【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
860話 戦利品?
「ご、ご主人さまぁ……」
「もう大丈夫だから、泣き止んでくれよ。これじゃあ俺が悪いことをしてるみたいじゃないか?」
「はわわ……ごめんなさいぃ。でも、もう少しだけ……」
俺はリンの頭をナデナデしてあげていた。
危ないところを助けてやったら、こうなった。
ちなみにマリア、キサラ、トパーズは、魔法の絨毯に乗って上空に待機している。
地上に降り立ったのは俺だけだ。
「さて、そろそろいいか? お前たちも怪我はないな?」
「はい」
「…………(こくっ)」
ノノンとロロも無事なようだ。
よかったよかった。
「ところで、こんなところに子どもだけで来るなんて珍しいな。何かあったのか?」
「そ、それは――」
リンから事情を聞いた。
なんでも、彼女たちは狩りの実戦経験を積むために、ここに来たらしい。
「事情は分かった。でも、まだ3人で街の外に出るのは早かったかもな。才能あるお前たちなら、単独のファイティングドッグぐらいは安定して倒せるのだろう。しかし、狩りはこうして不測の事態が起こるものだ。今回助かったのは、たまたま運が良かっただけだぞ」
「はい……」
リンはシュンとなって項垂れる。
せっかくやる気になっている幼女に言い過ぎたか?
しかし、これは大切なことだ。
一歩間違えれば、彼女たちは死んでいたかもしれないのだから。
「まぁ、今回は無事だったわけだし、これ以上は責めない。そして、そうだなぁ……。トミーやヒナに狩りを見てもらったことがあったんだな?」
「は、はいぃ。皆さん優しく指導してくれましたぁ」
幼女に危険なことをさせるなんて、減点だ!
――と言いたいところだが、リンやロロの方から希望していたのだから仕方ないか。
実際、不測の事態さえ発生しなければファイティングドッグを狩れるぐらいの実力はあるのだ。
将来が非常に有望である。
問題は、安全マージンか。
ちょっと予想外のことがあっただけで生死に関わるパーティ編成は問題だ。
子どもたちだけで狩りをすることは避けてもらいたい。
「ヒナには、トリスタの警護に専念するように伝えたしなぁ……。トミーに俺からもよろしく言っておこう。後は……アランやクリスティにも声がけしておくか」
幼女の狩りに同行し、見守る。
仕事としては簡単だ。
しかし本人の稼ぎは減る。
トミー、アラン、クリスティたちは、本来であれば西の森などで狩りができるレベルなのだから。
トミーやヒナがこれまで付き合ってくれていたのは、リンやロロへの優しさからだろう。
ハイブリッジ男爵家として幼女組を育成する体制を整えるのであれば、当主である俺から正式に声がけしておくのがいい。
もちろん、その分の報酬は別途支払うようなイメージだな。
「――さて、お説教はこれで終わりだ。お前たちも魔法の絨毯に乗るか?」
「あ、ありがとうございますぅ。……あ、でもぉ……」
「どうした? 何か問題が?」
俺はそう問うが、リンは何やらモジモジしている。
何だろうか。
「あの、えっとぉ……」
「ひょっとすると遠慮しているのか? 子どもが要らん気を遣う必要はないぞ」
「きゃっ……」
俺は半ば強引に、リンを抱き上げる。
まだまだ軽いな。
ちびっ子三人組の追加ぐらいならば、俺とマリアの出力でも魔法の絨毯はまだまだ十分に浮くことができるはずだ。
問題ない。
「――ん?」
俺はふと違和感を覚えた。
リンの体に回した腕が、なぜか濡れた感触に包まれたからだ。
「これは……」
間違いない。
彼女は漏らしていたのだ。
おそらくは、ゴブリンに襲われた恐怖からか。
「あ、あうぅ……」
リンが顔を真っ赤にしている。
幼女でも、羞恥心はあるらしい。
「恥じることはないぞ。ゴブリンは恐ろしい魔物だからな。どれ、そのパンツは俺が預かっておこう」
「あ、あう……。それは……」
「後で洗濯して返すから心配するな」
「は、はいぃ……」
顔を真っ赤にするリンの股間から、俺は濡れパンツを取り上げる。
これは戦利品だ。
――いや、間違えた。
これはただ事務的に預かっただけだ。
変な意味など全くない。
「ひゃああ……」
「…………」
ノノンとロロも何か言いたげな目で俺を見てくる。
俺の変態的思考がバレたか?
