【コミカライズ】無職だけど転移先の異世界で加護付与スキルを駆使して30年後の世界滅亡の危機に立ち向かう ~目指せ! 俺だけの最強ハーレムパーティ~
40話 風魔法レベル1の取得
火魔法レベル5の実験は終わった。
今日はまだまだやることがある。
新しい武具の感触を確かめること。
MP関連のスキル取得を保留したので、その分のスキルポイントで風魔法を取得し、試し撃ち。
ミティに風魔法の指導。
アイテムバッグをミティに渡し、それの試運転。
ラーグ奴隷商会に行き、いくらかの借金の返済。
そして夕方に冒険者ギルドで護衛依頼の顔合わせだ。
今は昼前くらいだ。
どんどんやるべきことを消化していかないと。
昼ごはんのためにミティと合流するまでに、風魔法の取得と新武具の試験を終わらせておきたい。
ステータスを開く。
スキルポイントを10消費し、風魔法を取得する。
頭の中に風魔法のイメージが流れ込んでくる。
風魔法レベル1は、”エアバースト”。
空気の塊を発射する魔法だ。
空〇砲みたいな感じか。
あるいは、空気のハンマーと言ってもいい。
さっそく試し撃ちだ。
まずは何もないところへ撃とう。
心の中で詠唱を開始する。
火魔法創造で改良した魔法は難易度が高いので口に出して詠唱していた。
しかし、通常のレベル1の魔法ぐらいならば詠唱を口に出す必要性はあまりない。
詠唱が完了する。
右手で掌底を打ち出す。
「エアバースト!」
空気の塊が発射されたような感触があった。
発射先の草がざわざわと動いている。
空気は見えない。
イマイチ速さや形状が分からない。
ただ、草のざわめき具合からすると、破壊力はさほどなさそうだ。
直撃したとして、ハンマーで軽く殴るのと同じくらいの威力だろう。
人間相手なら、せいぜいよろける程度か。
打ちどころが良ければ(悪ければ)、気絶ぐらいはするかもしれない。
単純に攻撃魔法として見れば、ファイアーボールに見劣りする。
エアバーストはどういうときに役立ちそうか。
まず考えられるのは、不意打ちだ。
ファイアボールと違って見えないため、不意打ちの成功率が高まる。
しかし肝心の威力がこころもとない点は問題か。
味方の攻撃の援護をしたいときにも役立つだろう。
味方が放った矢や投石に向けて発動し、距離や威力を向上させるという使い方ができるかもしれない。
敵を殺さずに無力化したいときにも役立つ。
顔を狙えば昏倒させることができるかもしれないが、威力の調整を間違えれば死なせてしまう可能性もある。
胴体を狙い、よろけさせたり悶絶させたりといった使い方が有効かもしれない。
飛行型の魔物と遭遇したときにも役立つ可能性がある。
魔物のバランスを崩させて墜落させることができるかもしれない。
こうして考えると、総合的にはファイアボールに見劣りしているわけではなさそうだ。
実際に戦闘で試して検討が必要だ。
ファイティングドッグに試し撃ちをしよう。
少し歩いたところにファイティングドッグがいた。
心の中で詠唱を開始する。
指を閉じた状態で右手のひらを前方にかざし、魔法を発動させる。
「エアバースト!」
手のひらから空気の塊が発射される。
ファイティングドッグは攻撃を察知できないようだ。
避けるそぶりがない。
空気の弾がファイティングドッグに直撃した。
後方へ1メートルほど吹き飛んだ。
こうして見ると、なかなかの威力にも思える。
とはいえ、ファイティングドッグは比較的小型の魔物だ。
リトルベアなど、中型以上の魔物相手だとこうはいかないだろう。
しばらくすると、ファイティングドッグが起き上がりこちらへ向かってきた。
一定のダメージは負っているようだ。
しかし、フラフラの瀕死というレベルにはほど遠い。
まだまだ戦闘する気マンマンのようだ。
やはり威力は微妙か。
後ろに吹き飛んだ分、威力が殺されたのかもしれない。
戦闘を一時ストップし、態勢を立て直したいときには使えるか?
