【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
452話 おかしい……。妙だぞ!?
ラスターレイン伯爵家から招待された慰労会に参加しているところだ。
立食パーティ形式で、各自思い思いの料理を食べている。
特に、今日の目玉料理であるリトルクラーケンの料理に人が集まっている。
「ガハハ! まだまだ食うぞ! なあ、ジルガ!」
「おうよ! たくさん食って、明日からまたフルパワーで活動していくぜ!」
ギルバートとジルガがそう言う。
「あはは。僕も、いっぱい食いだめしておこうっと」
「こんな料理を食べる機会は滅多にない……。この味を忘れないように、たくさん食べておこう」
アルカとソフィアもどんどん食べていく。
ーードクン。
妙だ。
違和感を覚える。
何かがおかしい。
俺の常識が、警鐘を鳴らしている。
何だ?
何がおかしいんだ?
俺は違和感のもとを探る。
そして、ようやくその正体に気づいた。
「おかしい……。妙だぞ!?」
「どうかした? タカシ」
俺の隣に立つアイリスが心配そうな表情でそう言う。
「見ろ。明らかに、食べ終えたイカの体積のほうがやつらの腹の体積よりも大きい!」
山のように用意されていたリトルクラーケンの料理が、もう残り少ない。
大食らいの冒険者たちとはいえ、胃袋の大きさは限られている。
物理法則に反しているぞ。
違和感しかない。
「ふふん。確かに、言われてみればそうね」
「すごい勢いで消化して、圧縮しているのでしょうか……」
ユナとサリエがそう言う。
うーん。
高ランク冒険者は、消化力も並外れて高いのだろうか。
まあ、そうでもなければあの高い戦闘能力がどこから湧いて出ているのか不思議なところだしな。
そういえば、俺も最近は食べる量が増えてきている。
しかし、体重に大きな変化はない。
少しだけ重くなってきているが、脂肪ではなく筋肉の増加によるところが大きい。
太っているわけではない。
「まあいいじゃない。私も食べてみたけど、今まで食べたことのない食感と味だった。これは料理のしがいがあるね」
モニカがそう言う。
まあ確かに、細かいことはいいか。
ここは異世界だし、俺の知らない未知の物理法則が働いている可能性もある。
料理人の彼女がミリオンズに加入してあちこちを巡っているのは、いろいろな街の料理を食べてみたいという思いからだ。
今回もその目的を達成できたな。
いずれは”食の都”とやらにも行ってみたいところだ。
俺は気を取り直して、イカ焼きを再び食べ始める。
さらに、イカの刺し身にも手を出す。
「ふむ。いい味だ」
日本で食べたことのあるイカと同程度……いや、それよりもおいしいかもしれない。
俺の隣では、モニカやアイリスたちも食べている。
さらにその隣ではーー。
「むっ!? 素晴らしい味だな!」
ベアトリクス第三王女がそう言う。
王族である彼女をも唸らせるイカ料理である。
「ほう! こっちもなかなか……。手が止まらぬ!」
彼女はバカスカ食べ進めている。
この世界で高い戦闘能力を持つ者は、やはり食欲旺盛な傾向があるな。
俺は近い内に、叙爵式で王都サザリアナを訪れる予定である。
その際に、間違いなく現国王であるネルエラ陛下と謁見するだろう。
第三王女の心証が悪いままなのは良くない。
ネルエラ陛下にあれこれ告げ口されるかもしれないからな。
せっかくだし、ここは彼女に話しかけて親睦を深めておこう。
アヴァロン迷宮からの帰りの船では、やや心証を悪くしてしまったし。
「やれやれ。ずいぶんと食いしん坊なお姫様もいたものだな」
俺はそう言う。
しまった。
また言葉を間違えた気がする。
「ぬ……。ま、まあまあだな……。我の舌を最低限満足させたと言ってやろう」
ベアトリクス第三王女が、気まずそうな表情でそう言う。
上機嫌に食べていたところに、水を刺してしまった。
ここは、何とか次の一言でフォローを……。
「嘘つけ! 犬みたいにバクバク食ってたじゃねえか!」
やべ。
また口が滑った。
ベアトリクスに対しては、俺の口はよく滑る。
「……っ! き、貴様ぁ! 不敬罪で叩き切るぞ!」
マズい。
チートにより順調に成長してきた俺でも、王族の権力で大量の兵を差し向けられたりしたらヤバいかもしれない。
何とか切り抜けるぞ!
「ほう。事実を言った程度で不敬罪とはな。器が知れるというもの」
「……ちっ! 招待された席で、暴れるほど狭量な我ではない。しかし、覚えておけハイブリッジ騎士爵。王都で見かけたときには、我が剣技でお前の鼻を明かしてやろう」
「はん。臨むところだぜ」
どうやら、一命を取り留めることができたようだ。
彼女は俺から視線を背け、また別の料理の皿へと向かっていった。
俺は近い内に、王都で開かれる叙爵式に招かれるはずだ。
その際に、彼女にとってのホームグラウンドである王都で決闘でも行おうという魂胆だろう。
あまり気は進まないが、叙爵式をサボるわけにもいかない。
それまでに、剣術や身のこなし、闘気などを鍛えておく必要がある。
俺とベアトリクスの間でそんなひと悶着はあったものの、その後は平和に慰労会が進んでいく。
立食パーティ形式なので、いろいろな人と会話できる。
親睦を深めつつ、こっそりと個別の忠義度も確認しておくことにしよう。
今回の件が落ち着いたら、しばらくはラーグの街を拠点に活動することになる。
忠義度が高めの者をスカウトして、ラーグの街を拠点に活動してもらうことができれば、さらなる忠義度の向上を狙う機会もあるだろう。
場合によっては、ミリオンズに加入してもらったり、ラーグの街の警備兵として雇ったりするのもいい。
立食パーティ形式で、各自思い思いの料理を食べている。
特に、今日の目玉料理であるリトルクラーケンの料理に人が集まっている。
「ガハハ! まだまだ食うぞ! なあ、ジルガ!」
「おうよ! たくさん食って、明日からまたフルパワーで活動していくぜ!」
ギルバートとジルガがそう言う。
「あはは。僕も、いっぱい食いだめしておこうっと」
「こんな料理を食べる機会は滅多にない……。この味を忘れないように、たくさん食べておこう」
アルカとソフィアもどんどん食べていく。
ーードクン。
妙だ。
違和感を覚える。
何かがおかしい。
俺の常識が、警鐘を鳴らしている。
何だ?
