【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
202話 2回戦 モニカvsギルバート
メルビン大会の続きだ。
「続きまして、2回戦第3試合を始めます! モニカ選手対、ギルバート選手!」
司会の人がそう叫ぶ。
「じゃあ、がんばってくるよ」
「お、応援していますね」
「相手のギルバートさんはかなりの強豪だが、気後れしないようにな」
ニムと俺がそう言う。
モニカがコロシアムのステージに上がる。
対戦相手のギルバートと対峙する。
「両者構えて、……始め!」
試合が始まった。
まずはお互いに距離を保ちつつ、様子をうかがう……。
かと思われたが。
「剛拳流、疾きこと風の如し」
モニカがいきなり仕掛けた。
出し惜しみなしだ。
まあ、相手のギルバートは強豪だしな。
出し惜しみして負けてしまっては元も子もない。
シュッ。
モニカが高速移動して、ギルバートを撹乱する。
「ガハハ! やるな嬢ちゃん!」
ギルバートはどこか楽しそうだ。
強敵との闘いを楽しむタイプか。
俺とはタイプが異なるな。
俺はできれば格下を相手にして安全な勝利を収めたいタイプだ。
「ツー・ファイブ・マシンガン!」
モニカが攻撃を仕掛ける。
目にも留まらぬ蹴りの連撃だ。
闘気を多めに使うことにより、連撃の数も普段より多くなっている。
「ガハハ! 攻撃が軽い! 嬢ちゃんでは我は倒せんぞ!」
今のモニカは、移動速度や連撃に闘気を割り振っている。
その分、1発1発の威力はやや低めとなっている。
蚊が群れても獅子は殺せぬ。
といったところか。
いや。
待てよ。
「ガハハ! うっ。ぐはっ。……ちょっとは攻撃の手を緩めんのか!」
モニカの連撃はギルバートに一定程度のダメージを与えている。
どうやら、ギルバートのやせ我慢だったようだ。
そりゃそうだよな。
モニカの足技をあれだけ受けて、ダメージがないわけがない。
まあ、さすがにミティのビッグバンほどの威力はないだろうが。
「まだまだいくよ! もう1回! ツー・ファイブ・マシンガン!」
モニカがひと呼吸を入れて、再度蹴りの連撃を開始する。
「ぐぐっ。ええい! ぬあああーっ!」
ギルバートが吠えたかと思うと、衝撃波のようなものが発生した。
「きゃっ」
その衝撃波により、モニカが吹き飛ばされる。
場外に出たが、すぐにステージ上に復帰した。
ダメージはそれほどないようだ。
「あー、びっくりした」
「ガハハ! まさか嬢ちゃん相手にこの技を披露することになるとはな!」
ギルバートから燃えるような闘気が発生している。
あれは……。
「ガハハ! これは剛拳流の”侵掠すること火の如し”という技だ。この間習得したのだ。ミティの嬢ちゃんも使えるようになっていたのは驚いたがな!」
ギルバートがそう言う。
彼は彼で、日々の鍛錬により成長しているようだ。
「くっ。その闘気の量はすごいね。まともにぶつかったらやばそうだ」
モニカは移動速度や連撃に秀でている。
一方で、耐久力はさほどでもない。
今のギルバートの攻撃をまともにくらえば、戦闘不能にまで追い込まれてしまうだろう。
「ガハハ! 降参するなら今のうちだぞ!」
「それも悪くないけど。せっかくだから、最後まで闘うよ」
「ならば容赦はせん! いくぞ!」
ギルバートがそう言って、モニカに駆け寄ってくる。
彼がガンガン攻撃を繰り出してくる。
モニカは、やや慎重になっているようだ。
ギルバートの一撃を警戒しているのだろう。
しばらくはギルバートの優位で試合が進む。
モニカの動きが悪くなってきた。
「きゃっ」
モニカが体勢を崩す。
ダメージの蓄積や疲れが出てしまったか。
「ぬうう! ビッグ……」
ギルバートがチャンスとばかりに闘気を腕に込めて、振り上げる。
「バン!」
ギルバートの強烈なパンチが放たれる。
まともにくらえば、モニカはひとたまりもない。
「く……」
モニカは最後の力を振り絞り、回避行動に出る。
ジャンプだ。
空高くジャンプしてよけた。
「ガハハ! 空では身動きが取れんだろう! 格好の的だ!」
ギルバートがそう言って、モニカの落下予想地点で攻撃の構えを取る。
モニカが落下してくる。
