【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
804話 雪との初××?
タカシが水魔法『ウォッシュレット』を発動している。
「……ふう。これでよしっと」
タカシは安堵のため息をつく。
雪の汚れはきれいに洗い流され、もう心配はないはずだ。
「……ありがとう、男爵さん……」
「おう。いいってことよ」
チートにより膨大なMPを持つ彼にとって、この程度は負担でも何でもない。
むしろ、間近で美少女の尻を眺められたのは役得ですらある。
汚物を舐め取るのは心理的な抵抗が大きかったが、美少女の尻に付いた汚物を水魔法で洗い流すのは全然問題ない。
それが、タカシの趣味嗜好の傾向であった。
(うん。やっぱり雪は最高だな!)
タカシは最後の仕上げを行いつつ、心の中でガッツポーズをとる。
彼は改めて雪への愛情を深めた。
単純な奴である。
そして、水魔法の発動を終える。
「――ん? 雪、もう洗浄は終わったぞ」
タカシは雪に声をかけるが、返事がない。
尻を突き出したポーズのまま、動こうとしない。
「雪?」
不審に思ったタカシは雪の顔を覗き込む。
「……んん……」
雪は目を閉じていた。
どうやらタカシの水魔法による洗浄の刺激で、気持ちよくなってしまったらしい。
「……男爵さん、もっと洗ってぇ……」
甘えた声で雪がおねだりする。
完全に夢見心地だ。
「ええっ!? ゆ、雪、それはちょっとまずいんじゃ……」
「……え? ……あっ!」
自分の発した言葉の意味を理解した雪が、慌てる。
これではまるで、尻の穴で気持ちよくなる変態ではないか。
彼女は真っ赤になってうつむいた。
「ち、違うの。これは、その……。そう、まだ洗い残しがあるかもしれないから! だから、念のために……」
必死で言い訳をする雪。
だが、もちろんそんなものはない。
「あー、そっか。そうだな。じゃあ、もう一回だけ洗うか」
「う、うん……」
雪は再び尻を突き出す。
「【ハイ・ウォッシュレット】」
タカシは再び水魔法を発動する。
これは、先ほどの魔法よりも出力を上げて発動したものだ。
本来は、頑固な汚れを落とすためのものである。
だが――
「はふぅ……」
雪の表情が緩んでいた。
頬を染め、吐息を漏らしている。
(やばい。可愛い過ぎる!!)
タカシの胸がきゅんきゅんと高鳴った。
今すぐ抱きしめたい衝動に駆られるが、なんとか自制する。
(落ち着け俺。雪とはまだそういう類の話をしたことがない。変なことをして嫌われたら元も子もないじゃないか)
彼は己に言い聞かせる。
雪月花はハイブリッジ男爵家の御用達冒険者だ。
長女の花は、タカシの妾となって悠々自適な生活を送ることを狙っている。
数か月前の夜には、タカシの自室に招かれて事に及ぶ直前まで至ったこともある。
次女の月は、タカシの正式な妻になることを望んでいる。
恋愛というよりは、彼の地位や金に惹かれている様子ではある。
だが、つい先ほどテントの中でほっぺたにキスをされる程度には仲が進みつつある。
それらに対して、雪はどうか。
金払いがいいという理由でタカシに好感を持っているという点では、花や月に通じるところもある。
だが、花のように悠々自適な生活を強く望んでいるわけでもないし、月のように地位に拘っているわけでもない。
彼女は武闘家かつ水魔法使いとしての自分の能力を活かし、しっかりと自立することを望んでいる。
三姉妹の中では、タカシから一歩引いた立ち位置にいるのだ。
(まぁ、雪とはゆっくり距離を縮めていけばいい。ここは我慢だ!)
タカシも別に焦ってはいない。
ハーレム作りなどという欲望はあるが、無理矢理どうこうしたいわけではないのだ。
「はい、終わりだ。これで綺麗になったはずだぞ」
「…………」
雪は無言だ。
何か考え事をしているように見える。
「お~い、雪?」
「……はっ!? ご、ごめん。ちょっとぼーっとしていて……」
「大丈夫か? まぁ、俺の治療魔法も完璧ではない。洗浄は終わったし、後はゆっくり休むことだな」
「……うん。お言葉に甘えて、そうしようかな。でも、最後にお願いがあるんだけど……」
雪がモジモジしながら言う。
何やら恥ずかしそうだ。
「なんだ? 遠慮なく言ってみろよ」
「……あの。お尻を拭いてほしい……」
雪は消え入りそうな声で言った。
「ええぇっ!? 俺がか? タオルなら渡すから、自分で拭けば――」
「ううん。男爵さんに拭いてほしい。中まで念入りに……」
水による洗浄は、なかなかにしっかりとしている。
特に今回の場合、出力の高い『ハイ・ウォッシュレット』まで使用したのだ。
汚物はほぼ完全になくなっている。
後は水分を取り除くために、軽く拭けば十分だろう。
タカシはそのように考えていたのだが、雪は違ったようだ。
「いや、さすがにそれはまずいだろ。俺たちは一応、男と女だし……」
「……駄目?」
上目遣いで聞いてくる雪。
その顔色は真っ赤で、瞳には涙すら浮かんでいた。
「全然駄目じゃないです」
タカシはあっさり陥落した。
ゆっくり距離を縮めていくとは何だったのか。
「改めて見ても、可愛いお尻だ」
「……んぅ……」
こうして、タカシと雪はなぜかアブノーマルな方向で一気に距離を詰めたのだった。
この日に具体的にどこまで進んだのかは、彼らのみが知るところである。
「……ふう。これでよしっと」
タカシは安堵のため息をつく。
雪の汚れはきれいに洗い流され、もう心配はないはずだ。
「……ありがとう、男爵さん……」
「おう。いいってことよ」
チートにより膨大なMPを持つ彼にとって、この程度は負担でも何でもない。
むしろ、間近で美少女の尻を眺められたのは役得ですらある。
汚物を舐め取るのは心理的な抵抗が大きかったが、美少女の尻に付いた汚物を水魔法で洗い流すのは全然問題ない。
それが、タカシの趣味嗜好の傾向であった。
(うん。やっぱり雪は最高だな!)