しかし、それならばそもそもファイアボールを使えば戦闘自体を終わらせることができる。
いや、クレイジーラビットの大群に襲われたときには使えるかもしれないな。
ファイアボールならば、先頭付近の数匹を倒せるだけだ。
エアバーストならば、先頭付近の数匹だけでなく、後方も多少巻き込んで吹き飛ばすことができるだろう。
そんなことを考えながら、再度詠唱を開始する。
向かってくるファイティングドッグへ魔法を発動する。
「エアバースト!」
犬が後ろへはじけ飛んでいく。
が、再度向かってくる。
再びエアバーストを発動する。
そんなことを何度か繰り返した。
それなりのダメージが蓄積しているようだが、倒れるまでには至らない。
結局、動きがにぶってきたところで近寄って剣で倒した。
やはり、低威力の打撃系ダメージではとどめを刺すのは難しいようだ。
致死性のダメージを与えるという点では、火魔法や剣での攻撃が勝る。
メインの攻撃手段は、今まで通り火魔法や剣がいいだろう。
エアバーストは、攻撃以外の場面で活路を見出したい。
もう少し犬狩りを続けよう。
エアバーストの練習をしつつ、新武具の感触も確かめていく。
新武具の感触は悪くない。
剣は、以前のものよりも少し長くなっている。
腕力のステータスが上昇しているため、長くても十分に扱える。
リーチが長くなった分、より安全に狩れるようになった。
防具は、以前のものよりも少し上等な革製のものだ。
動きに問題はない。
剣の取り回しに支障はないし、重さもさほどのものではない。
犬の攻撃をわざとくらうのは怖いので試してはいないが、以前のものより耐久性が向上しているはずだ。
数匹のファイティングドッグを狩った。
エアバーストも新武具も、問題なさそうだ。
さて、1人で済ませたい用事はこれで終わった。
まだ昼食には少し早いか。
しかしキリがいいし、ミティと合流して昼食をとるか。
残りの用事は、4つ残っている。
ミティに風魔法の指導。
アイテムバッグをミティに渡し、それの試運転。
ラーグ奴隷商会に行き、いくらかの借金の返済。
冒険者ギルドで護衛依頼の打ち合わせ。
今後の予定を立てる。
まず、北の練習場にいるミティと合流する。
北の練習場で、アイテムボックスに入れてある弁当を食べる。
その後、まずはミティに風魔法の指導を行い、さらにアイテムバッグの試運転をする。
この方針でいいだろう。
レベル12、たかし
種族:ヒューマン
職業:剣士
ランク:D
HP:92(71+21)
MP:115(46+69)
腕力:44(34+10)
脚力:43(33+10)
体力:94(41+12+41)
器用:51(39+12)
魔力:84(42+42)
武器:アイアンソード
防具:レザーアーマー(上)、スモールシールド
残りスキルポイント0
スキル:
ステータス操作
スキルリセット
加護付与
異世界言語
剣術レベル3
回避術レベル1
気配察知レベル2
MP強化レベル3
体力強化レベル2
魔力強化レベル2
肉体強化レベル3
火魔法レベル5 「ファイアーボール、ファイアーアロー、ファイアートルネード、ボルカニックフレイム、火魔法創造 “三本桜” “バーンアウト”」
水魔法レベル1 「ウォーターボール」
風魔法レベル1 「エアバースト」
治療魔法レベル1 「キュア」
空間魔法レベル2 「アイテムボックス、アイテムルーム」
MP消費量減少レベル2
MP回復速度強化レベル1
称号:
犬狩り
ホワイトタイガー討伐者
未達成のミッション:
ミッション(期間限定)
ゾルフ砦の防衛に加勢しよう。
報酬:スキルポイント20
ミッション
竜種を1頭討伐しよう。
報酬:スキルポイント20
