【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~

猪木洋平@【コミカライズ連載中】

560話 ユナとの野外プレイ

 ある日の夜。

「ふふふ。今日も楽しみだな……」

 俺は自室でそうつぶやく。
 俺の夜のローテーションは、少し前にはやや物足りなかった。
 ミティ、アイリス、モニカが妊娠中のため戦線離脱。
 ユナとリーゼロッテの2人だけが相手だったの。

 しかしここ最近で、ローテーションメンバーが増えた。
 ニム、サリエ、蓮華の3人だ。
 それに、マリアもニムの傍らで勉強しており、愛撫くらいならしてくれる。
 さらには、オリビアが口でご奉仕してくれることもある。
 俺は大満足の日々を送っている。

「そろそろ、次の段階に行ってもいいかもな……」

「ふふん。何のことかしら?」

 いつの間にか部屋に入ってきていたユナがそう言う。
 独り言を聞かれてしまったようだ。
 まぁ、別に隠す必要もないのだが。

「いや、夜のメンバーを増やしたいと思っていてな」

「あら、そうなのね。レインちゃんとか、花さんとか?」

「ああ。その辺りが当面の有力候補だな」

 俺はそう返答する。
 彼女たちは可愛いし、それぞれメイドや冒険者としても優秀である。
 それに、Bランク冒険者にして騎士爵の俺に対する好感度も高い。
 肉体関係を結んでうまく付き合っていけば、加護(小)の条件を満たすことすら可能だろう。

「ま、それはいいわ。それよりも、今は私を見なさいな」

「そうだな。悪い」

 俺はベッドに座っているユナを抱きしめる。
 そして、ゆっくりと唇を重ねる。

「んっ……」

 舌を絡め合い、お互いの唾液を交換するような深いキスを交わす。

「ぷはっ……。ふふん。情熱的ね」

「ああ。ユナの魅力的を前に我慢できなくなってしまった。いいか?」

「もちろんよ。今夜もいっぱい可愛がってちょうだい」

「わかった。じゃあ、早速いくぞ!」

 俺はユナの服を脱がせていく。
 彼女から抵抗は一切無い。
 それどころか、積極的に協力してくれている。

「なんだ? いつもよりノリ気じゃないか?」

 俺は少し不思議に思って聞いてみる。

「私だって嫉妬ぐらいするわよ。あなたは人気がありすぎるもの」

 それもそうか。
 加護を大義名分にハーレムを増やしすぎて、感覚がマヒしつつあったかもしれない。
 自分の夫となる者が他の女に手をだしまくっていたり、新たな女を物色していたりすれば複雑な心境にもなるだろう。

「そういう事か。安心しろ。今夜はユナだけだ」

「ふふん。たっぷり楽しませてちょうだいな」

 そう言って抱きついてくる。
 その後はもう言葉はいらない。

 ただただ、お互いに求め合っていく。
 そして、一回戦が終了した。

「ねぇ、次は趣向を変えてみない?」

「趣向を変えるとは?」

 俺はユナの提案の意味がわからず聞き返す。

「ほら、今日は暑いじゃない? たまには外でしない?」

「…………」

「この前、ルクアージュでしたの覚えてるでしょ。あの時、すごく興奮してたじゃない。だから、どうかしら? 開放的な気分になれて楽しいと思うんだけど……」

「ふうむ……」

 確かに、ルクアージュで野外プレイをしたことはある。
 ラスターレイン伯爵邸の敷地内にある塔の頂上で、月明かりに照らされながら愛し合ったのだ。
 あれはあれで気持ちよかったし、またやってみたいという欲求もある。
 だが……。

「少しリスクがないか? みんなに見られたら恥ずかしいぞ」

「大丈夫よ。そこはしっかり計算してあるわ。今の時間なら誰もいないはず」

 そう自信満々に答えるユナ。
 彼女の計画に不安を感じつつも、俺も興味がある。
 なので、俺は了承する事にした。

「わかった。じゃあ行こうか」

 俺は全裸のまま、窓の方へ向かう。

「そうね。行きましょう」

 そう言いつつ、俺と同じく全裸のユナが後ろに付いてくる。
 俺は各種スキルの恩恵を受けまくっており、かなり身軽だ。
 一方のユナも、獣化することによって身体能力が増す。
 一時的に極端な暑がりになるという副作用はあるのだが、さほど大きな問題とはならない。

 俺たちは窓から外へ出る。
 そして、そのまま空中へジャンプ。
 屋敷の屋根へと降り立った。

「さすがに夜風が涼しいな」

「そうね。気持ちいいわ」

 俺とユナは抱き合う形で、屋根の上を移動していく。
 しばらく進み、屋敷で最も高い地点へ到達した。

「よし着いたな。では始めようか」

「えぇ、楽しみましょ」

 ユナを後ろ向きにし、お尻を突き出す体勢にする。

「んっ」

「おおぅ……これは凄い光景だな」

 眼下に広がる景色を見て、俺は思わず声を上げる。
 ユナの股間の下がトンネルのようになっており、そこからラーグの街の夜景が見渡せるのだ。
 現代日本とは違い明かりは少ない。
 しかし月明かりや魔道具による光により、それなりに明るい夜景が広がっている。

「綺麗でしょう?」

「ああ。こんな絶景が拝めるなんて、最高の贅沢だな」

 ユナの秘部。
 ラーグの街の夜景。
 どちらも、俺のお気に入りの光景だ。
 その両方を同時に楽しめるのだから、最高以外の何物でもない。

 俺は右手をユナの腰に添え、左手を胸に当てる。
 そして、ゆっくりと楽しみ始める。

「んっ……。そこ、いい……」

 ユナの反応を見ながら、反応のいい所を攻めていく。

「あっ……。そろそろ、私にも触らせて……」

 そう言うユナの手が伸びてきて、俺の息子を握る。

「おっ、いいぞ」

「じゃあ遠慮なく……」

 ユナは上下に手を動かし始める。
 そして、もう片方の手で自分の乳首をつまんだりしているようだ。

「ふふん。楽しいわね。こうやって、誰かと一緒に夜の街を見下ろすのって」

「ああ、そうだな」

 俺は同意しつつ、ユナへの刺激を強めていく。

「ああぁぁっ!!」

 ひときわ大きな声で鳴くと同時に身体を震わせるユナ。
 彼女が吹いた潮が、屋敷の庭へと降り注いでいく。
 あの場にだれかいたらマズかったが、深夜なのでもちろん誰もいない。
 少ししたら地面に吸収されて痕跡がなくなるだろうし、このままで問題ない。

「気持ちいいか?」

「ええ、とっても……」

 ユナがうっとりとした表情で答える。

「それならもっと良くしてやる」

 俺はそう言って、さらなる攻めの態勢を整える。
 そうして、俺とユナの夜は更けていったのだった。

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