【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
273話 ダリウスとマムの再婚話
ラビット亭での話し合いの続きだ。
出席者は、俺、モニカ、ニム。
それにモニカの父ダリウスと、ニムの母マムだ。
俺とモニカの結婚を報告した。
さらに、俺とニムとの婚約話も持ち上がった。
彼女が12歳になった頃に、気持ちが変わっていなければ結婚しようという方向性になった。
「さて……。ちょうど俺たちも、モニカとニムちゃんに報告したいことがあったんだ。タカシ君も聞いてくれ」
ダリウスが改まった顔でそう言う。
彼が言葉を続ける。
「俺とマムさんで、再婚しようと思う。祝福してくれるか?」
ダリウスとマムが再婚か。
まあ以前からいい雰囲気だったしな。
ダリウスがマムを気に入り、アタックしていた。
マムもまんざらでもなさそうだった。
俺たちがモニカとニムを連れてガロル村・ゾルフ砦・ウォルフ村などへ行っている間に、順調に仲を深めていったようだ。
モニカとニムからすれば、親同士が再婚するということになる。
少し複雑な心境かもしれない。
と思ったが。
「もちろん祝福するよ!」
「わ、わたしも祝福します」
モニカとニムがそう言う。
以前からそのような雰囲気は感じていたし、心の準備はできていたのだろう。
「おめでとうございます。俺ももちろん祝福します」
モニカとニムが反対しないのであれば、俺が反対する必要もない。
「そうか。ありがとう。みんな」
「ありがとうね」
ダリウスとマムがそう言う。
「それで、再婚はいつするの?」
「そうだな。近いうちに書類だけ役所に出そうと思っている。無事にみんなの賛成ももらえたしな」
モニカの問いに、ダリウスがそう答える。
「式は挙げないのですか? 資金でしたら、ある程度は出せますよ。今回の遠征でも、かなり稼げましたので」
俺はそう言う。
モニカとニムの取り分だけでも、かなりの額がある。
この世界の結婚式の相場はわからないが、おそらく足りるはずだ。
足りなければ、俺の取り分から出してもいい。
ミティやアイリスの取り分から借りることも可能だ。
「いえ。もう私たちはいい年で、再婚同士ですし。式は挙げないつもりです」
マムがそう言う。
まあ本人たちが乗り気でないのであれば、無理強いすることもないだろう。
「ナーティアには少し申し訳ないな……。彼女も天国で祝福してくれるといいのだがな」
「うん。お母さんも、きっと許してくれるよ」
ダリウスの言葉を受けて、モニカがそう言う。
ダリウスの元妻(モニカの母)は、ナーティアという名前のようだ。
「私も。パームスがいつかひょっこり帰ってくるのではないかと夢見てきましたが……。そろそろ前を向いて生きていかねばなりません」
「そ、そうだね。パパは怒るかもしれないけど。わたしもいっしょに謝るよ」
マムの言葉を受けて、ニムがそう言う。
マムの元夫(ニムの父)は、パームスという名前のようだ。
ダリウスの元妻やマムの元夫について、俺は詳しく聞いていない。
話の節々から察するに、死別しているようだ。
病気か、魔物による被害かまではわからないが。
俺はモニカやニムと結婚する。
そうなれば、ダリウスやマムは義理の親となる。
もはや他人ではない。
ダリウスの元妻やマムの元夫についても、機会があれば話を聞いておいてもいいかもしれない。
「ママ。住むところはどうするの?」
ニムがマムにそう問う。
「そうね。これを機に、正式にダリウスさんのところへお邪魔させていただこうかと思っているのだけど」
「ああ。俺たち2人で新たな生活を始めようと思っている。モニカとニムちゃんもそれでいいか?」
マムとダリウスがそう言う。
マムとダリウスは、俺たちミリオンズがゾルフ砦でメルビン杯に出場していた頃から、ダリウス家でいっしょに住んでいる。
その後俺たちがラーグの街に帰ってきてからは、モニカとニムは俺の家に住むようになった。
12月頃だ。
もう3か月ほどが経つ。
モニカとニムは、もともとは様子見としてミリオンズに加入している。
武闘や魔法についてほぼ素人だった彼女たちが冒険者としてやっていけるか、当初は不透明だったからな。
彼女たちは、本人の努力と俺の加護による恩恵もあり、今では立派な冒険者となった。
ミリオンズになくてはならない存在だ。
俺との結婚話もあるし、今後もずっと俺の家に住んでもらうという認識で問題ないだろう。
「わかった。せっかくだし、私たちに遠慮せず夫婦水入らずで生活してよ。私とニムちゃんは、タカシの家に引き続き住ませてもらうよ。ニムちゃんとタカシもそれでいいよね?」
モニカがそう言う。
「そ、そうですね。お邪魔でなければ、わたしもタカシさんの家に住みたいと思います」
「もちろん、歓迎するよ。部屋もたくさん余っているしな」
ニムと俺がそう言う。
あの家は広い。
1階と2階を合わせて、個室にして10部屋以上はある。
「そうか。ではそうしよう」
「よろしくお願いしますね」
ダリウスとマムがそう言う。
これで、モニカとニムとは義理の姉妹となるわけだ。
そして、俺はモニカとは近いうちに結婚し、ニムとは婚約する。
