【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
458話 この世で最も愚かな質問の1つだな
俺、マクセル、ストラス、シュタイン。
4人で、女風呂に向けて急行する。
「ミティ、アイリス、それにみんな……。無事でいてくれ!」
抜群の戦闘能力を持つ彼女たちであれば、物理的な抵抗はもちろんできるだろう。
しかし、遠くから全裸を覗かれてしまうくらいは十分にあり得る。
「カトレアさんの無事は俺が守る……!」
マクセルがそう意気込む。
口では、恋仲などではないと言っていたが。
やはり、カトレアに執着しているじゃねえか。
「そういえば、カトレアさんの慎ましい胸も素敵だったな……」
俺は思わずそうつぶやく。
カトレアは、ミティと同じドワーフだ。
種族特性として、幼い外見をしている。
ぺったんこというわけではなかったが、豊満とも言い難い胸のサイズだった。
「なにっ!? タカシ君、まさか……」
「ああ、いや。俺にその気はない。俺には愛する妻と仲間たちがいるからな」
失言だった。
まるで、俺がカトレアを狙っているみたいになった。
「へっ。タカシは、ずいぶんと女好きだからな。油断できねえぜ?」
ストラスがそう言う。
「女好きは否定しないが、人の女に手を出す趣味はないぞ。もちろん、ストラスのお相手であるセリナさんにもな」
「だから、俺とあいつはそういうのじゃ……」
「そう言えば、セリナさんの胸も慎ましいよな。俺は巨乳も好きだが、あれくらいのサイズも好きだ」
セリナはオーガだ。
胸の大きさに関する種族特性はない。
人族と同じく、大きいのから小さいのまで幅広く存在する。
「くっ! セリナはお前には渡さねえぞ!」
「やっぱり狙っているんじゃないか」
ストラスはそこそこのイケメンだ。
それに武闘の実力も確かであり、ガルハード杯では1回戦を突破していた。
その後冒険者として転身し、わずか1年でCランクの特別表彰者になっている。
女性視点で見ても、なかなかの優良物件だろう。
お相手のセリナも、なかなか優秀だ。
以前は、ハガ王国の六武衆を務めていた実力者である。
俺やストラスがハガ王国に潜入した際には、セリナと俺たちは互角の戦いを繰り広げた。
また、外見も普通にかわいい。
「……ちっ! あいつには言うなよ」
「もちろんだ。それに、俺には人の女に手を出す趣味はない。安心しろ」
ストラスは素直じゃないな。
お相手のセリナもあまり素直ではないし、この2人が正式にくっつくには時間がかかりそうだ。
「ふふ。やはり男は、ストレートに攻めないとな」
シュタインがそう言う。
彼女は、俺と同じく複数の妻を娶っている。
なかなかの女たらしだ。
「そうだな。ストレートが一番だ」
と言いつつも、俺も結構ヘタレなほうだとは思う。
ミティとの初体験は、彼女から強引に迫られてのものだった。
アイリスやモニカとの初体験は、結婚式後の初夜に行った。
ユナ、サリエ、リーゼロッテあたりもかなり心を許してくれているが、まだ深くは踏み込んでいない。
別に婚前交渉がタブー視されているわけではないし、チャンスがあれば迫ってみるのもいいだろう。
「こんなときにあれだが、タカシには一度聞いておきたいことがあったんだ」
シュタインがそう言う。
本当に、こんなときにあれだな。
今は、女風呂に向けて急行中だぞ。
「なんだ? 大切な話か?」
「タカシは、巨乳と貧乳のどちらが好きなんだ? 妻やパーティメンバーには、いろいろな人がいるみたいだが」
シュタインがそう問う。
今話す内容がそれか?
しかし……。
胸のサイズか。
「あらためて問われると答え難いものだな。性癖の言語化か……。あまり好きじゃないしな。しかし案外…いややはりというべきか。自分を掴むカギはそこにあるか………」
「…………」
「(なんだこいつ)」
マクセルとストラスが微妙なものを見る目で俺を見ている。
そんな視線を受け止めつつ、俺はしばらく考え込む。
そして、結論を出した。
よく考えれば、答えはシンプルだ。
「この世で最も愚かな質問の1つだな、シュタイン。巨乳でなければ楽しめないプレイ、貧乳ならではの魅力、普通のサイズの素晴らしさというものが数え切れないほどあるのだよ」
「ふむ。それは確かにな。つまり……?」
「選べない、ということだ。みんな違ってみんないい。世界に1つだけの胸だ」
俺はキメ顔でそう言う。
いいこと言うなあ、俺。
「…………」
マクセルが何とも言えない視線を俺に向ける。
「へっ。タカシの女好きには、付いていけねえかもしれねえ。女は、人柄と脚が大事だろ」
ストラスがそう言う。
人柄はわかるが、脚?