タカシは最後の仕上げを行いつつ、心の中でガッツポーズをとる。
彼は改めて雪への愛情を深めた。
単純な奴である。
そして、水魔法の発動を終える。
「――ん? 雪、もう洗浄は終わったぞ」
タカシは雪に声をかけるが、返事がない。
尻を突き出したポーズのまま、動こうとしない。
「雪?」
不審に思ったタカシは雪の顔を覗き込む。
「……んん……」
雪は目を閉じていた。
どうやらタカシの水魔法による洗浄の刺激で、気持ちよくなってしまったらしい。
「……男爵さん、もっと洗ってぇ……」
甘えた声で雪がおねだりする。
完全に夢見心地だ。
「ええっ!? ゆ、雪、それはちょっとまずいんじゃ……」
「……え? ……あっ!」
自分の発した言葉の意味を理解した雪が、慌てる。
これではまるで、尻の穴で気持ちよくなる変態ではないか。
彼女は真っ赤になってうつむいた。
「ち、違うの。これは、その……。そう、まだ洗い残しがあるかもしれないから! だから、念のために……」
必死で言い訳をする雪。
だが、もちろんそんなものはない。
「あー、そっか。そうだな。じゃあ、もう一回だけ洗うか」
「う、うん……」
雪は再び尻を突き出す。
「【ハイ・ウォッシュレット】」
タカシは再び水魔法を発動する。
これは、先ほどの魔法よりも出力を上げて発動したものだ。
本来は、頑固な汚れを落とすためのものである。
だが――
「はふぅ……」
雪の表情が緩んでいた。
頬を染め、吐息を漏らしている。
(やばい。可愛い過ぎる!!)
タカシの胸がきゅんきゅんと高鳴った。
今すぐ抱きしめたい衝動に駆られるが、なんとか自制する。
(落ち着け俺。雪とはまだそういう類の話をしたことがない。変なことをして嫌われたら元も子もないじゃないか)
彼は己に言い聞かせる。
雪月花はハイブリッジ男爵家の御用達冒険者だ。
長女の花は、タカシの妾となって悠々自適な生活を送ることを狙っている。
数か月前の夜には、タカシの自室に招かれて事に及ぶ直前まで至ったこともある。
次女の月は、タカシの正式な妻になることを望んでいる。
恋愛というよりは、彼の地位や金に惹かれている様子ではある。
だが、つい先ほどテントの中でほっぺたにキスをされる程度には仲が進みつつある。
それらに対して、雪はどうか。
金払いがいいという理由でタカシに好感を持っているという点では、花や月に通じるところもある。
だが、花のように悠々自適な生活を強く望んでいるわけでもないし、月のように地位に拘っているわけでもない。
彼女は武闘家かつ水魔法使いとしての自分の能力を活かし、しっかりと自立することを望んでいる。
三姉妹の中では、タカシから一歩引いた立ち位置にいるのだ。
(まぁ、雪とはゆっくり距離を縮めていけばいい。ここは我慢だ!)
タカシも別に焦ってはいない。
ハーレム作りなどという欲望はあるが、無理矢理どうこうしたいわけではないのだ。
「はい、終わりだ。これで綺麗になったはずだぞ」
「…………」
雪は無言だ。
何か考え事をしているように見える。
「お~い、雪?」
「……はっ!? ご、ごめん。ちょっとぼーっとしていて……」
「大丈夫か? まぁ、俺の治療魔法も完璧ではない。洗浄は終わったし、後はゆっくり休むことだな」
「……うん。お言葉に甘えて、そうしようかな。でも、最後にお願いがあるんだけど……」
雪がモジモジしながら言う。
何やら恥ずかしそうだ。
「なんだ? 遠慮なく言ってみろよ」
「……あの。お尻を拭いてほしい……」
雪は消え入りそうな声で言った。
「ええぇっ!? 俺がか? タオルなら渡すから、自分で拭けば――」
「ううん。男爵さんに拭いてほしい。中まで念入りに……」
水による洗浄は、なかなかにしっかりとしている。
特に今回の場合、出力の高い『ハイ・ウォッシュレット』まで使用したのだ。
汚物はほぼ完全になくなっている。
後は水分を取り除くために、軽く拭けば十分だろう。
タカシはそのように考えていたのだが、雪は違ったようだ。
「いや、さすがにそれはまずいだろ。俺たちは一応、男と女だし……」
「……駄目?」
上目遣いで聞いてくる雪。
その顔色は真っ赤で、瞳には涙すら浮かんでいた。
「全然駄目じゃないです」
タカシはあっさり陥落した。
ゆっくり距離を縮めていくとは何だったのか。
「改めて見ても、可愛いお尻だ」
「……んぅ……」
こうして、タカシと雪はなぜかアブノーマルな方向で一気に距離を詰めたのだった。
この日に具体的にどこまで進んだのかは、彼らのみが知るところである。
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