何がおかしいんだ?
俺は違和感のもとを探る。
そして、ようやくその正体に気づいた。
「おかしい……。妙だぞ!?」
「どうかした? タカシ」
俺の隣に立つアイリスが心配そうな表情でそう言う。
「見ろ。明らかに、食べ終えたイカの体積のほうがやつらの腹の体積よりも大きい!」
山のように用意されていたリトルクラーケンの料理が、もう残り少ない。
大食らいの冒険者たちとはいえ、胃袋の大きさは限られている。
物理法則に反しているぞ。
違和感しかない。
「ふふん。確かに、言われてみればそうね」
「すごい勢いで消化して、圧縮しているのでしょうか……」
ユナとサリエがそう言う。
うーん。
高ランク冒険者は、消化力も並外れて高いのだろうか。
まあ、そうでもなければあの高い戦闘能力がどこから湧いて出ているのか不思議なところだしな。
そういえば、俺も最近は食べる量が増えてきている。
しかし、体重に大きな変化はない。
少しだけ重くなってきているが、脂肪ではなく筋肉の増加によるところが大きい。
太っているわけではない。
「まあいいじゃない。私も食べてみたけど、今まで食べたことのない食感と味だった。これは料理のしがいがあるね」
モニカがそう言う。
まあ確かに、細かいことはいいか。
ここは異世界だし、俺の知らない未知の物理法則が働いている可能性もある。
料理人の彼女がミリオンズに加入してあちこちを巡っているのは、いろいろな街の料理を食べてみたいという思いからだ。
今回もその目的を達成できたな。
いずれは”食の都”とやらにも行ってみたいところだ。
俺は気を取り直して、イカ焼きを再び食べ始める。
さらに、イカの刺し身にも手を出す。
「ふむ。いい味だ」
日本で食べたことのあるイカと同程度……いや、それよりもおいしいかもしれない。
俺の隣では、モニカやアイリスたちも食べている。
さらにその隣ではーー。
「むっ!? 素晴らしい味だな!」
ベアトリクス第三王女がそう言う。
王族である彼女をも唸らせるイカ料理である。
「ほう! こっちもなかなか……。手が止まらぬ!」
彼女はバカスカ食べ進めている。
この世界で高い戦闘能力を持つ者は、やはり食欲旺盛な傾向があるな。
俺は近い内に、叙爵式で王都サザリアナを訪れる予定である。
その際に、間違いなく現国王であるネルエラ陛下と謁見するだろう。
第三王女の心証が悪いままなのは良くない。
ネルエラ陛下にあれこれ告げ口されるかもしれないからな。
せっかくだし、ここは彼女に話しかけて親睦を深めておこう。
アヴァロン迷宮からの帰りの船では、やや心証を悪くしてしまったし。
「やれやれ。ずいぶんと食いしん坊なお姫様もいたものだな」
俺はそう言う。
しまった。
また言葉を間違えた気がする。
「ぬ……。ま、まあまあだな……。我の舌を最低限満足させたと言ってやろう」
ベアトリクス第三王女が、気まずそうな表情でそう言う。
上機嫌に食べていたところに、水を刺してしまった。
ここは、何とか次の一言でフォローを……。
「嘘つけ! 犬みたいにバクバク食ってたじゃねえか!」
やべ。
また口が滑った。
ベアトリクスに対しては、俺の口はよく滑る。
「……っ! き、貴様ぁ! 不敬罪で叩き切るぞ!」
マズい。
チートにより順調に成長してきた俺でも、王族の権力で大量の兵を差し向けられたりしたらヤバいかもしれない。
何とか切り抜けるぞ!
「ほう。事実を言った程度で不敬罪とはな。器が知れるというもの」
「……ちっ! 招待された席で、暴れるほど狭量な我ではない。しかし、覚えておけハイブリッジ騎士爵。王都で見かけたときには、我が剣技でお前の鼻を明かしてやろう」
「はん。臨むところだぜ」
どうやら、一命を取り留めることができたようだ。
彼女は俺から視線を背け、また別の料理の皿へと向かっていった。
俺は近い内に、王都で開かれる叙爵式に招かれるはずだ。
その際に、彼女にとってのホームグラウンドである王都で決闘でも行おうという魂胆だろう。
あまり気は進まないが、叙爵式をサボるわけにもいかない。
それまでに、剣術や身のこなし、闘気などを鍛えておく必要がある。
俺とベアトリクスの間でそんなひと悶着はあったものの、その後は平和に慰労会が進んでいく。
立食パーティ形式なので、いろいろな人と会話できる。
親睦を深めつつ、こっそりと個別の忠義度も確認しておくことにしよう。
今回の件が落ち着いたら、しばらくはラーグの街を拠点に活動することになる。
忠義度が高めの者をスカウトして、ラーグの街を拠点に活動してもらうことができれば、さらなる忠義度の向上を狙う機会もあるだろう。
場合によっては、ミリオンズに加入してもらったり、ラーグの街の警備兵として雇ったりするのもいい。
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