ギルバートがそれに合わせて攻撃しようとする。
しかし。
「青空歩行-スカイウォーク-」
モニカが空中でもう一度ジャンプした。
ミティとの結婚式でのブーケトスで使っていた技だ。
とうとう、ちゃんとした試合で日の目を見たわけだ。
「なにっ! バカな!」
モニカの思わぬ挙動に、ギルバートが動揺する。
彼に大きめのスキができる。
「はああ……! 旋風カカト落とし!」
「ぐあっ!」
モニカのカカト落としが見事に決まった。
ギルバートが悲鳴とともに倒れ込む。
大きなダメージを負ったようだ。
そのまま起き上がってこない。
審判が駆け寄り、カウントを始める。
「……8……9……10! 10カウント! ギルバート選手のダウン負けです! 勝者モニカ選手!」
審判により、モニカの勝ちが宣言された。
見事な勝利だ。
治療魔法士がギルバートに駆け寄り、治療魔法をかける。
彼が立ち上がる。
まだ少しフラフラしている。
頭部に大ダメージを負っていたもんな。
まさか脳内出血とかないだろうな。
後で俺の上級治療魔法をかけておくか。
モニカがギルバートに歩み寄る。
「お疲れ様。いい勝負だったよ」
「ガハハ! 常識はずれの動きをしよって! 世界は広いということか!」
やはり、ゾルフ砦にいる強豪たちの認識でも、空中ジャンプは非常識なようだ。
モニカがステージからこちらに戻ってくる。
「お、おめでとうございます。モニカさん」
「おめでとうございます!」
ニムとミティ、それに俺とアイリスでモニカを出迎える。
「ありがとう。あー、疲れた。本当に疲れた」
モニカは疲労困憊のようだ。
まあ、最初からずっと飛ばしていたもんな。
「次の試合までじっくり休んでいなよ」
アイリスがそう言う。
「そうだな。俺の治療魔法もかけておこうか」
「ありがとう。お願いするよ」
俺はモニカに治療魔法をかけ始める。
なにはともあれ、これで彼女もベスト4入りだ。
今の所は、アイリス、エドワード司祭、モニカがベスト4に残っている。
次の試合は、ニムvsジルガだ。
ベスト4入りの最後の1人は、はたしてどちらになるのか。
見どころだ。
がんばってニムを応援しよう。
「続きまして、2回戦第3試合を始めます! モニカ選手対、ギルバート選手!」
司会の人がそう叫ぶ。
「じゃあ、がんばってくるよ」
「お、応援していますね」
「相手のギルバートさんはかなりの強豪だが、気後れしないようにな」
ニムと俺がそう言う。
モニカがコロシアムのステージに上がる。
対戦相手のギルバートと対峙する。
「両者構えて、……始め!」
試合が始まった。
まずはお互いに距離を保ちつつ、様子をうかがう……。
かと思われたが。
「剛拳流、疾きこと風の如し」
モニカがいきなり仕掛けた。
出し惜しみなしだ。
まあ、相手のギルバートは強豪だしな。
出し惜しみして負けてしまっては元も子もない。
シュッ。
モニカが高速移動して、ギルバートを撹乱する。
「ガハハ! やるな嬢ちゃん!」
ギルバートはどこか楽しそうだ。
強敵との闘いを楽しむタイプか。
俺とはタイプが異なるな。
俺はできれば格下を相手にして安全な勝利を収めたいタイプだ。
「ツー・ファイブ・マシンガン!」
モニカが攻撃を仕掛ける。
目にも留まらぬ蹴りの連撃だ。
闘気を多めに使うことにより、連撃の数も普段より多くなっている。
「ガハハ! 攻撃が軽い! 嬢ちゃんでは我は倒せんぞ!」
今のモニカは、移動速度や連撃に闘気を割り振っている。
その分、1発1発の威力はやや低めとなっている。
蚊が群れても獅子は殺せぬ。
といったところか。
いや。
待てよ。
「ガハハ! うっ。ぐはっ。……ちょっとは攻撃の手を緩めんのか!」
モニカの連撃はギルバートに一定程度のダメージを与えている。
どうやら、ギルバートのやせ我慢だったようだ。
そりゃそうだよな。
モニカの足技をあれだけ受けて、ダメージがないわけがない。
まあ、さすがにミティのビッグバンほどの威力はないだろうが。
「まだまだいくよ! もう1回! ツー・ファイブ・マシンガン!」
モニカがひと呼吸を入れて、再度蹴りの連撃を開始する。
「ぐぐっ。ええい! ぬあああーっ!」
ギルバートが吠えたかと思うと、衝撃波のようなものが発生した。