いや、これは――
「お前たちも漏らしたのか? 俺が責任を持って、パンツを洗っておいてやるから安心しろ」
「…………(ふるふる)」
「やだぁ……」
ロロとノノンは顔を真っ赤にして首を横に振っている。
やはり恥ずかしいようだ。
無理もない。
だが、濡れたパンツをずっと穿いていると風邪を引くかもしれない。
ハイブリッジ男爵家の当主として、配下の健康状態は常に気にしなければならない。
だから、これは必要な処置なのだ。
決して、ロリ美少女の生脱ぎお漏らしパンツの匂いを嗅ぐとかそういう目的ではない。
「ほら、観念しろ。俺を信じなさい」
「…………(モジモジ)」
「あうぅ……」
ロロとノノンからも、無事に濡れパンツをいただいた。
俺はアイテムボックスに保管する。
ふふふ……。
これは良いものを手に入れたぜ。
「さて、とりあえずは魔法の絨毯に乗ろうか」
ちびっ子三人組にとって、ここは危険な場所だ。
このまま置いていくわけにはいかない。
キサラやトパーズと共に採掘場に向かうか、あるいは一度ラーグの街に帰るか。
どちらにせよ、魔法の絨毯に乗ってもらう必要はあるだろう。
「さぁ、俺に掴まってくれ」
「わ、わかりましたぁ」
「…………(こくっ)」
「よろしくお願いします。騎士様」
リン、ロロ、ノノンが俺に抱き着いてきた。
ノーパン幼女三人組を抱えて、俺は上空で待機している魔法の絨毯に向かって浮遊し始めたのだった。
「もう大丈夫だから、泣き止んでくれよ。これじゃあ俺が悪いことをしてるみたいじゃないか?」
「はわわ……ごめんなさいぃ。でも、もう少しだけ……」
俺はリンの頭をナデナデしてあげていた。
危ないところを助けてやったら、こうなった。
ちなみにマリア、キサラ、トパーズは、魔法の絨毯に乗って上空に待機している。
地上に降り立ったのは俺だけだ。
「さて、そろそろいいか? お前たちも怪我はないな?」
「はい」
「…………(こくっ)」
ノノンとロロも無事なようだ。
よかったよかった。
「ところで、こんなところに子どもだけで来るなんて珍しいな。何かあったのか?」
「そ、それは――」
リンから事情を聞いた。
なんでも、彼女たちは狩りの実戦経験を積むために、ここに来たらしい。
「事情は分かった。でも、まだ3人で街の外に出るのは早かったかもな。才能あるお前たちなら、単独のファイティングドッグぐらいは安定して倒せるのだろう。しかし、狩りはこうして不測の事態が起こるものだ。今回助かったのは、たまたま運が良かっただけだぞ」
「はい……」
リンはシュンとなって項垂れる。
せっかくやる気になっている幼女に言い過ぎたか?
しかし、これは大切なことだ。
一歩間違えれば、彼女たちは死んでいたかもしれないのだから。
「まぁ、今回は無事だったわけだし、これ以上は責めない。そして、そうだなぁ……。トミーやヒナに狩りを見てもらったことがあったんだな?」
「は、はいぃ。皆さん優しく指導してくれましたぁ」
幼女に危険なことをさせるなんて、減点だ!
