【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
775話 土下座謝罪
「おーい。ナオミちゃん。大丈夫?」
俺は1人でナオミの部屋の前に立ち、軽くドアを叩いてみる。
すると中から、ガタガタッ! という慌ただしい物音がした。
「おーい。開けるぞ~」
転んでケガでもしたのかもしれない。
一応声を掛けてから、ゆっくりとノブを回して扉を開ける。
すると、部屋の中ではナオミが床の上でうずくまっていた。
いや、うずくまっているというより、これは――
「は、ハイブリッジ様……」
「おぉ、どうした? 泣いているのか?」
彼女は床に額を擦り付けるような姿勢を取っている。
要するに、土下座のような格好だ。
しかも、なぜか服を着ていない。
下着姿で土下座していた。
「何かあったのか? なぜそんな格好を? 服はそこにあるようだが……」
ナオミの横には、彼女の服が置かれていた。
これはいったいどういう状況なのだろうか。
「あの……、アタシ……」
ナオミは何か言いたげな様子で口を開く。
しかし、そこから先は言葉にならない。
「まぁいい。まずは服を……」
「ごめんなさいっ!!」
俺の言葉は遮られ、ナオミは叫ぶようにして謝罪してきた。
「えっと……」
「本当にすみませんでしたっ!! 全部アタシが悪いんですっ!!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。何があったんだ?」
「それは……」
ナオミは話し始める。
彼女は昨晩、マッサージか気持ちよさ過ぎて寝落ちしてしまった。
俺も当然、それは知っている。
そして朝起きたら寝坊していて、急いで着替えようとしたところで壺を落として割ってしまったらしい。
「なるほど。そういうことだったのか」
「はい……。本当に申し訳ありませんでした……」
ナオミは泣きながら謝ってくる。
「気にしなくて良いって。壺はまた買えば済むことだし、ナオミちゃんにケガがなくて良かったよ。だから、もう泣かないでくれ。なっ?」
俺は優しく語りかける。
この壺は、市場で買っただけのものだ。
高級品ではあるが、そこそこ程度に留まる。
「ですが……」
「そもそも、俺がナオミちゃんに精神的な負担をかけてしまったのが悪かったんだ。配慮が足りなかった」
いくら疲れを取るためだからと言って、年頃の少女にマッサージするのは良くない。
完全なセクハラだ。
百歩譲ってセクハラは置いておくとしても、上司である俺から奉仕を受けてしまっては、ナオミの心労は余計に溜まったことだろう。
「いえ、アタシが勝手に寝落ちしただけですから……。本当にすみません……。あ、あと、壺も弁償しますから……」
「弁償なんてしなくてもいいよ。この壺は元々、市場の露店で売られていたものなんだ。そこまで高いものでもない」
むしろ、その程度の金額で済んでラッキーだとすら思う。
ナオミにケガでもあれば、その損失は計り知れないからな。
「そう……なんですか……?」
ナオミは顔を上げる。
その目元には、涙の跡がくっきりと残っていた。
俺はハンカチを取り出し、ナオミに手渡す。
「ほれ、これで顔を拭きなさい」
「ありがとうございます……」
ナオミは素直に受け取ってくれた。
そして、そのままゴシゴシと涙を拭う。
「なにはともあれ、ナオミちゃんにケガがなくて良かったよ。じゃあ、とりあえず俺は出かけてくるから。これでもいろいろと用事があってね」
王都騎士団、冒険者ギルド、各貴族家など、俺が顔出ししておくべき場所はいくらでもある。
「お待ちください! アタシも同行いたします!!」
ナオミが勢いよく立ち上がる。
「いや、それは……」
さすがに、今のナオミを連れて歩くわけにはいかない。
彼女の身の安全を考えると、なおさらだ。
「お願いしますっ!」