「きゃっ」
その衝撃波により、モニカが吹き飛ばされる。
場外に出たが、すぐにステージ上に復帰した。
ダメージはそれほどないようだ。
「あー、びっくりした」
「ガハハ! まさか嬢ちゃん相手にこの技を披露することになるとはな!」
ギルバートから燃えるような闘気が発生している。
あれは……。
「ガハハ! これは剛拳流の”侵掠すること火の如し”という技だ。この間習得したのだ。ミティの嬢ちゃんも使えるようになっていたのは驚いたがな!」
ギルバートがそう言う。
彼は彼で、日々の鍛錬により成長しているようだ。
「くっ。その闘気の量はすごいね。まともにぶつかったらやばそうだ」
モニカは移動速度や連撃に秀でている。
一方で、耐久力はさほどでもない。
今のギルバートの攻撃をまともにくらえば、戦闘不能にまで追い込まれてしまうだろう。
「ガハハ! 降参するなら今のうちだぞ!」
「それも悪くないけど。せっかくだから、最後まで闘うよ」
「ならば容赦はせん! いくぞ!」
ギルバートがそう言って、モニカに駆け寄ってくる。
彼がガンガン攻撃を繰り出してくる。
モニカは、やや慎重になっているようだ。
ギルバートの一撃を警戒しているのだろう。
しばらくはギルバートの優位で試合が進む。
モニカの動きが悪くなってきた。
「きゃっ」
モニカが体勢を崩す。
ダメージの蓄積や疲れが出てしまったか。
「ぬうう! ビッグ……」
ギルバートがチャンスとばかりに闘気を腕に込めて、振り上げる。
「バン!」
ギルバートの強烈なパンチが放たれる。
まともにくらえば、モニカはひとたまりもない。
「く……」
モニカは最後の力を振り絞り、回避行動に出る。
ジャンプだ。
空高くジャンプしてよけた。
「ガハハ! 空では身動きが取れんだろう! 格好の的だ!」
ギルバートがそう言って、モニカの落下予想地点で攻撃の構えを取る。
モニカが落下してくる。
ギルバートがそれに合わせて攻撃しようとする。
しかし。
「青空歩行-スカイウォーク-」
モニカが空中でもう一度ジャンプした。
ミティとの結婚式でのブーケトスで使っていた技だ。
とうとう、ちゃんとした試合で日の目を見たわけだ。
「なにっ! バカな!」
モニカの思わぬ挙動に、ギルバートが動揺する。
彼に大きめのスキができる。
「はああ……! 旋風カカト落とし!」
「ぐあっ!」
モニカのカカト落としが見事に決まった。
ギルバートが悲鳴とともに倒れ込む。
大きなダメージを負ったようだ。
そのまま起き上がってこない。
審判が駆け寄り、カウントを始める。
「……8……9……10! 10カウント! ギルバート選手のダウン負けです! 勝者モニカ選手!」
審判により、モニカの勝ちが宣言された。
見事な勝利だ。
治療魔法士がギルバートに駆け寄り、治療魔法をかける。
彼が立ち上がる。
まだ少しフラフラしている。
頭部に大ダメージを負っていたもんな。
まさか脳内出血とかないだろうな。
後で俺の上級治療魔法をかけておくか。
モニカがギルバートに歩み寄る。
「お疲れ様。いい勝負だったよ」
「ガハハ! 常識はずれの動きをしよって! 世界は広いということか!」
やはり、ゾルフ砦にいる強豪たちの認識でも、空中ジャンプは非常識なようだ。
モニカがステージからこちらに戻ってくる。
「お、おめでとうございます。モニカさん」
「おめでとうございます!」
ニムとミティ、それに俺とアイリスでモニカを出迎える。
「ありがとう。あー、疲れた。本当に疲れた」
モニカは疲労困憊のようだ。
まあ、最初からずっと飛ばしていたもんな。
「次の試合までじっくり休んでいなよ」
アイリスがそう言う。
「そうだな。俺の治療魔法もかけておこうか」
「ありがとう。お願いするよ」
俺はモニカに治療魔法をかけ始める。
なにはともあれ、これで彼女もベスト4入りだ。
今の所は、アイリス、エドワード司祭、モニカがベスト4に残っている。
次の試合は、ニムvsジルガだ。
ベスト4入りの最後の1人は、はたしてどちらになるのか。
見どころだ。
がんばってニムを応援しよう。
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