彼は脚フェチか。
俺はセリナの脚を注視したことはなかった。
しかし、あの脚力だ。
鍛え抜かれた美しい脚線美をしているのかもしれない。
「なるほどな。我が盟友タカシには、学ぶことも多い」
「うむ。そんな俺たちの大切な妻や仲間を守るためにも、先を急ぐぞ!」
こんな会話をしている間にも、俺たちはしっかりと足を進めている。
既に女湯のかなり近くにまで来ている。
ミティやアイリスたちの貞操を守るため、がんばらなくてはならない。
俺は気を引き締めて、さらに速度を上げたのだった。
4人で、女風呂に向けて急行する。
「ミティ、アイリス、それにみんな……。無事でいてくれ!」
抜群の戦闘能力を持つ彼女たちであれば、物理的な抵抗はもちろんできるだろう。
しかし、遠くから全裸を覗かれてしまうくらいは十分にあり得る。
「カトレアさんの無事は俺が守る……!」
マクセルがそう意気込む。
口では、恋仲などではないと言っていたが。
やはり、カトレアに執着しているじゃねえか。
「そういえば、カトレアさんの慎ましい胸も素敵だったな……」
俺は思わずそうつぶやく。
カトレアは、ミティと同じドワーフだ。
種族特性として、幼い外見をしている。
ぺったんこというわけではなかったが、豊満とも言い難い胸のサイズだった。
「なにっ!? タカシ君、まさか……」
「ああ、いや。俺にその気はない。俺には愛する妻と仲間たちがいるからな」
失言だった。
まるで、俺がカトレアを狙っているみたいになった。
「へっ。タカシは、ずいぶんと女好きだからな。油断できねえぜ?」
ストラスがそう言う。
「女好きは否定しないが、人の女に手を出す趣味はないぞ。もちろん、ストラスのお相手であるセリナさんにもな」
「だから、俺とあいつはそういうのじゃ……」
「そう言えば、セリナさんの胸も慎ましいよな。俺は巨乳も好きだが、あれくらいのサイズも好きだ」
セリナはオーガだ。
胸の大きさに関する種族特性はない。
人族と同じく、大きいのから小さいのまで幅広く存在する。
「くっ! セリナはお前には渡さねえぞ!」
「やっぱり狙っているんじゃないか」
ストラスはそこそこのイケメンだ。
それに武闘の実力も確かであり、ガルハード杯では1回戦を突破していた。
その後冒険者として転身し、わずか1年でCランクの特別表彰者になっている。
女性視点で見ても、なかなかの優良物件だろう。
お相手のセリナも、なかなか優秀だ。
以前は、ハガ王国の六武衆を務めていた実力者である。
俺やストラスがハガ王国に潜入した際には、セリナと俺たちは互角の戦いを繰り広げた。
また、外見も普通にかわいい。
「……ちっ! あいつには言うなよ」
「もちろんだ。それに、俺には人の女に手を出す趣味はない。安心しろ」
ストラスは素直じゃないな。
お相手のセリナもあまり素直ではないし、この2人が正式にくっつくには時間がかかりそうだ。
「ふふ。やはり男は、ストレートに攻めないとな」
シュタインがそう言う。
彼女は、俺と同じく複数の妻を娶っている。
なかなかの女たらしだ。
「そうだな。ストレートが一番だ」
と言いつつも、俺も結構ヘタレなほうだとは思う。
ミティとの初体験は、彼女から強引に迫られてのものだった。
アイリスやモニカとの初体験は、結婚式後の初夜に行った。
ユナ、サリエ、リーゼロッテあたりもかなり心を許してくれているが、まだ深くは踏み込んでいない。
別に婚前交渉がタブー視されているわけではないし、チャンスがあれば迫ってみるのもいいだろう。
「こんなときにあれだが、タカシには一度聞いておきたいことがあったんだ」
シュタインがそう言う。
本当に、こんなときにあれだな。
今は、女風呂に向けて急行中だぞ。
「なんだ? 大切な話か?」
「タカシは、巨乳と貧乳のどちらが好きなんだ? 妻やパーティメンバーには、いろいろな人がいるみたいだが」
シュタインがそう問う。
今話す内容がそれか?
しかし……。
胸のサイズか。
「あらためて問われると答え難いものだな。性癖の言語化か……。あまり好きじゃないしな。しかし案外…いややはりというべきか。自分を掴むカギはそこにあるか………」
「…………」
「(なんだこいつ)」
マクセルとストラスが微妙なものを見る目で俺を見ている。
そんな視線を受け止めつつ、俺はしばらく考え込む。
そして、結論を出した。
よく考えれば、答えはシンプルだ。
「この世で最も愚かな質問の1つだな、シュタイン。巨乳でなければ楽しめないプレイ、貧乳ならではの魅力、普通のサイズの素晴らしさというものが数え切れないほどあるのだよ」
「ふむ。それは確かにな。つまり……?」
「選べない、ということだ。みんな違ってみんないい。世界に1つだけの胸だ」
俺はキメ顔でそう言う。
いいこと言うなあ、俺。
「…………」
マクセルが何とも言えない視線を俺に向ける。
「へっ。タカシの女好きには、付いていけねえかもしれねえ。女は、人柄と脚が大事だろ」
ストラスがそう言う。
人柄はわかるが、脚?
彼は脚フェチか。
俺はセリナの脚を注視したことはなかった。
しかし、あの脚力だ。
鍛え抜かれた美しい脚線美をしているのかもしれない。
「なるほどな。我が盟友タカシには、学ぶことも多い」
「うむ。そんな俺たちの大切な妻や仲間を守るためにも、先を急ぐぞ!」
こんな会話をしている間にも、俺たちはしっかりと足を進めている。
既に女湯のかなり近くにまで来ている。
ミティやアイリスたちの貞操を守るため、がんばらなくてはならない。
俺は気を引き締めて、さらに速度を上げたのだった。
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