ナオミは必死の形相で訴えかけてくる。
その迫力に押され、俺は思わず一歩後退してしまう。
「わ、わかったよ。だが、1つだけ条件がある」
「はい! なんでも仰せつけ下さいませ!」
ナオミがゴクリと唾を飲み込む。
「服を着るんだ」
「……え?」
ナオミはキョトンとした表情を浮かべた。
そして、少し遅れて自らの身体を見下ろす。
「きゃあああっ!?」
そして、慌ててシーツを手繰り寄せ、胸を隠しつつしゃがみ込んだ。
「み、見ましたか?」
「いや、見てないが……」
もちろんバッチリ見ている。
が、ここは見ていないことにした方が無難だろう。
「ほ、本当ですか? 正直に言って頂いて結構ですよ?」
「……そうだな。実を言えば、見た。俺のこの猛りは、ナオミちゃんのせいだ」
「へ? ひゃ、ひゃあああぁっ!!」
ナオミが俺の股間を見て悲鳴を上げた。
「こ、これは違うんですっ!! 不可抗力でっ! 別にハイブリッジ様を誘惑しようと思っていたわけではなくてっ!!」
「わかっているよ。だから、服を着てくれと言っているんだ。このままでは、いつナオミちゃんを襲ってしまうかわからんぞ?」
「そ、それはっ……! え、えっと! アタシなんかを相手にそんな気を起こすはずがありませんよね?」
「……」
俺は答えなかった。
「な、なぜ黙られるのでしょうか……?」
「わからんか? 俺の理性はもう限界なんだ。あと少しでも刺激されてしまえば、俺は獣になるだろう」
「…………」
俺の言葉を受けて、ナオミが顔を真っ赤にする。
これで、危機感を抱いてくれるだろう。
……ん?
「……え、えへっ。それなら、これでどうでしょうか? な、なーんちゃって……」
「――――ッ!!??」
ナオミがシーツを取り去り、その下着姿を見せつけてきた。
さらには、股を軽く開き、太ももの内側を見せてくる。
「うおおおおぉっ!!!」
「えっ!? ひゃあああぁっ!?」
ついに理性が決壊した俺は、獣のようにナオミへ襲いかかったのだった。
俺は1人でナオミの部屋の前に立ち、軽くドアを叩いてみる。
すると中から、ガタガタッ! という慌ただしい物音がした。
「おーい。開けるぞ~」
転んでケガでもしたのかもしれない。
一応声を掛けてから、ゆっくりとノブを回して扉を開ける。
すると、部屋の中ではナオミが床の上でうずくまっていた。
いや、うずくまっているというより、これは――
「は、ハイブリッジ様……」
「おぉ、どうした? 泣いているのか?」
彼女は床に額を擦り付けるような姿勢を取っている。
要するに、土下座のような格好だ。
しかも、なぜか服を着ていない。
下着姿で土下座していた。
「何かあったのか? なぜそんな格好を? 服はそこにあるようだが……」
ナオミの横には、彼女の服が置かれていた。
これはいったいどういう状況なのだろうか。
「あの……、アタシ……」
ナオミは何か言いたげな様子で口を開く。
しかし、そこから先は言葉にならない。
「まぁいい。まずは服を……」
「ごめんなさいっ!!」
俺の言葉は遮られ、ナオミは叫ぶようにして謝罪してきた。
「えっと……」
「本当にすみませんでしたっ!! 全部アタシが悪いんですっ!!」
「ちょ、ちょっと待ってくれ。何があったんだ?」
「それは……」
ナオミは話し始める。
彼女は昨晩、マッサージか気持ちよさ過ぎて寝落ちしてしまった。
俺も当然、それは知っている。
そして朝起きたら寝坊していて、急いで着替えようとしたところで壺を落として割ってしまったらしい。
「なるほど。そういうことだったのか」
「はい……。本当に申し訳ありませんでした……」
ナオミは泣きながら謝ってくる。
「気にしなくて良いって。壺はまた買えば済むことだし、ナオミちゃんにケガがなくて良かったよ。だから、もう泣かないでくれ。なっ?」
俺は優しく語りかける。
