【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
267話 みんなのスキル強化 前編
ハルク男爵邸にて、執事のセバス、メイドのレイン、メイドのクルミナとの顔合わせが終了した。
明日の朝、その3人とミリオンズでラーグの街に出発する予定だ。
今は、ハルク男爵邸の客室にてくつろいでいるところだ。
俺、ミティ、アイリス、モニカ、ニム、ユナ。
6人でソファなどに座ってまったりする。
「ふう。俺たちも、とうとう執事やメイドさんを雇えるぐらいになったんだなあ」
「そうだね。なんだか信じられないなあ。ラビット亭を必死に1人で切り盛りしていた頃が嘘みたいだよ」
「そ、そうですね。わたしも、苦労していたあの頃からすると信じられないです。ママやお兄ちゃんもびっくりすると思います」
俺の言葉を受けて、モニカとニムがそう言う。
彼女たちは、金銭的に困窮していた時期がある。
今の裕福な状態は、うれしく思っていることだろう。
「タカシ様のお力のおかげです。まだまだ上を目指しましょう!」
「そうだねー。ハルクさんの話だと、叙爵も狙えるみたいだし。魔物に盗掘団か……」
ミティとアイリスがそう言う。
確かに、執事やメイドを雇っただけで満足せず、貴族になることも狙っていきたいところだ。
「ふふん。それなら、私たちの力を強化しておいたほうがいいと思うわ。確か、また強化できるようになっているのでしょう?」
「ん? ああ、そうだな。そろそろ強化しておこうか」
ディルム子爵領でのキメラ戦や、その後の合同訓練、そして普段の冒険者活動など。
それらを通して、俺たちみんなのレベルが上がっていたのだ。
当然、それに伴ってスキルポイントも獲得している。
俺はレベル20から21に上がった。
残りスキルポイントは20だ。
ミティはレベル18から19に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
アイリスはレベル20から21に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
モニカはレベル14から18に上がった。
残りスキルポイントは45だ。
ニムはレベル13から17に上がった。
残りスキルポイントは40だ。
ユナはレベル19から20に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
それぞれの残りスキルポイントや取得済みのスキルを、あらためてメモに書いて共有する。
俺はステータス操作のスキルによりこれらの情報を視認できるが、ミティたちは視認できないからだ。
口頭による伝達だけでは、うまく考えがまとまらないだろう。
メモに書いて渡したほうが確実だ。
ここで、スキル取得に必要なポイントを整理しておこう。
新たなスキルを取得するには、10ポイント。
スキルレベル1を2にするには、5ポイント。
スキルレベル2を3にするには、10ポイント。
スキルレベル3を4にするには、15ポイント。
スキルレベル4を5にするには、30ポイント。
以上のようになっている。
「わ、わたしはたくさん上げられますね。どうしましょうか……」
「私もだね。悩みどころだなあ」
ニムとモニカがそう言う。
彼女たちは、もともとのレベルが低かった分、上昇幅が大きい。
スキルをたくさん強化できる。
「各自、じっくりと考えてみてくれ」
俺はそう言う。
まあもちろん、普段からいろいろと考えてはいるだろうが。
各自が悩む中、ミティが声をあげる。
「えっと。私は風魔法レベル2を3に伸ばしたいと思います」
「そうか。ミティは物理攻撃は十分だろうしな。ここらで魔法も強化しておくのがよさそうか」
ミティは物理攻撃に秀でている。
槌術レベル5、投擲術レベル4、腕力強化レベル4、闘気術レベル4のスキルにより、近距離遠距離を問わず、強力パワーで敵を圧倒する。
また、格闘術レベル2、体力強化レベル1、器用強化レベル2も所持しており、物理戦闘においては安定した実力を持つ。
一方で、魔法戦闘能力にはやや欠ける。
魔法関係のスキルは、風魔法レベル2とMP回復速度強化レベル1だけだ。
長所である物理攻撃力をひたすら伸ばすのもありだが、弱点である魔法戦闘能力を補っていくのもありだろう。
ウォルフ村の防衛戦のように、1対1の戦闘になることもあるかもしれないしな。
柔軟性は上げておいたほうがいい。
「そうですね。みなさんのように、強力な魔法を私も使えるようになれば、もっと貢献できるようになるでしょうし」
「ミティは十分に貢献してくれているさ。だが、希望はわかった。一応、他のみんなの方針を聞いてから、後でまとめてスキルを強化することにしよう」
これはいつもと同じ流れだ。
「わかりました」
ミティの暫定の方針は決まった。
次はアイリスだ。
「アイリスはどうする?」
「うーん……。今回は保留にしようかなあ。10ポイントだと、強化できる力が限られているしなー」
アイリスがそう言う。
確かに、10ポイントの使い道は限定的だ。
新しいスキルを1つ取得するか。
レベル1のスキルを2つまでレベル2に強化するか。
レベル2のスキルをレベル3に強化するかだ。
アイリスに限った話ではないが、新しいスキルをほいほい取得していくのは避けたい。
器用貧乏になる恐れがあるからだ。
どちらかと言えば、取得済みのスキルを強化していくのがいいだろう。
俺にはスキルリセットがあるので、新しいスキルをお試しで取得していくのは俺が適任だ。
アイリスが取得済みのスキルを強化する場合、気配察知レベル1、気配隠匿レベル1、視力強化レベル1、脚力強化レベル1、体力強化レベル2、操馬術レベル1などが候補となる。
いずれも強化しておいて損はないスキルではあるが、是が非でも強化したいほどのスキルでもない。
……いや、待てよ?