今日はまだまだやることがある。
新しい武具の感触を確かめること。
MP関連のスキル取得を保留したので、その分のスキルポイントで風魔法を取得し、試し撃ち。
ミティに風魔法の指導。
アイテムバッグをミティに渡し、それの試運転。
ラーグ奴隷商会に行き、いくらかの借金の返済。
そして夕方に冒険者ギルドで護衛依頼の顔合わせだ。
今は昼前くらいだ。
どんどんやるべきことを消化していかないと。
昼ごはんのためにミティと合流するまでに、風魔法の取得と新武具の試験を終わらせておきたい。
ステータスを開く。
スキルポイントを10消費し、風魔法を取得する。
頭の中に風魔法のイメージが流れ込んでくる。
風魔法レベル1は、”エアバースト”。
空気の塊を発射する魔法だ。
空〇砲みたいな感じか。
あるいは、空気のハンマーと言ってもいい。
さっそく試し撃ちだ。
まずは何もないところへ撃とう。
心の中で詠唱を開始する。
火魔法創造で改良した魔法は難易度が高いので口に出して詠唱していた。
しかし、通常のレベル1の魔法ぐらいならば詠唱を口に出す必要性はあまりない。
詠唱が完了する。
右手で掌底を打ち出す。
「エアバースト!」
空気の塊が発射されたような感触があった。
発射先の草がざわざわと動いている。
空気は見えない。
イマイチ速さや形状が分からない。
ただ、草のざわめき具合からすると、破壊力はさほどなさそうだ。
直撃したとして、ハンマーで軽く殴るのと同じくらいの威力だろう。
人間相手なら、せいぜいよろける程度か。
打ちどころが良ければ(悪ければ)、気絶ぐらいはするかもしれない。
単純に攻撃魔法として見れば、ファイアーボールに見劣りする。
エアバーストはどういうときに役立ちそうか。
まず考えられるのは、不意打ちだ。
ファイアボールと違って見えないため、不意打ちの成功率が高まる。
しかし肝心の威力がこころもとない点は問題か。
味方の攻撃の援護をしたいときにも役立つだろう。
味方が放った矢や投石に向けて発動し、距離や威力を向上させるという使い方ができるかもしれない。
敵を殺さずに無力化したいときにも役立つ。
顔を狙えば昏倒させることができるかもしれないが、威力の調整を間違えれば死なせてしまう可能性もある。
胴体を狙い、よろけさせたり悶絶させたりといった使い方が有効かもしれない。
飛行型の魔物と遭遇したときにも役立つ可能性がある。
魔物のバランスを崩させて墜落させることができるかもしれない。
こうして考えると、総合的にはファイアボールに見劣りしているわけではなさそうだ。
実際に戦闘で試して検討が必要だ。
ファイティングドッグに試し撃ちをしよう。
少し歩いたところにファイティングドッグがいた。
心の中で詠唱を開始する。
指を閉じた状態で右手のひらを前方にかざし、魔法を発動させる。
「エアバースト!」
手のひらから空気の塊が発射される。
ファイティングドッグは攻撃を察知できないようだ。
避けるそぶりがない。
空気の弾がファイティングドッグに直撃した。
後方へ1メートルほど吹き飛んだ。
こうして見ると、なかなかの威力にも思える。
とはいえ、ファイティングドッグは比較的小型の魔物だ。
リトルベアなど、中型以上の魔物相手だとこうはいかないだろう。
しばらくすると、ファイティングドッグが起き上がりこちらへ向かってきた。
一定のダメージは負っているようだ。
しかし、フラフラの瀕死というレベルにはほど遠い。
まだまだ戦闘する気マンマンのようだ。
やはり威力は微妙か。
後ろに吹き飛んだ分、威力が殺されたのかもしれない。
戦闘を一時ストップし、態勢を立て直したいときには使えるか?
