【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
770話 超絶怒涛のセクハラ
タカシとレインのマッサージにより、ナオミが悶えている。
タカシは恐る恐るといった様子だ。
それも当然。
いずれはナオミに手を出したいとは思っていたものの、さすがに登用初日に手を出すつもりはなかったからだ。
一方、レインは遠慮なくナオミを攻め立てる。
「ほらほら! ここが気持ちいいのでしょう?」
「んん~~!!」
レインに胸を揉みしだかれたナオミは、大きな声で喘いだ。
タカシが手を止める。
「どうされました? お館様」
「い、いや……。やり過ぎではないかと思ってな」
タカシがそう考えるのももっともだ。
彼とナオミは、現時点では上司と部下。
しかも、ただの上司と部下ではない。
タカシは男爵家の当主であるのに対し、ナオミは末端の一般警備兵になる予定である。
そんな関係性を持つ上司、密室にてマッサージと称して部下の身体に触れまくっているのだ。
これは、明らかに一線を越えている行為。
言い逃れのしようのない、超絶怒涛のセクハラであった。
「お館様は何を言っておられるのです?」
しかし、レインは平然としている。
それどころか、より過激な行動に出た。
「はい、足を広げましょうねー」
「ひゃっ!?」
レインが、優しくナオミの両脚を広げていく。
彼女は少しだけ抵抗の素振りを見せたが、すぐに脱力してしまった。
『マッサージ術』を持つレインの技能により、力が入らないのである。
「見てくださいよ、ナオミ様はもう準備万端ですよ?」
「…………ごくり」
タカシが生唾を飲み込む。
レインが指差す先には、びしょ濡れになった服があった。
マッサージ用に着てもらった薄く小さな生地であるそれは、濡れたことによってスケスケになっている。
ナオミの顔を見ると、頬は紅潮しており、瞳は潤んでいる。
もはや、彼女の肉体は完全に出来上がっていた。
「さぁ、お館様も覚悟を決めてください! ここまでされた女の子を放置する方がひどいですよ!!」
「そ、そうか? そうだな……」
レインに促されて、タカシがナオミに近付く。
そして――
「失礼します……」
なぜか丁寧な言葉をかけつつ、タカシの手がナオミに触れた。
「あっ……」
ナオミが熱い吐息とともに、小さく声を上げる。
触れられたときの感触でわかったのだろう。
この手は、これまで積極的に触れてきていたレインのものではなく、タカシのものであると。
「私は上をマッサージします。お館様は下をマッサージしてください!」
「わ、わかった」
タカシは言われるままに動き出す。
まずは、股間のあたりを丁寧に撫で始めた。
「んんッ!!」
ナオミの反応が大きい。
その反応を見て、タカシは確信した。
(なるほど。確かに喜んではくれているみたいだ)
やっていることは完全なセクハラなのだが、タカシはこれでいいと思い直す。
ナオミと同じ女性であるレインの言葉も後押しとなっているが、それ以上の理由がある。
彼がナオミの忠義度を確認したところ、特に減ってはいなかったのだ。
むしろ、微増傾向ですらある。
ナオミがセクハラに苦しんでいるのであれば、こうした傾向はあり得ない。
「どうです? 気持ちいいですよね?」
「ちょっ! や、やめて……。これ以上は……」
「遠慮するな、ナオミちゃん。存分に堪能するといい」
「ひぅっ! ちょ、聞こえてないのですか!? 待っ……」
ナオミは目隠しとヘッドホンをしている。
制止の声を上げてもまったく止まらないマッサージの手に対し、困惑している。
自分の声が届いていないのか。
届いた上で、意図的に無視されているのか。
視覚と聴覚を塞がれた彼女には、それを確かめる術がない。
(ダメ……! このままじゃホントに……っ!!)
ナオミは騎士見習いとして厳しい鍛錬に励んできた。
色恋沙汰にかまける暇などなかった。
当然、性的な経験など皆無だし、人前で果てることにも抵抗があった。
気合いでガマンしようにも、限界がある。
(ちゃんと目を見て伝えれば、わかってくれるよね……?)
タカシとレインが意図的にナオミの言葉を無視しているなどとは露知らず、彼女は決意を固める。
そして、まずはアイマスクを取るべく、手を伸ばした。
しかし――
ガシッ!