「気配隠匿はどうだろう? 盗掘団とやらのアジトを調査する際に、役立つかもしれないぞ」
西の森の奥地に居座っているという盗掘団だ。
彼らをうまく撃破することができれば、大きな功績となる。
俺の叙爵へ一歩近づくだろう。
「確かに、気配隠匿はよさそうだね。盗掘団相手なら、戦闘能力や聖魔法はさほど重要じゃないだろうし……。うん、気配隠匿を強化してもらおうかな」
「わかった。もう1つ、レベル1の力を何か強化しておくか?」
「いや、それは保留にするよ」
「そうだな。無理に強化する必要もないか」
アイリスの暫定の方針は決まった。
次はモニカだ。
「モニカはどうする?」
「私は、雷魔法をレベル4に強化したい。あと、魔力強化レベル2……いや、レベル3まで伸ばしたいかな」
モニカがそう言う。
彼女は、物理攻撃力随一のミティや、聖闘気を自在に操るアイリスとの戦闘能力の差を気にしていた。
雷魔法を伸ばすことによって、彼女ならではの戦闘技法を確立したいといったところか。
「わかった。雷魔法と魔力強化を伸ばして、魔法による戦闘能力を向上させたいということだな?」
「ふふ。もちろんそれもだけど、それだけじゃないよ。最近、いろいろと練習中なんだ。完成したら、タカシにも見せてあげるよ」
モニカは、何やら新技を開発しているそうだ。
現状でも、雷魔法と武闘の合わせ技である”雷華崩脚”という強力な技がある。
さらに強力な技を体得してもらえれば、ミリオンズにとっても非常に有益である。
「そうか。それは楽しみだな。期待しておこう」
モニカの暫定の方針は決まった。
次はニムだ。
明日の朝、その3人とミリオンズでラーグの街に出発する予定だ。
今は、ハルク男爵邸の客室にてくつろいでいるところだ。
俺、ミティ、アイリス、モニカ、ニム、ユナ。
6人でソファなどに座ってまったりする。
「ふう。俺たちも、とうとう執事やメイドさんを雇えるぐらいになったんだなあ」
「そうだね。なんだか信じられないなあ。ラビット亭を必死に1人で切り盛りしていた頃が嘘みたいだよ」
「そ、そうですね。わたしも、苦労していたあの頃からすると信じられないです。ママやお兄ちゃんもびっくりすると思います」
俺の言葉を受けて、モニカとニムがそう言う。
彼女たちは、金銭的に困窮していた時期がある。
今の裕福な状態は、うれしく思っていることだろう。
「タカシ様のお力のおかげです。まだまだ上を目指しましょう!」
「そうだねー。ハルクさんの話だと、叙爵も狙えるみたいだし。魔物に盗掘団か……」
ミティとアイリスがそう言う。
確かに、執事やメイドを雇っただけで満足せず、貴族になることも狙っていきたいところだ。
「ふふん。それなら、私たちの力を強化しておいたほうがいいと思うわ。確か、また強化できるようになっているのでしょう?」
「ん? ああ、そうだな。そろそろ強化しておこうか」
ディルム子爵領でのキメラ戦や、その後の合同訓練、そして普段の冒険者活動など。
それらを通して、俺たちみんなのレベルが上がっていたのだ。
当然、それに伴ってスキルポイントも獲得している。
俺はレベル20から21に上がった。
残りスキルポイントは20だ。
ミティはレベル18から19に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
アイリスはレベル20から21に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
モニカはレベル14から18に上がった。
残りスキルポイントは45だ。
ニムはレベル13から17に上がった。
残りスキルポイントは40だ。
ユナはレベル19から20に上がった。
残りスキルポイントは10だ。
それぞれの残りスキルポイントや取得済みのスキルを、あらためてメモに書いて共有する。
俺はステータス操作のスキルによりこれらの情報を視認できるが、ミティたちは視認できないからだ。
口頭による伝達だけでは、うまく考えがまとまらないだろう。
メモに書いて渡したほうが確実だ。
ここで、スキル取得に必要なポイントを整理しておこう。
新たなスキルを取得するには、10ポイント。
スキルレベル1を2にするには、5ポイント。
スキルレベル2を3にするには、10ポイント。
スキルレベル3を4にするには、15ポイント。
スキルレベル4を5にするには、30ポイント。
以上のようになっている。