しかし、それならばそもそもファイアボールを使えば戦闘自体を終わらせることができる。
いや、クレイジーラビットの大群に襲われたときには使えるかもしれないな。
ファイアボールならば、先頭付近の数匹を倒せるだけだ。
エアバーストならば、先頭付近の数匹だけでなく、後方も多少巻き込んで吹き飛ばすことができるだろう。
そんなことを考えながら、再度詠唱を開始する。
向かってくるファイティングドッグへ魔法を発動する。
「エアバースト!」
犬が後ろへはじけ飛んでいく。
が、再度向かってくる。
再びエアバーストを発動する。
そんなことを何度か繰り返した。
それなりのダメージが蓄積しているようだが、倒れるまでには至らない。
結局、動きがにぶってきたところで近寄って剣で倒した。
やはり、低威力の打撃系ダメージではとどめを刺すのは難しいようだ。
致死性のダメージを与えるという点では、火魔法や剣での攻撃が勝る。
メインの攻撃手段は、今まで通り火魔法や剣がいいだろう。
エアバーストは、攻撃以外の場面で活路を見出したい。
もう少し犬狩りを続けよう。
エアバーストの練習をしつつ、新武具の感触も確かめていく。
新武具の感触は悪くない。
剣は、以前のものよりも少し長くなっている。
腕力のステータスが上昇しているため、長くても十分に扱える。
リーチが長くなった分、より安全に狩れるようになった。
防具は、以前のものよりも少し上等な革製のものだ。
動きに問題はない。
剣の取り回しに支障はないし、重さもさほどのものではない。
犬の攻撃をわざとくらうのは怖いので試してはいないが、以前のものより耐久性が向上しているはずだ。
数匹のファイティングドッグを狩った。
エアバーストも新武具も、問題なさそうだ。
さて、1人で済ませたい用事はこれで終わった。
まだ昼食には少し早いか。
しかしキリがいいし、ミティと合流して昼食をとるか。
残りの用事は、4つ残っている。
ミティに風魔法の指導。
アイテムバッグをミティに渡し、それの試運転。
ラーグ奴隷商会に行き、いくらかの借金の返済。
冒険者ギルドで護衛依頼の打ち合わせ。
今後の予定を立てる。
まず、北の練習場にいるミティと合流する。
北の練習場で、アイテムボックスに入れてある弁当を食べる。
その後、まずはミティに風魔法の指導を行い、さらにアイテムバッグの試運転をする。
この方針でいいだろう。
レベル12、たかし
種族:ヒューマン
職業:剣士
ランク:D
HP:92(71+21)
MP:115(46+69)
腕力:44(34+10)
脚力:43(33+10)
体力:94(41+12+41)
器用:51(39+12)
魔力:84(42+42)
武器:アイアンソード
防具:レザーアーマー(上)、スモールシールド
残りスキルポイント0
スキル:
ステータス操作
スキルリセット
加護付与
異世界言語
剣術レベル3
回避術レベル1
気配察知レベル2
MP強化レベル3
体力強化レベル2
魔力強化レベル2
肉体強化レベル3
火魔法レベル5 「ファイアーボール、ファイアーアロー、ファイアートルネード、ボルカニックフレイム、火魔法創造 “三本桜” “バーンアウト”」
水魔法レベル1 「ウォーターボール」
風魔法レベル1 「エアバースト」
治療魔法レベル1 「キュア」
空間魔法レベル2 「アイテムボックス、アイテムルーム」
MP消費量減少レベル2
MP回復速度強化レベル1
称号:
犬狩り
ホワイトタイガー討伐者
未達成のミッション:
ミッション(期間限定)
ゾルフ砦の防衛に加勢しよう。
報酬:スキルポイント20
ミッション
竜種を1頭討伐しよう。
報酬:スキルポイント20
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