はほぼなくなった。
キサラと同様、加護(小)の条件を満たしたからだ。
トパーズ=マオマオ
種族:半猫獣人
身分:犯罪奴隷
役割:リンドウ酒場店員
職業:盗賊
ランク:ー
HP:??
MP:??
腕力:??
脚力:??
体力:低め
器用:??
魔力:高め
残りスキルポイント:???
スキル:
格闘術レベル2(1+1)
策謀術レベル2(1+1)
接客術レベル3(2+1)
??
種族が半猫獣人となっているが、外見上は人族に限りなく近い。
ステータス上の種族判定の基準はよく分からんな。
ま、とりあえずそれは置いておこう。
トパーズはリンドウの街の酒場に配属予定だ。
飲食店と言えば普通は民間経営だが、リンドウの街はまだ発展途上。
最初期にオープンさせた酒場はハイブリッジ男爵家の出資を受けている。
彼女にはそこで接客してもらうことになる。
違法カジノでは案内人を務めていたことだし、無難にこなせるはずだ。
そしてゆくゆくは、酒場の幹部や店長、あるいは新規で開く施設の長に就かせようと考えている。
まぁ、そのあたりは先の話だな。
「みんな、あっちを見てみろ」
「わぁ……! キレイな夕焼けですぅ!」
「すごい……。こんな景色、初めて見ました!」
「…………(こくこく!)」
リン、ノノン、ロロの順に声を上げる。
俺の指差した方向には、一面に広がる美しい夕日があった。
「山脈に沈んでいく太陽……。キレイだね……」
マリアがウットリとしている。
夕日に照らされる山脈の稜線は、とても美しく幻想的だった。
この世界に来てから様々なものを見てきたが、やはり自然は良い。
「……タカシお兄ちゃん、ありがとう」
「ん?」
「こんなに素敵な景色を見せてくれて」
「ふふっ。これぐらい、お安い御用さ」
俺はマリアの頭を撫でる。
それから、しばらくの間、俺たちは黙って夕日の美しさに見惚れていた。
そして――
「あ、あのよ……。タカシ親分……」
「どうした? キサラ」
「トイレに行きたいんだけど、その……。腹が冷えたみたいで……」
「ふむ……」
この魔法の絨毯には、風を遮断する効果がある。
だが、それも完璧ではない。
上空でノーパンで過ごしていれば、腹が冷えてトイレも近くなるか。
「分かった。小さい方か?」
「あ、ああ。そうだ」
「よし、ならばこっちに来い。俺が抱えてやるから、飛んだ状態のまますればいい」
「いや、そんな恥ずかしいことできるわけねぇだろ!?」
「何を言っているんだ。ここは森の上空。通行人などいないし、誰かに見られることもない」
「そういう問題じゃねぇんだよ!! ってか、ここにはタカシ親分やガキ共もいるじゃねぇか! オレには人に見られながら用を足す趣味はねぇよ!!」
「そうなのか? しかし、ここからリンドウの街までは数分掛かる。結構寄り道してしまっているからな。我慢できそうなのか?」
「うっ……。な、なら、適当なところに下ろしてくれよ。草むらで済ませるから……」
「それはダメだ。この森にはまだまだ魔物がたくさん生息している。用を足しているところを襲われたら危ないぞ。やはり、上空から致すのが一番安全だ」
「んな!? じょ、冗談だよな!?」
「冗談ではない。お前の体調を考えると、一刻も早く対処する必要がある」
尿意を我慢しすぎると、膀胱炎などを発症するリスクがある。
キサラは半ば俺の女になったようなものだし、そのあたりには配慮しないとな。
「ぐっ……。そ、そうかもしれないけどよぉ……」
「大丈夫だ。俺たち以外は誰も見ていないから安心しろ」
俺はキサラを抱き抱える。
魔法の絨毯の端により、外側に向けてオシッコをさせる体勢をとった。
「お、おい! マジでここでさせるつもりか!?」
「当たり前だろう。ほら、出すものを出せ」
「わ、わかったよ……。くそったれぇ……。もう、どうにでもなりやがれ!」
キサラは覚悟を決めたようだ。
顔を真っ赤にして、目を強く閉じている。
「あ、あまり見るんじゃねえぞ……」
「もちろんだ。では、始めろ」
「……ッ」
チョロロロロ~。
ジョボボボボボォー!!!
「おお……」
俺は感嘆の声を上げる。
女性の放尿シーンを間近でジックリと見るのはレアな体験だ。
ミリオンズのみんなはそれぞれ趣味嗜好を持っているが、こっち方面が好きな者はいなかったからな。
先ほどの温泉でくすぐり刑を執行している時にキサラとトパーズは漏らしていたが、あれは意図的な放尿ではなくてお漏らしだから今回とはやや趣向が異なるし。
「んっ、んっ……。はぁ……。終わったぜ、タカシ親分……」
「ご苦労。なかなか豪快な放水だったな。おかげで、俺も少しスッキリした」
「どうしてタカシ親分がスッキリするんだよ!」
こうして、ちょっとしたハプニングはありつつも、俺はキサラとトパーズを改心させることに成功した。
一件落着かと思ったのだが――
「あの……実は私もお腹が痛いのですが……」
「ふむ……。小さい方か?」
「いえ、その……」
…………。
トパーズに悲劇が訪れた。
だが、彼女の名誉のためにここの詳細は省いておこう。
小さい方ぐらいならともかく、大きい方になると俺の趣味嗜好からもやや外れてくるし……。
まぁ、上空から彼女がひり出したモノは森の肥やしとなって、大森林の一部になるだろう。
美しい自然の摂理だ。
うん、それでいいじゃないか。
「うぅ……。皆さんの前でこんなことを……。もうお嫁にいけません……」
「心配するな。そうなったら、俺が囲ってやるさ」
「あっ……」
俺が抱き寄せてやると、トパーズが熱い吐息を漏らした。
そんなこんなで、俺たちはリンドウの街へと帰っていくのだった。
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