「わ、わたしはたくさん上げられますね。どうしましょうか……」
「私もだね。悩みどころだなあ」
ニムとモニカがそう言う。
彼女たちは、もともとのレベルが低かった分、上昇幅が大きい。
スキルをたくさん強化できる。
「各自、じっくりと考えてみてくれ」
俺はそう言う。
まあもちろん、普段からいろいろと考えてはいるだろうが。
各自が悩む中、ミティが声をあげる。
「えっと。私は風魔法レベル2を3に伸ばしたいと思います」
「そうか。ミティは物理攻撃は十分だろうしな。ここらで魔法も強化しておくのがよさそうか」
ミティは物理攻撃に秀でている。
槌術レベル5、投擲術レベル4、腕力強化レベル4、闘気術レベル4のスキルにより、近距離遠距離を問わず、強力パワーで敵を圧倒する。
また、格闘術レベル2、体力強化レベル1、器用強化レベル2も所持しており、物理戦闘においては安定した実力を持つ。
一方で、魔法戦闘能力にはやや欠ける。
魔法関係のスキルは、風魔法レベル2とMP回復速度強化レベル1だけだ。
長所である物理攻撃力をひたすら伸ばすのもありだが、弱点である魔法戦闘能力を補っていくのもありだろう。
ウォルフ村の防衛戦のように、1対1の戦闘になることもあるかもしれないしな。
柔軟性は上げておいたほうがいい。
「そうですね。みなさんのように、強力な魔法を私も使えるようになれば、もっと貢献できるようになるでしょうし」
「ミティは十分に貢献してくれているさ。だが、希望はわかった。一応、他のみんなの方針を聞いてから、後でまとめてスキルを強化することにしよう」
これはいつもと同じ流れだ。
「わかりました」
ミティの暫定の方針は決まった。
次はアイリスだ。
「アイリスはどうする?」
「うーん……。今回は保留にしようかなあ。10ポイントだと、強化できる力が限られているしなー」
アイリスがそう言う。
確かに、10ポイントの使い道は限定的だ。
新しいスキルを1つ取得するか。
レベル1のスキルを2つまでレベル2に強化するか。
レベル2のスキルをレベル3に強化するかだ。
アイリスに限った話ではないが、新しいスキルをほいほい取得していくのは避けたい。
器用貧乏になる恐れがあるからだ。
どちらかと言えば、取得済みのスキルを強化していくのがいいだろう。
俺にはスキルリセットがあるので、新しいスキルをお試しで取得していくのは俺が適任だ。
アイリスが取得済みのスキルを強化する場合、気配察知レベル1、気配隠匿レベル1、視力強化レベル1、脚力強化レベル1、体力強化レベル2、操馬術レベル1などが候補となる。
いずれも強化しておいて損はないスキルではあるが、是が非でも強化したいほどのスキルでもない。
……いや、待てよ?
「気配隠匿はどうだろう? 盗掘団とやらのアジトを調査する際に、役立つかもしれないぞ」
西の森の奥地に居座っているという盗掘団だ。
彼らをうまく撃破することができれば、大きな功績となる。
俺の叙爵へ一歩近づくだろう。
「確かに、気配隠匿はよさそうだね。盗掘団相手なら、戦闘能力や聖魔法はさほど重要じゃないだろうし……。うん、気配隠匿を強化してもらおうかな」
「わかった。もう1つ、レベル1の力を何か強化しておくか?」
「いや、それは保留にするよ」
「そうだな。無理に強化する必要もないか」
アイリスの暫定の方針は決まった。
次はモニカだ。
「モニカはどうする?」
「私は、雷魔法をレベル4に強化したい。あと、魔力強化レベル2……いや、レベル3まで伸ばしたいかな」
モニカがそう言う。
彼女は、物理攻撃力随一のミティや、聖闘気を自在に操るアイリスとの戦闘能力の差を気にしていた。
雷魔法を伸ばすことによって、彼女ならではの戦闘技法を確立したいといったところか。
「わかった。雷魔法と魔力強化を伸ばして、魔法による戦闘能力を向上させたいということだな?」
「ふふ。もちろんそれもだけど、それだけじゃないよ。最近、いろいろと練習中なんだ。完成したら、タカシにも見せてあげるよ」
モニカは、何やら新技を開発しているそうだ。
現状でも、雷魔法と武闘の合わせ技である”雷華崩脚”という強力な技がある。
さらに強力な技を体得してもらえれば、ミリオンズにとっても非常に有益である。
「そうか。それは楽しみだな。期待しておこう」
モニカの暫定の方針は決まった。
次はニムだ。
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