――と言いたいところだが、リンやロロの方から希望していたのだから仕方ないか。
実際、不測の事態さえ発生しなければファイティングドッグを狩れるぐらいの実力はあるのだ。
将来が非常に有望である。
問題は、安全マージンか。
ちょっと予想外のことがあっただけで生死に関わるパーティ編成は問題だ。
子どもたちだけで狩りをすることは避けてもらいたい。
「ヒナには、トリスタの警護に専念するように伝えたしなぁ……。トミーに俺からもよろしく言っておこう。後は……アランやクリスティにも声がけしておくか」
幼女の狩りに同行し、見守る。
仕事としては簡単だ。
しかし本人の稼ぎは減る。
トミー、アラン、クリスティたちは、本来であれば西の森などで狩りができるレベルなのだから。
トミーやヒナがこれまで付き合ってくれていたのは、リンやロロへの優しさからだろう。
ハイブリッジ男爵家として幼女組を育成する体制を整えるのであれば、当主である俺から正式に声がけしておくのがいい。
もちろん、その分の報酬は別途支払うようなイメージだな。
「――さて、お説教はこれで終わりだ。お前たちも魔法の絨毯に乗るか?」
「あ、ありがとうございますぅ。……あ、でもぉ……」
「どうした? 何か問題が?」
俺はそう問うが、リンは何やらモジモジしている。
何だろうか。
「あの、えっとぉ……」
「ひょっとすると遠慮しているのか? 子どもが要らん気を遣う必要はないぞ」
「きゃっ……」
俺は半ば強引に、リンを抱き上げる。
まだまだ軽いな。
ちびっ子三人組の追加ぐらいならば、俺とマリアの出力でも魔法の絨毯はまだまだ十分に浮くことができるはずだ。
問題ない。
「――ん?」
俺はふと違和感を覚えた。
リンの体に回した腕が、なぜか濡れた感触に包まれたからだ。
「これは……」
間違いない。
彼女は漏らしていたのだ。
おそらくは、ゴブリンに襲われた恐怖からか。
「あ、あうぅ……」
リンが顔を真っ赤にしている。
幼女でも、羞恥心はあるらしい。
「恥じることはないぞ。ゴブリンは恐ろしい魔物だからな。どれ、そのパンツは俺が預かっておこう」
「あ、あう……。それは……」
「後で洗濯して返すから心配するな」
「は、はいぃ……」
顔を真っ赤にするリンの股間から、俺は濡れパンツを取り上げる。
これは戦利品だ。
――いや、間違えた。
これはただ事務的に預かっただけだ。
変な意味など全くない。
「ひゃああ……」
「…………」
ノノンとロロも何か言いたげな目で俺を見てくる。
俺の変態的思考がバレたか?
いや、これは――
「お前たちも漏らしたのか? 俺が責任を持って、パンツを洗っておいてやるから安心しろ」
「…………(ふるふる)」
「やだぁ……」
ロロとノノンは顔を真っ赤にして首を横に振っている。
やはり恥ずかしいようだ。
無理もない。
だが、濡れたパンツをずっと穿いていると風邪を引くかもしれない。
ハイブリッジ男爵家の当主として、配下の健康状態は常に気にしなければならない。
だから、これは必要な処置なのだ。
決して、ロリ美少女の生脱ぎお漏らしパンツの匂いを嗅ぐとかそういう目的ではない。
「ほら、観念しろ。俺を信じなさい」
「…………(モジモジ)」
「あうぅ……」
ロロとノノンからも、無事に濡れパンツをいただいた。
俺はアイテムボックスに保管する。
ふふふ……。
これは良いものを手に入れたぜ。
「さて、とりあえずは魔法の絨毯に乗ろうか」
ちびっ子三人組にとって、ここは危険な場所だ。
このまま置いていくわけにはいかない。
キサラやトパーズと共に採掘場に向かうか、あるいは一度ラーグの街に帰るか。
どちらにせよ、魔法の絨毯に乗ってもらう必要はあるだろう。
「さぁ、俺に掴まってくれ」
「わ、わかりましたぁ」
「…………(こくっ)」
「よろしくお願いします。騎士様」
リン、ロロ、ノノンが俺に抱き着いてきた。
ノーパン幼女三人組を抱えて、俺は上空で待機している魔法の絨毯に向かって浮遊し始めたのだった。
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