彼女たちと幸せな家庭を築くために、より一層がんばっていかないとな。
出席者は、俺、モニカ、ニム。
それにモニカの父ダリウスと、ニムの母マムだ。
俺とモニカの結婚を報告した。
さらに、俺とニムとの婚約話も持ち上がった。
彼女が12歳になった頃に、気持ちが変わっていなければ結婚しようという方向性になった。
「さて……。ちょうど俺たちも、モニカとニムちゃんに報告したいことがあったんだ。タカシ君も聞いてくれ」
ダリウスが改まった顔でそう言う。
彼が言葉を続ける。
「俺とマムさんで、再婚しようと思う。祝福してくれるか?」
ダリウスとマムが再婚か。
まあ以前からいい雰囲気だったしな。
ダリウスがマムを気に入り、アタックしていた。
マムもまんざらでもなさそうだった。
俺たちがモニカとニムを連れてガロル村・ゾルフ砦・ウォルフ村などへ行っている間に、順調に仲を深めていったようだ。
モニカとニムからすれば、親同士が再婚するということになる。
少し複雑な心境かもしれない。
と思ったが。
「もちろん祝福するよ!」
「わ、わたしも祝福します」
モニカとニムがそう言う。
以前からそのような雰囲気は感じていたし、心の準備はできていたのだろう。
「おめでとうございます。俺ももちろん祝福します」
モニカとニムが反対しないのであれば、俺が反対する必要もない。
「そうか。ありがとう。みんな」
「ありがとうね」
ダリウスとマムがそう言う。
「それで、再婚はいつするの?」
「そうだな。近いうちに書類だけ役所に出そうと思っている。無事にみんなの賛成ももらえたしな」
モニカの問いに、ダリウスがそう答える。
「式は挙げないのですか? 資金でしたら、ある程度は出せますよ。今回の遠征でも、かなり稼げましたので」
俺はそう言う。
モニカとニムの取り分だけでも、かなりの額がある。
この世界の結婚式の相場はわからないが、おそらく足りるはずだ。
足りなければ、俺の取り分から出してもいい。
ミティやアイリスの取り分から借りることも可能だ。
「いえ。もう私たちはいい年で、再婚同士ですし。式は挙げないつもりです」
マムがそう言う。
まあ本人たちが乗り気でないのであれば、無理強いすることもないだろう。
「ナーティアには少し申し訳ないな……。彼女も天国で祝福してくれるといいのだがな」
「うん。お母さんも、きっと許してくれるよ」
ダリウスの言葉を受けて、モニカがそう言う。
ダリウスの元妻(モニカの母)は、ナーティアという名前のようだ。
「私も。パームスがいつかひょっこり帰ってくるのではないかと夢見てきましたが……。そろそろ前を向いて生きていかねばなりません」
「そ、そうだね。パパは怒るかもしれないけど。わたしもいっしょに謝るよ」
マムの言葉を受けて、ニムがそう言う。
マムの元夫(ニムの父)は、パームスという名前のようだ。
ダリウスの元妻やマムの元夫について、俺は詳しく聞いていない。
話の節々から察するに、死別しているようだ。
病気か、魔物による被害かまではわからないが。
俺はモニカやニムと結婚する。
そうなれば、ダリウスやマムは義理の親となる。
もはや他人ではない。
ダリウスの元妻やマムの元夫についても、機会があれば話を聞いておいてもいいかもしれない。
「ママ。住むところはどうするの?」
ニムがマムにそう問う。
「そうね。これを機に、正式にダリウスさんのところへお邪魔させていただこうかと思っているのだけど」
「ああ。俺たち2人で新たな生活を始めようと思っている。モニカとニムちゃんもそれでいいか?」
マムとダリウスがそう言う。
マムとダリウスは、俺たちミリオンズがゾルフ砦でメルビン杯に出場していた頃から、ダリウス家でいっしょに住んでいる。
その後俺たちがラーグの街に帰ってきてからは、モニカとニムは俺の家に住むようになった。
12月頃だ。
もう3か月ほどが経つ。
モニカとニムは、もともとは様子見としてミリオンズに加入している。
武闘や魔法についてほぼ素人だった彼女たちが冒険者としてやっていけるか、当初は不透明だったからな。
彼女たちは、本人の努力と俺の加護による恩恵もあり、今では立派な冒険者となった。
ミリオンズになくてはならない存在だ。
俺との結婚話もあるし、今後もずっと俺の家に住んでもらうという認識で問題ないだろう。
「わかった。せっかくだし、私たちに遠慮せず夫婦水入らずで生活してよ。私とニムちゃんは、タカシの家に引き続き住ませてもらうよ。ニムちゃんとタカシもそれでいいよね?」
モニカがそう言う。
「そ、そうですね。お邪魔でなければ、わたしもタカシさんの家に住みたいと思います」
「もちろん、歓迎するよ。部屋もたくさん余っているしな」
ニムと俺がそう言う。
あの家は広い。
1階と2階を合わせて、個室にして10部屋以上はある。
「そうか。ではそうしよう」
「よろしくお願いしますね」
ダリウスとマムがそう言う。
これで、モニカとニムとは義理の姉妹となるわけだ。
そして、俺はモニカとは近いうちに結婚し、ニムとは婚約する。
彼女たちと幸せな家庭を築くために、より一層がんばっていかないとな。
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