レインによって、その手が掴まれる。
「え? あ、あの……っ?」
ナオミが困惑の声を上げるが、その手は動かない。
騎士見習いナオミとメイドのレインであれば、素の腕力は当然ナオミの方が強い。
だが、ナオミは加護(微)に留まる一方で、レインは通常の加護を得ている。
加護(微)は基礎ステータスが1割向上するが、通常の加護であればそれが3割になる。
その差は、メイドのレインが騎士見習いナオミに腕力で勝てる程度には大きいのだ。
「やれやれ。仕方ありませんね……」
レインはそう呟いて、ナオミの目隠しとヘッドホンを取り外した。
これで、ナオミの視覚と聴覚は戻ったことになる。
「ナオミ様。マッサージ中の勝手な行動は困ります!」
「え、あっ……。すみません……」
古参メイドからの叱責の言葉に、ナオミは思わず謝罪した。
このまま無事に、ナオミは魔のマッサージから逃れられるのか。
あるいは、レインに言いくるめられてしまうのか。
ナオミの運命が今、決まる――
タカシは恐る恐るといった様子だ。
それも当然。
いずれはナオミに手を出したいとは思っていたものの、さすがに登用初日に手を出すつもりはなかったからだ。
一方、レインは遠慮なくナオミを攻め立てる。
「ほらほら! ここが気持ちいいのでしょう?」
「んん~~!!」
レインに胸を揉みしだかれたナオミは、大きな声で喘いだ。
タカシが手を止める。
「どうされました? お館様」
「い、いや……。やり過ぎではないかと思ってな」
タカシがそう考えるのももっともだ。
彼とナオミは、現時点では上司と部下。
しかも、ただの上司と部下ではない。
タカシは男爵家の当主であるのに対し、ナオミは末端の一般警備兵になる予定である。
そんな関係性を持つ上司、密室にてマッサージと称して部下の身体に触れまくっているのだ。
これは、明らかに一線を越えている行為。
言い逃れのしようのない、超絶怒涛のセクハラであった。
「お館様は何を言っておられるのです?」
しかし、レインは平然としている。
それどころか、より過激な行動に出た。
「はい、足を広げましょうねー」
「ひゃっ!?」
レインが、優しくナオミの両脚を広げていく。
彼女は少しだけ抵抗の素振りを見せたが、すぐに脱力してしまった。
『マッサージ術』を持つレインの技能により、力が入らないのである。
「見てくださいよ、ナオミ様はもう準備万端ですよ?」
「…………ごくり」
タカシが生唾を飲み込む。
レインが指差す先には、びしょ濡れになった服があった。
マッサージ用に着てもらった薄く小さな生地であるそれは、濡れたことによってスケスケになっている。
ナオミの顔を見ると、頬は紅潮しており、瞳は潤んでいる。
もはや、彼女の肉体は完全に出来上がっていた。
「さぁ、お館様も覚悟を決めてください! ここまでされた女の子を放置する方がひどいですよ!!」
「そ、そうか? そうだな……」
レインに促されて、タカシがナオミに近付く。
そして――
「失礼します……」
なぜか丁寧な言葉をかけつつ、タカシの手がナオミに触れた。
「あっ……」
ナオミが熱い吐息とともに、小さく声を上げる。
触れられたときの感触でわかったのだろう。
この手は、これまで積極的に触れてきていたレインのものではなく、タカシのものであると。
「私は上をマッサージします。お館様は下をマッサージしてください!」
「わ、わかった」
タカシは言われるままに動き出す。
まずは、股間のあたりを丁寧に撫で始めた。
「んんッ!!」
ナオミの反応が大きい。
その反応を見て、タカシは確信した。
(なるほど。確かに喜んではくれているみたいだ)
やっていることは完全なセクハラなのだが、タカシはこれでいいと思い直す。
ナオミと同じ女性であるレインの言葉も後押しとなっているが、それ以上の理由がある。
彼がナオミの忠義度を確認したところ、特に減ってはいなかったのだ。
むしろ、微増傾向ですらある。
ナオミがセクハラに苦しんでいるのであれば、こうした傾向はあり得ない。
「どうです? 気持ちいいですよね?」
「ちょっ! や、やめて……。これ以上は……」
「遠慮するな、ナオミちゃん。存分に堪能するといい」
「ひぅっ! ちょ、聞こえてないのですか!? 待っ……」
ナオミは目隠しとヘッドホンをしている。
制止の声を上げてもまったく止まらないマッサージの手に対し、困惑している。
自分の声が届いていないのか。
届いた上で、意図的に無視されているのか。
視覚と聴覚を塞がれた彼女には、それを確かめる術がない。
(ダメ……! このままじゃホントに……っ!!)
ナオミは騎士見習いとして厳しい鍛錬に励んできた。
色恋沙汰にかまける暇などなかった。
当然、性的な経験など皆無だし、人前で果てることにも抵抗があった。
気合いでガマンしようにも、限界がある。
(ちゃんと目を見て伝えれば、わかってくれるよね……?)
タカシとレインが意図的にナオミの言葉を無視しているなどとは露知らず、彼女は決意を固める。
そして、まずはアイマスクを取るべく、手を伸ばした。
しかし――
ガシッ!
レインによって、その手が掴まれる。
「え? あ、あの……っ?」
ナオミが困惑の声を上げるが、その手は動かない。
騎士見習いナオミとメイドのレインであれば、素の腕力は当然ナオミの方が強い。
だが、ナオミは加護(微)に留まる一方で、レインは通常の加護を得ている。
加護(微)は基礎ステータスが1割向上するが、通常の加護であればそれが3割になる。
その差は、メイドのレインが騎士見習いナオミに腕力で勝てる程度には大きいのだ。
「やれやれ。仕方ありませんね……」
レインはそう呟いて、ナオミの目隠しとヘッドホンを取り外した。
これで、ナオミの視覚と聴覚は戻ったことになる。
「ナオミ様。マッサージ中の勝手な行動は困ります!」
「え、あっ……。すみません……」
古参メイドからの叱責の言葉に、ナオミは思わず謝罪した。
このまま無事に、ナオミは魔のマッサージから逃れられるのか。
あるいは、レインに言いくるめられてしまうのか。
ナオミの運命が今、決まる――
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