この壺は、市場で買っただけのものだ。
高級品ではあるが、そこそこ程度に留まる。
「ですが……」
「そもそも、俺がナオミちゃんに精神的な負担をかけてしまったのが悪かったんだ。配慮が足りなかった」
いくら疲れを取るためだからと言って、年頃の少女にマッサージするのは良くない。
完全なセクハラだ。
百歩譲ってセクハラは置いておくとしても、上司である俺から奉仕を受けてしまっては、ナオミの心労は余計に溜まったことだろう。
「いえ、アタシが勝手に寝落ちしただけですから……。本当にすみません……。あ、あと、壺も弁償しますから……」
「弁償なんてしなくてもいいよ。この壺は元々、市場の露店で売られていたものなんだ。そこまで高いものでもない」
むしろ、その程度の金額で済んでラッキーだとすら思う。
ナオミにケガでもあれば、その損失は計り知れないからな。
「そう……なんですか……?」
ナオミは顔を上げる。
その目元には、涙の跡がくっきりと残っていた。
俺はハンカチを取り出し、ナオミに手渡す。
「ほれ、これで顔を拭きなさい」
「ありがとうございます……」
ナオミは素直に受け取ってくれた。
そして、そのままゴシゴシと涙を拭う。
「なにはともあれ、ナオミちゃんにケガがなくて良かったよ。じゃあ、とりあえず俺は出かけてくるから。これでもいろいろと用事があってね」
王都騎士団、冒険者ギルド、各貴族家など、俺が顔出ししておくべき場所はいくらでもある。
「お待ちください! アタシも同行いたします!!」
ナオミが勢いよく立ち上がる。
「いや、それは……」
さすがに、今のナオミを連れて歩くわけにはいかない。
彼女の身の安全を考えると、なおさらだ。
「お願いしますっ!」
ナオミは必死の形相で訴えかけてくる。
その迫力に押され、俺は思わず一歩後退してしまう。
「わ、わかったよ。だが、1つだけ条件がある」
「はい! なんでも仰せつけ下さいませ!」
ナオミがゴクリと唾を飲み込む。
「服を着るんだ」
「……え?」
ナオミはキョトンとした表情を浮かべた。
そして、少し遅れて自らの身体を見下ろす。
「きゃあああっ!?」
そして、慌ててシーツを手繰り寄せ、胸を隠しつつしゃがみ込んだ。
「み、見ましたか?」
「いや、見てないが……」
もちろんバッチリ見ている。
が、ここは見ていないことにした方が無難だろう。
「ほ、本当ですか? 正直に言って頂いて結構ですよ?」
「……そうだな。実を言えば、見た。俺のこの猛りは、ナオミちゃんのせいだ」
「へ? ひゃ、ひゃあああぁっ!!」
ナオミが俺の股間を見て悲鳴を上げた。
「こ、これは違うんですっ!! 不可抗力でっ! 別にハイブリッジ様を誘惑しようと思っていたわけではなくてっ!!」
「わかっているよ。だから、服を着てくれと言っているんだ。このままでは、いつナオミちゃんを襲ってしまうかわからんぞ?」
「そ、それはっ……! え、えっと! アタシなんかを相手にそんな気を起こすはずがありませんよね?」
「……」
俺は答えなかった。
「な、なぜ黙られるのでしょうか……?」
「わからんか? 俺の理性はもう限界なんだ。あと少しでも刺激されてしまえば、俺は獣になるだろう」
「…………」
俺の言葉を受けて、ナオミが顔を真っ赤にする。
これで、危機感を抱いてくれるだろう。
……ん?
「……え、えへっ。それなら、これでどうでしょうか? な、なーんちゃって……」
「――――ッ!!??」
ナオミがシーツを取り去り、その下着姿を見せつけてきた。
さらには、股を軽く開き、太ももの内側を見せてくる。
「うおおおおぉっ!!!」
「えっ!? ひゃあああぁっ!?」
ついに理性が決壊した俺は、獣のようにナオミへ襲いかかったのだった。
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